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はじめての奄美大島にて生き物の観察

奄美大島にて、生き物の観察する機会を得た。
まったく勝手のわからない島だったので、終始案内してもらうことに。

いつものpeach

飛行機から美しいサンゴ礁が見える。

奄美大島は思っているより大きな島だった。コンビニや大きな商店が多く短距離移動での生活面では不便しないが、南北に長いためうまく行動しないと苦労する印象。行ったことはないが沖縄本島もこんな感じだろう。

今回のメインはクワガタ目当てであったが、奄美自体全てが初見のため、なんでもうれしい。7月に入っていたのでひどく熱く、道路を歩くだけでふらふらとする。

空港の近く笠利にはサトウキビ畑が広がり、開けた印象。石垣や西表の雰囲気にも少し似ている気がした。

サトウキビがたくさん。

ただ人間の手が入り過ぎているエリアなので生き物面では面白さに欠ける。カメラもあまりの暑さと湿度で結露してしまい、シャッターを切れない時間が続き不快。

いわゆる観光地に相当する場所を少し眺めたあと、友人と合流。本格的に生き物を狙う。

日が落ち、生き物がだんだんと見えてきた。

南の島あるあるのアカショウビンは早くも登場。

オットンガエル
アマミハナサキガエル(だった気がする)
有名なアマミイシカワガエル

カエルらも満遍なく観察でき、ラッキーだった。道路の水たまりの中央に鎮座している個体も多く、ロードキルに注意。

アマミサソリモドキ。八丈島ではおなじみだが、本拠地奄美で見られたのがよかった。
柑橘系の植物の樹液にくるノコギリクワガタとオガサワラゴキブリ。

アマミノクロウサギ。丸っこい背格好で居るエリアではよく見かける。ただ、警戒心には個体差あり。

基本的に樹液に寄っているクワガタは少なめで、ノコギリクワガタの個体数を見たい場合はトラップが必須であろう。とはいえ、ヒラタクワガタは飛翔しないのか近所に居るものが歩いてきて偶然寄っている感じ。土地勘、御神木が無い場合は数と運だろう。色々な場所で放置トラップをいくつか確認したので規制も時間の問題か。

ライトトラップは場所が決めきれず行わず。
宿などの照明にはアマミヒラタクワガタが多い、スジブトヒラタは見かけなかった。

ヒラタ二種には少しシーズンのズレがあるようで、大外しすると厳しいらしい。

金粉の降るアマミノコギリクワガタ。20匹に1体くらいの確率で交じる印象。ただ、金粉の具合はランダム。このくらいの金粉で70超えだと嬉しかったな。

上と同一個体。アマミノコギリクワガタのエリトラには筋が入る。本土ノコに比べつやつやしている。
72ミリのノコギリクワガタ。大型個体が多いのが奄美の特徴。

72となれば伊豆「大島」では大満足の程度だが、奄美「大島」では大きめの並だという。何食ってこんな大きくなるんだ。

柑橘に寄るノコギリクワガタ。

アマミコクワガタとアマミシカクワガタを見られなかったのは残念。(サイズ的にそれっぽいのは見かけたが、木のめくれに消えていった。。。)

サンゴ帯ならではの景色。空港に降り立つ飛行機を見て。
奄美の鶏飯(けいはん)
天然記念物になっているちいさいマングローブの群落。
名瀬の湾内を望む。
かわいいいで立ち。

今回は、帰りはフェリーで行ってみることとした。奄美名瀬→鹿児島港。途中喜界島に寄るらしい。

古めかしい印象のターミナル。クーラーはある程度効いていて不快ではない。
桜島の噴火情報のローカルニュース
硬券で印象の良いチケット。もちろん乗船下船で回収されるので手元には残らない。
奄美から九州へのフェリーは多分2種類あり、この日はこのAライン。
デフォルトでマット付き。これはいい。

22:15ごろ、喜界島の景色。以前どこかで会った人が喜界に土地を持っていて色々と話してくれた。詳細を忘れてしまったが。

鹿児島についたあと、九州旅行もしたけれど、それはまた別のお話。

船からみる、桜島。

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