Leica Qと見る世界
【一年程度使用し売却しました。】
Leica Qを買いました。かっこいい!
2021年現在、僕のような学生でもギリギリ手が出る価格帯のカメラの一つだと思いますので、参考になればと思います。
なぜQを買ったのか。
M9を使い、デジタルライカの魅力にハマったのがことの発端でした。デジタルカメラにそこまでの楽しさを求めていませんでしたが、M9というカメラの楽しいのなんの。
M9で28mmのレンズを使っていることも多いですが、夜とかに使うとなるとM9は高感度耐性が微妙でしてスナップ用としては失敗率が高い。ISO800くらいからノイズまみれになってしまうのでフィルムかい!っていう感じ。その穴埋めカメラを探していました。以前の記事参照。(AFと高感度撮影が効くカメラが欲しい。)
M9も悪くは無いのですが、かゆいところには手が届かない感じ。もう少し止まってほしかったのにな。ピント来てほしかったなと言うのが多い。
Leica QはM10と同じセンサーとのこと。M10と同じだったらもう少し高感度耐えますし、信頼もできそうです。M9との二台持ちしてもテンポが崩れなさそうな気がしたので購入を決めました。
買ってみてどうか
かなり正直に言います。が、デメリットばかり並べる感じではないのでご安心を。
まず質感。お店とかで触っていると高いカメラ!!という感じがするのですが、お家で触ると微妙な感じがします笑。なんか安っぽいです。当時定価出した人はがっかりした人も多いんじゃないかなと。良く言うとライカらしからぬ軽快さ。
ちょっと古いカメラかなと思いました。特段なにか良い点もなく、普通。2015年発売というのも納得。熟した技術を上手くまとめた感じがします。
昼間の光ではとても美しく、ズミルックス28/1.7の描写も感動モノ。フルサイズセンサーのボケ感も相まり最高ですが…。
昼間、オートで撮ると5.6辺りを好んで選択してくる印象でしてカメラまかせのスナップでは少し心配なシーンがあります。感度を上げたとしてもそれなりに絞りを開けないといけません。フルサイズなので深度も浅くピントを外すことも。
絞りは極力絵を想像しながら手動で設定しておいたほうがいくらか楽しく撮れる印象です。
マニュアルで操作できる部分が多いのが救い。大きなピントリングがあるのは良いですね。
マクロモードが付いているのも個人的には嬉しい機能。ちょっとした時に結構寄れる気持ちよさ。ライカではなかなか体験できることでは無いので面白いです。
やはりデジタル時代のレンズ。とても写りが良いです。今の時代どんなレンズもそこそこキレイに写りますが、このズミルックス、皮一枚くらいは剥けています。さすがライカの名を冠したカメラです。
トリミングしても画質感、線の細さがある程度残るので、少し削るくらいは抵抗なく出来ます。
夜の使用感について。今のデジカメでは当たり前ですが、暗い場所でのAFが良く効きます。ライブビューで人間の視力以上に見える。M型では出来ない芸当ですからコレは助かります。
総評のようなもの。
つかってみて思ったことはかなり丁寧に纏まっているカメラだなと思いました。粗はもちろん有るのですが、後継機Q2で少しずつ改善しているので今後のシリーズにも期待です。
詳しい身体性はまだよく分かりません。しばらく使い込んでもう少し理解を深めていこうと思います。
買うまでの迷いはこちら。↓
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