見出し画像

モラハラで悩まない自分になるための考え方を、ぜひ手に入れてください

昨今、モラハラにまつわる投稿がよくバズっているのを見かける。

それは主に、「モラハラ夫」だったり「モラハラな彼」をパートナーに持つ女性による、「私はこんな酷いモラハラを受けた!」「うちの男はこんな風に酷い!」という角度からの投稿で、それに対して「わかる、うちもそう!」「ほんとモラハラ男って最低!」などと共感を示す女性たちが集まることでバズが生まれていく…という構造なのだけど、そういった投稿を見かけるたびに私が思うのが、

「こんなところで鬱憤を晴らしてないで、その場で、面と向かって、相手にツッコミを入れればいいのに…」

「陰で悪口を言うんじゃなくて、ちゃんと本人に向かって斬れば、相手が変わっていくのに…」

「言われた側がこんな風に耐えるからこそ、モラハラじみた出来事になってしまうのであって、その場で言い返せば、モラハラとして機能しないのに」

というようなことで、一言で言うと「もしもこの立場に立っているのが私だったら、モラハラにならないのに」ってことだった。

もしも私が、このバズ投稿で取り上げられている男性のパートナーだったとして、私なら、こんな風にモラハラを受けない。モラハラとして受け取らず、ちゃんと言い返して、全く違う出来事に持っていく。

私から見て、世の多くのモラハラ問題は、モラハラをされたと感じている側のコミュ力の低さが真の原因であることがすごく多い。

というか、コミュニケーションをサボりすぎ。
ムッとして、黙って、腹に溜めておしまいにしちゃっていて、相手と向き合う気概がなさすぎる。

どうかと思ったならその場でそう言うべきで、そうではなくこうしてほしいと思ったならそれは伝えてあげるべきで、価値観や感受性って人それぞれだから、自分の気持ちなんて1から100まで伝えないと伝わらないことがほとんどなんだから。

パートナーからのモラハラに悩む女性(時に男性)は、「察してちゃん」が多すぎる。自分の価値観や感受性を理解されるための努力や工夫を何一つしてない。説明を怠りすぎ。そんなんじゃ誰の隣でも幸せになれない。

誰かと寄り添い合いながら幸せになりたいのなら、モラハラには陰で嘆くのではなく、その場で、言い返すべきだ。適切に言い返す能力が、運命の分かれ道になる。

以前、男児を育てる母としての視点で、モラハラについて語ったことがあった。

その中で、こんなことを書いた。

私が解析するに、多くのモラハラには深い意味がない。モラハラ的言動をしている男性の多くは、わりと何となくそういう言い回しを選んでいるだけで、「こいつをこの言葉でグサグサにブッ刺して傷つけてやろう!」なんて意図がないように見える。そんなつもりではない言葉で、妻を傷つけ、妻から嫌われている。哀れすぎる…!!

男性側は何の気なしに口走っていることが、言われた側の女性にとって大きなストレスとなり、夫婦仲に致命傷となるような傷がつき、関係が修復不能なものとなり、離婚に至る…というような例を複数見かける中で、私はこう思った。

つまりのこと、すれ違いが起きているんだよな、と。さほど傷つけるつもりはない男と、でもそんな男の言動にめっちゃ傷つく女、というすれ違いが!!

傷つけるつもりで放った言葉で傷つけるならともかく、そんなつもりがない何となくの言動で相手を傷つけて、まさかの嫌われ方をしている男、既婚者業界に絶対にめちゃ多い!!!

で、そんなモラハラの背景を踏まえて、「そのモラハラ、私だったらこう処理する!!」っていうモラハラ用例集を作ろうかと。

読者のみんなからモラハラエピソードを集め、"あるあるなモラハラ"に対して「下田美咲だったら具体的にどう言い返すか」っていう回答例をまとめた読み物を作ろうかと、そういうのがあれば、読者のみんながモラハラを受けない力を持つことに繋がって、「察してちゃん」を卒業できる女性が増えて良さそうだなぁ…って考えたことが、今回の企画の当初の始まりだった。そう、当初の。

しかし、いざ企画始動のために「あなたが受けたモラハラエピソードを教えてください」と募集をかけたところ…

集まってきたエピソードを読み、私は頭を抱えた。

え、待って、これをモラハラだと思ってるの…?って。

寄せられたエピソードの大半が、私がイメージしていたモラハラとはだいぶ違っていた。よくバズっている感じの"夫のモラハラ発言"を私はイメージしていたけど、そういうのではない、「え、これはモラハラって定義するべきじゃないよ?!」「このレベルのことをモラハラとして処理するのは危険だよ?!」って。

で、「これ、用例集のシェアだけで解決する問題じゃないな」と。


ということで、私は今回「モラハラ大全」を書き上げることにしました。

元々は、これを作ろうかと思ってたけど、それはやめて!
これを作ることに!!!

そもそも「モラハラ」とは何なのか。その定義の説明から。そして、モラハラからはみ出るような問題に対しては、どう考え、どう対応するべきなのか。

「モラハラ問題」について悩む全ての人が、幸せに向かうための目から鱗を落とせる読み物を目指して。

被害者になりがち・そんな自分に甘んじがちな人には、これをバイブルにしてほしい。そして、ここからは人生のフェーズを変えていこう。今までの自分とは違う考え方を持って、目の前の、理不尽な現実を適切に斬って進んでいけるようになろう。その手助けとなる読み物を、私が作ります。

専門家がどう定義をしているかとか、世の中的にはどうかとかは、全くもって重要ではなく、どうでもいいことだと思っていて。

ただ、「モラハラ問題で不幸にならないための考え方を手に入れることに大きな価値がある、私はそれを提供することを目指す」と考えて、今回のマガジンを書き進めていきます。

あなたがこの先、モラハラで悩まない自分を手に入れることの手助けができますように、と願いながら。私は書きます。ぜひ、読むことを選んでください。

ここから先は

0字

気になる投稿が2つ以上ある場合は、マガジンでの購読がお得になると思います!

無料コンテンツを書くと嫌がらせが増えるため、有料にして読める人を限定することで嫌がらせや炎上を避けつつ、発信できることを増やしています! …

1本以上の記事を読むならば、定期購読の方が断然お得です。1ヶ月だけでも、ぜひマガジン購読を♡

2016年11月1日に結婚しました。2017年9月13日に出産しました。2019年8月に夫に退職してもらい、新生活を始めました。2021年…

いつもサポートありがとう!すごいことだなぁとキュンとしてます。大切に使うね。そうして感じたことを、また書くね。