【選ばれる人の話し方】選ばれる人は、コミュニケーションをしていない。
いきなり縁起でもないですが、最近「何が起こるかわからないよな」と、肌で感じ、これまで出さなかったものを、恥ずかしげもなく出していこうという思考になってます。
今回はその第1弾。以下は5年前に僕の3冊目の本『面接で泣いていた落ちこぼれ就活生が半年でテレビの女子アナに内定した理由』の第1章として書いたものです。タイトルからすると就活本のように見えてしまいますが、もともとはコミュニケーション術の本として企画されていて仮タイトルは『選ばれる人の話し方』でした。まあ色々あって直前に就活本っぽいタイトルに変更、それに伴い内容も変わりました。今回ここでは、その変わる前を大公開。就活や転職活動はもちろん、仕事や日常で“選ばれる”人になるための、会話におけるとても重要な“発想の転換”が書かれています。
「選ばれる話し方をしている人は、コミュニケーションをしていない」。今はよくわからないかもしれませんが、その真意は以下からどうぞ。
●本当に選ばれる人は、単なる聞き上手の人ではない
話し方の本の多くは、実は、話の聞き方をメインに解説したものになっています。確かに、うまく相手から話を聞くことができれば、相手を気持ちよくさせることもできますし、基本的なコミュニケーションは成立します。
しかし、この本が目的とする“相手に選ばれる”という目的を達成するためには、聞くだけではなく、自分からする話が、きちんと人を惹きつける必要があります。
相手の話をただ聞くだけでは、“いい人”にはなれますが“選ばれる人”にはなりません。
僕は20代のある時期、ホストをしていました。そういう仕事をしているとホストはもちろん、キャバクラ嬢の友だちも増えていきます。
彼らを見ていて、売れるホストと売れるキャバクラ嬢は真逆であることがわかったのです。
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