スキャンとプリントが楽しい imacon flextightを使う
はじめに
これはアーカイブ記事です。すでにFlextightは売却済みですので質問等にはお答えできません。あしからず。
メインのスキャナーをFlextightに変えてから少しなれてきたので、日記程度に。。。
暗室に行くのが億劫なのを誤魔化す為に導入した機材ですが、結構実用的です。
なにより色乗りが良い。暗室経験がそこまでないのではっきりとは分かりませんが、どの紙にも似ていない発色をします。開発当時のものに似ているのかな?
最近は殆どの作品をこのスキャナーで作ったデータで管理しています。
35mmフィルムから4x5までそこそこの画質で取り込めるので楽しいです。
ピントが合っている気持ちよさもありますが、RAWデータがかなり素直なのがお気に入りポイント。
ソフトウェアはFlexColorという古いソフトで、ソフト内現像だとどうしても少しおバカな色になる傾向があります。(スキャナーの劣化が相まって残念な感じに。)
グレー取れればいいんですが、スタジオでもないのでなかなかそこまで面倒を見れません。
たまに、ソフト内でも十分綺麗なデータになることがあり、そのときはそれでOKとしています。(後で少し色弄れば良い。)
が、半分以上は思ったような色になりません。これには数カ月間悩んでいたのですが、大抵は3Fファイル(RAWファイル)をtifとしてLrで開き、Negative Lab Proの力を借りて大変綺麗に変換できることが分かりました。
個人的にはこの緑↓が不思議で好き。絵みたいな色だと思います。
フィルムごとの特徴も結構しっかり拾える印象です。
という感じで、内容の中身はないですが。
この時代のFlextightのデータはめちゃくちゃレンジが狭く、少しでも過露光だとネガを救えません。暗室だと問題ないレベルでもです。
ポジ原稿のデジタル化が主な用途だったでしょうから、ネガのことまでは考慮していないという感じでしょうか。
先日電源が故障しましたが、代替のものがすぐに見つかりました。イギリスから一週間程度で到着。さんこうまでに。
他の故障としてはソレノイドの劣化が多いようです。国内外数例見ています。たまに電源が入らないのはそこかなー。
プリント時はできるだけ暗室作業に近い感覚を保持したいため、キヤノン純正のプラグインPrint Studio Proを使用し、テストピースを挟んでからプリントしています。おおよそ、思ったとおりの色で出ています。
印刷時の設定をメモしておけるので良いルーティンになっています。僕自身色感覚が一般の方に比べて弱いので、助かってもいます。
高演色LEDのもとで色彩を確認し、
プリント。
明るい暗室というかんじです。
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