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美咲ヲタと友達になった日のこと。そして唐突に頼んでみたこと

実は先日、作家になってから初めての「ゴリゴリの愛読者の人と友達になる」という経験をしたんだけど。

どのくらいの愛読レベルかといえば、書籍はコンプリートしてくれていて、有料noteもかなり読んでくれていて、グループLINEで「私は(美咲)ヲタクなので…」と言い出すくらいの人。

オタクの頭文字にナチュラルに「ヲ」を使うあたり、本当にヲタク精神がある方の人が自称しているヲタクだから、つまりかなりのマジモンだと思われる。

キッカケは、友人の結婚式だった。

席次表を見て私が参列していることに気づいた彼女が、帰り際に、私の元に駆け寄ってきてくれた。

そして、自分は「下田美咲」の読者であること、それもけっこうな愛読者であることを伝えてくれて、そして名刺を渡してくれたのだった。「家電アドバイザーの資格を持っているので、家電のことでお困りの時はいつでもご相談ください!!!」と。


実は、私は彼女が読者であることを以前から知っていた。

というのも彼女は女優さんで、私と同じ歳なんだけど10代の頃からの活動歴があって、私自身も13歳で芸能界に入っているため、同世代の同業者のことはだいたい把握しているっていうのもあったし、たしかなんだけど、JUNONか何かの芸能情報誌に掲載されているところを見たことがあった気がする。

彼女は双子で、当時は「奈津子・亜希子」の双子女優として活動していたのもあって、私は母と曾祖母が双子の家系に生まれて双子自体に親近感があったこともあり、「へえ、この人たち双子なんだ!」というようなことで印象に残っていて、それで、名前と顔は10代の頃から知っていた。

そんな彼女からの購読通知を、あるとき受け取っていて(有料noteが購読されるとメールで通知が届く仕組みになっているよ!その時にアカウント名やアイコン画像も表示されるんだ!)。

アカウント名がちゃんと「奈津子」で、アイコンの写真も本人の顔だったから、印象に残っていた。

というのも、同業者の人が購読をしてくれていることは多々あるのだけど、だいたいそういう事実は後に本人から教わって知ることが多く(そしてすごく衝撃を受ける、光栄すぎて)、奈津子ちゃんのように、ガッツリな活動名と顔写真のアイコンのアカウントで購読をしてくれる芸能関係者の人ってかなり少数派だから!!!

で、だから、「たしかこの人、双子のタレントさんの人だ。私のことを知ってくれてるのか。そして読んでくれてるのか…!」って思ったことがあって、そういう認識はしていた中で声をかけてくれたから、「うおおお、(読んでくれてることは)知ってました」と思ったし、でも思った以上に読んでくれていて(書籍をコンプリートまでしてくれているとは!!)、かつ、話しかけてきてくれた時に醸しでているものからして、けっこう本当にすごく私のことを好きそうで(読者であることとファンであることはイコールではないため、読んでいることは知っていたけどファンであることは知らなかった)。

そんな中で、その日の私は結婚式とケツカッチンでテレビ収録の予定も入っていたため、かなり急いでいて、ほとんど話せないまま、「あ、そうなの?!!それはありがとう!!!では!!」くらいの感じで去ることになってしまったから、同業者だし、(同じ結婚式に参列している=)共通の友人もいるわけだし、また別の機会にちゃんと会うタイミングを作りたいなと思っていて。

それで、本当に唐突なんだけど、

先日家に呼んだんだよね。


結婚式以来のご対面が、私の家。笑

なお、芸能界にいる人の人間性もピンキリすぎるから、同業者=安心してすぐに自宅に呼べるってわけではないんだけど、会った時の印象とか、その後やり取りした時の圧倒的に真面目で律儀な文面とかもろもろで、彼女なら、家に呼んだことを後に私が後悔するような展開は何一つとして起こらないだろう、と思ってのお誘いだったよ。


でね、唐突に家に呼ばれた彼女の方も緊張はしたと思うんだけど、私も私で、気がかりなことは多々あって。

かつて、顔ファンとか動画ファンの人と繋がって結果的に仲間となって活動するってことは何度かあったから、ファンと会うこと自体は初めてではなかったんだけど、長年がっつりと文章を読んでいるような、「作家・下田美咲」のファンの人とプライベートで会うっていう経験はしたことがなかったから。

文章を気に入ってくれている人にとって、実際の私ってどういう印象になるんだろうか…と。

文章って物理的に時間をかけて紡いでるし、さらに丁寧な推敲も重ねているし、って意味で、実際のトークは精度の点では文章に劣るだろうし。

夢を壊してしまわないだろうか。
変に会わない方が好きでいてもらえるのでは。
ガッカリさせないかな、大丈夫かな。

そういうような懸念は色々とあった。

だけど、自分ごとに置き換えて考えると、あの日あの時ああいう風に話しかけることには勇気が必要だっただろうなぁと思うし、せっかく勇気をかき集めて話しかけてくれたんだからその成果となるような出来事を渡してあげたいところだよなぁーとか、もし私が逆の立場だったらどんな展開が胸アツかとか、

私自身のこれまでの人生にもそういう胸アツ展開っていくつもあって、それは人生の支えになるような大きな経験になったし、

それに私にとっても、愛読者の人からの生の『美咲のココが好き!!!』的な話を聞ける機会は、勇気や自信をもらえる時間になるだろうし、

ってことで、ちょうど共通の知人友人が複数人集まるホームパーティーの予定があったから、そこに誘ってみたんだよね!!

で、そしたら来てくれて。

しかも一番最初に到着してくれたから(さぞ緊張したことだろう。笑)、二人で話せた時間もあったし、その後もガッツリ7時間くらい一緒に過ごせたんだけどね、そんな奈津子ちゃんにね、

「下田美咲と生で会ってみた結果レポート」を書いてもらったんだよね。

私の希望で(^-^)

というのも、ちょうどその翌日くらいにひらめいた企画が自分の中にあって、それを実践するにあたって、「生で会った時の下田美咲の良さ」に自信を持てる根拠が欲しいという事情があって(^-^)

つまりのこと、ビジネス論4プロジェクトの一貫でもあるんだけど、人生のギアを上げていくための考え事を色々としていたら、「…そうだ、奈津子ちゃんに聞いてみたらよいかも…!!!」って思ったんだよね。

奈津子ちゃんなら、仕事で文章も書くこともある様子だったから、わかりやすく言語化してくれそうだし。それに、会った結果としてガッカリはしてなさそうだったし。

どんな質問だよって感じではあるだろうけど、答えにめちゃくちゃ困ることはない気がする…

よし、聞こう。
協力してもらおう。

私だったら、憧れの人とお近づきになれた場合に、何か頼み事をされたら嬉しいし。そのほうが仲良くなれて楽しいし。よし、だから聞こう。

ってことで、こんなLINEを送ってみたんだよね。

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