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バルナックライカの特異点。Leica3g

【あまり使わないので手放しました。】

少し面白いカメラを手に入れたので記録として綴ります。

「ライカ」が生まれた後、戦時を経てバルナック型のカメラは長いことラインナップされていました。

1954年M3というエポックメイキングな製品がライツから発表され、メインストリームはM型ライカへ写っていきますが、そんな時代でも根気よくバルナック型のカメラが販売され続けました。その時代のカメラがこのライカ3g ⅲgです。1957年頃から販売。

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一般的には非常に人気のないライカでして、バルナック型から除名処分を受けているような記事を見かけることも笑。

先日お店を眺めていたら安いものが店頭に。かんたんに動作確認。すこし違和感のある部分はありましたが、私でも対処ができそうな不良だったので購入しました。相場の半分以下でした。嬉しい。

確かに歴代のバルナックライカと比べると特異な見た目ですが、実際手にしてみると意外と良い印象を受けます。

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デザインも比較的現代的。部品の精度もかなり高くなっており、いわゆるバルナックライカ感は薄いのですが、これはこれでいい感じ。

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大きなファインダー、ブライトフレームを備え、M3を彷彿とさせるデザイン。SBOOIも不要。実に実用的なバルナックライカです。

覗くと50、90ミリが表示されています。90ミリを表示していると言うのはLマウント機らしいですね。他のバルナックには無かったと思う。望遠が好きな方には良いかもしれません。

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裏蓋にはM3以降ついているフィルムのメモみたいなやつがついています。一気に印象が変わります。

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シリアルナンバーもM3より後。840000台。シャッタースピードセレクターの質感も前期型M3と一緒。

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撮れる写真はまあ、普通のライカと一緒なので割愛しますが、少しでも荷物を減らしたい。M型だと重いけど、バルナックなら。というときに活躍してくれそうな少し面白いスパイスとなりそうです。

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