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Ankeyで「宇宙打+」(ソラウチプラス)β版を公開してみた話
Ankeyさんにて「宇宙打+」(ソラウチプラス)のβ版を公開しました。
「宇宙打+」は初代「宇宙打」をバージョンアップしたものとして開発中で、用語および用語解説を最新化しています。
今回はその中から少し長めで難しめの用語を抜粋して搭載してみました。
なぜβ版?
以前こちら↓の記事の「常に進化を続ける開発」という章でも紹介させて頂いたのですが、宇宙打では開発スタイルとしてアジャイルを採用しています。
完璧なものを最初から目指すのではなく、まずは課題に対応する最小限の機能(MVP)を作り上げることを意識しています。
この思想からしたときに、「そもそもUnityでガッツリ作り上げなくても、既存のプラットフォームに乗っかってライトに公開するのがよいのでは?」と思い至りました。
そこで、まずは最低限必要な用語と用語解説の収集(作成)のみに全力を注ぎ、それが出来た段階で既存のプラットフォームに流し込んでβ版として公開して反応を見てみよう、と考えました。
なぜAnkey?
Ankey(アンキー)は無料タイピング練習サービスで、自分や他のユーザーが作成した問題を、楽しくタイピングゲームでプレイすることができます。
キーボードのKey(キー)と暗記(あんき)と答えのAnswer(アンサー)を掛けてるわけですね。
ネーミングもとてもおしゃれで素敵です!
私がAnkeyにほれ込んだ理由は主に以下の3つです。
自作問題を公開出来る
機能性が必要十分
動作が軽量
自作問題を公開できる
まずは何と言ってもこれです。
Ankeyではtsv形式で問題文、タイピング文、説明などを記載してインポートすることで、自作の問題を作成・公開することができます。
もちろん直接画面に入力して設定することも可能です。
自作問題を作成することが可能なタイピングプラットフォームは世の中にいくつかあるのですが、Ankeyはその中でもユーザビリティに優れており、分かりやすい操作性だったため、とても簡単に自作問題を作成することが出来ました。
機能性が必要十分
次に機能性です。
Ankeyでは以下のような機能が標準で備わっていました。
キーボード表示
スコア計算
苦手キーの表示
ランキングの表示
実はこれらの機能をひとつひとつ分解してUnityで開発することは結構大変で、現在公開している宇宙打でも一部実現できていません。
これらの機能がきちんと備わっているところは安心感にも繋がりました。
動作が軽量
AnkeyはWebページにアクセスしてすぐに遊ぶことができます。
動作も非常に軽量で、タイピングゲームにはぴったりです。
Unity/WebGL版の宇宙打はロードにやや時間がかかり、動作も少しもっさりしており、改善が必要だと常々思っていました。
それに比べるととても快適に遊べる環境になっています。
つまり、前述のアジャイル的に開発・公開するのに最適なプラットフォームだったわけです。
「初代」もしれっと公開
実はこれに先駆けて、「初代」をそのままAnkeyに換装したものも公開しています。
こちらは、現在Unity/WebGL版で公開しているものとまったく同じ用語を搭載してあります。
「宇宙打+」β版と、初代「宇宙打」の2つについて、それぞれAnkeyを通じて遊んでいただけると大変嬉しいです!
引き続き宇宙打をよろしくお願いします。