ハンバーガーをパンっていう人
村上春樹『パン屋再襲撃』を読んだ。
不甲斐なさが通底してる感じが好きです。
1回目が未遂に終わって2回目は深夜だからパン屋あいてない、だから妥協してマクドナルドを襲撃する。「ビックマック30個テイクアウトで」
深夜に二人で食い物探したり、冷蔵庫を2人で開けたり閉めたり、もう一回開けてももちろん食べ物はないままだった、みたいなところはコントめいたものを感じました。
深夜に襲撃するパン屋が開いて無いから、マクドナルドでいいか。みたいな場当たり的というか、ありあわせ感が出ててよか