暖簾に腕押し
私は1年に2、3回母親の職場に行く。
家族や親戚、病院の先生以外の大人と話すとてもいい機会だと感じている。ちなみに給食の余りを貰えるから美味しいし周りの大人が私の病気を理解してくれているのでとても居心地の良い素敵な時間だ。
そして今日のnoteはその職場のチーフの娘さんの話だ。仮名で話すので娘さんをAさん、チーフをNさんとして話を始めます。
Aさんのステータスはこうだ。ここら辺では知らない人はいないような頭の良くない私立高校の1年生だった。
Nさんは、今年の3月に夫と離婚娘の親権は向こうに譲り息子の親権は自分がとった。
離婚の原因は伏せるが夫に原因があるのは確かだ。Nさんは息子と実家に戻り、Aさんは父親と2人で一軒家で暮らし始めた。最初の方はAさんは自由になってとても楽しかったという、が父親が放任すぎて自分の相手をしてくれず病んだ。そしてAさんがのめり込んだのはネットゲーム。学校にも行かなくなった。ゲームで出会った男性とお付き合いを始めた。
父親に彼女が出来た。どんどん自分の居場所がなくなっていく簡潔に言うと病んだ。Nさんに毎日死にたいのLINE、ベルトで首吊り、OD、リストカットどんどんAさんは傷ついていった。
ついに私御用達の心療内科に通い始めた。母親にも原因があった。Nさんが彼氏と居たいがために娘を追い出し彼氏の家に泊めさせたりした。どんどん傷ついていくAさんを見ると昔の自分のようで辛くなった(うちの母親は見捨てたりとかしないけどね)
そして、心療内科でも思春期外来を勧められた。私は思春期終わりかけで行き始めたのでそういうことは無かった。実は思春期外来には最初予約していたことが判明、めんどくさいからという理由で予約をキャンセルするという謎なことをしていた。どうしてだろう、セカンドオピニオンは大切なのにめんどくさいという理由で娘を突き放し彼氏に任せっきりにするのはどうなんだろう。私とお母さんは意味がわからないと愚痴った。
きっと思春期外来を勧められたってことは先生の専門(うつ病)ではなく手に負えなかったのではないかと感じている。
そして高校は転学した。私はあまりおすすめはしない某通信制高校だ。専門分野を学べるところらしく美容に興味があったためNさんが調べてそこに決めたようだ。その点も理解できなかった。
まず私は自分の通う学校なのだから自分で調べるのが筋なのでは?という点、家から学校まで2時間くらいかかる点、そして専門分野は専門学校で学んだ方がいいのではないかという点だ。
今の精神力ではとてもじゃないけど通えるとは思わない。西武新宿線は人身事故が多いし、とても混むということを実際にそこの管区で働いていた私の兄が言っていた。
Nさんは1他人の意見に耳を傾けるようなタイプでは無いのでなんとも言えないが、、、
きっと通えると思っているのだろう。
娘が病んでいたら支えてあげたいという雰囲気を感じ取ることがNさんからは感じられなかった。
せめて母親だけでも味方になって欲しい。もっと他の人の意見を聞いて欲しい。これは私のエゴだが…
通信に過度な期待を寄せるのはやめよう
まあいいところもあるんですけどね。
以上、呼んでくれてありがとうございました。