シミタカ

埼玉都民です。

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最近の記事

【AgileJapan2024】及川さんの講演を聞いて「よし、もう一度プロダクトづくりをやってみよう」と決心した話

Agile Japan 2024に参加してきました! 「参加してきました!」って勢いで書いたんですが、正確に言うとこれを書いているのは2024/11/22の早朝なので、まだこの後もDay2があります。 ただ、Day1で既に思うところがあったので思いの丈を書こうと思います。 結論を先に言うと、及川さんの講演を聞いてプロダクトに対する情熱がむくむくと湧いてきて「もう一度プロダクトづくりをやってみよう」と決意した、という話です。 Keynote 基調講演「生成AI時代における

    • 対話のしかたを見直すことで「マサカリ投げられた!」が減らせるかも

      「マサカリを投げる」という言葉があります。主にIT業界や学術界などで使われる言葉で、生成AIに聞いてみるとこんな感じでした。 なお、マサカリの起源についてはこちらを参考にさせていただきました。めちゃ詳しい。 良いことなのか?「マサカリを投げる」のは良いことなのでしょうか? まず、技術的・学術的な観点からの「鋭い指摘」は歓迎されるべきことです。フィードバックによる仮説検証は科学の根本です。実際、マサカリを投げられたことによって気付きを得た、というパターンもあるので、「マサ

      • 既存の凝り固まったマネジメントスタイルの方にデータサイエンスの不確実性を理解(わか)ってもらうためには

        先日大学でデータサイエンス関連の講義をした際に、タイトルのような質問を頂きました。 その時は咄嗟に答えが出てこなかったのですが、その後思考を巡らせてみて「こういうことかな」と思ったので、ちょっとそれを書いてみようと思います。 「既存の凝り固まったマネジメントスタイル」とはまずは共通認識を持つために「既存の凝り固まったマネジメントスタイル」について考えてみましょう。 私が考える「既存の凝り固まったマネジメントスタイル」は、 計画ドリブン 予実管理と評価 コマンド&コン

        • 職場に潜む妖怪の蒐集 note版

          はじめにこのnoteは、先日公開した「職場に潜む妖怪の蒐集」というスライドについて言葉やリンクを補足して解説してみたものです。 経緯私の立場 私は立場上、所属している企業の課題に日々向き合っています。また、その流れで過去所属していた会社や他の大企業・老舗企業・製造業の会社などの課題にも向き合っています。 "向き合う"といってもやっていることはかなり地味で、悩みや課題を持っている人のお話を聞くといったことから始まり、そのような課題を具体化したり抽象化したりしながら、少しず

        • 【AgileJapan2024】及川さんの講演を聞いて「よし、もう一度プロダクトづくりをやってみよう」と決心した話

        • 対話のしかたを見直すことで「マサカリ投げられた!」が減らせるかも

        • 既存の凝り固まったマネジメントスタイルの方にデータサイエンスの不確実性を理解(わか)ってもらうためには

        • 職場に潜む妖怪の蒐集 note版

          製造業アジャイルについて対話を重ねたスクラムフェス三河2024

          スクラムフェス三河2024にリアル参加してきました。 新幹線が通っている豊橋駅から徒歩10分程度のemCAMPUS STUDIOという綺麗な施設で開催され、関東在住の人間としても参加しやすかったです。 三河は製造業アジャイルの聖地と呼ばれているそうで、スポンサー企業さんを見ても分かる通り、製造業関連の企業の参加が多かったです。 そのため、登壇内容やセッション合間も「製造業あるある」の話をすることが多かったので、そのあたりを中心に感じたことを添えてまとめブログを書きます。

          製造業アジャイルについて対話を重ねたスクラムフェス三河2024

          サッカーのワンプレーを見て「こんな時になんて声をかけるか」(あるいは声をかけないか)をイメトレしてコーチング力を鍛える

          はじめに私はサッカー(フットボール)を観るのが好きなのですが、常々サッカーはビジネスにも通じるものがあるよなぁ、と感じていました。いまビジネスにおいてIT・ソフトウェア関連のコーチングを学んでいるのですが、そこにも通じる考え方があると思っています。 最近では、仲山進也さんの書籍『アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方 ~カオスな環境に強い「頭の良さ」とは』に大変感銘を受けました。 そんな中で、先日見に行った国立競技場でのFC町田ゼルビアvs浦和レッズの試合で少し考えてみたいプ

          サッカーのワンプレーを見て「こんな時になんて声をかけるか」(あるいは声をかけないか)をイメトレしてコーチング力を鍛える

          技術本の校正作業が大変だったけど実に面白かった話

          実践マーケティングデータサイエンスは執筆開始から発売に漕ぎづけるまで、1年半かかりました。一般的に書籍がどのぐらいで刊行されるのかよく知らないのですが、まあまあ長い方なのではと思ってます。 時間がかかった理由のひとつが校正作業です。 表記ゆれまず表記揺れには相当苦しみました。このあたりはnoteに以前記載したので、そちらを参照ください。 私は結構細かいところが気になるタイプなので、パラメータかパラメーターか、みたいなところも気になりました。そこは話すと長くなるので、こちら

          技術本の校正作業が大変だったけど実に面白かった話

          【宇宙開発の報道】H3ロケット試験機1号機~3号機の社説に見る"失敗を許さない雰囲気"【事例研究】

          日本の宇宙開発と報道について日本の宇宙開発と報道については昔から関心があったのですが、ここ1~2年で様々な事例が増えてきたように思います。 今日は特にH3ロケットについて整理しようと思います。 と言っても、備忘録的にXで呟いていたので、それを整理するだけです。 自分のスタンス私はもともと宇宙開発の現場にいたのですが、今は一線から離れています。これはいくつか理由があるのですが、そのうちの理由のひとつが、日本の宇宙開発を少し俯瞰的に見てみたい、と思ったからです。 ですので、

          【宇宙開発の報道】H3ロケット試験機1号機~3号機の社説に見る"失敗を許さない雰囲気"【事例研究】

          Udemyでデータ分析プロジェクトマネジメントの講座を作って公開してみた

          オンライン学習プラットフォームの「Udemy」(ユーデミー)で初めて講座(コース)を公開してみました。 講座を作ろうと決意をしてからの2か月間をふりかえってみたいと思います。 Udemyとの出会い私がUdemyを知ったのは2017年です。 当時私は新規事業の立ち上げ業務に従事しており、データサイエンスの知見が必要でした。様々な書籍を買いあさり、Webページを徘徊し、知識やスキルを習得しようと奔走しました。 その中でも、Udemyのような動画プラットフォームは当時まだ斬新で

          Udemyでデータ分析プロジェクトマネジメントの講座を作って公開してみた

          スクラムフェス大阪2024で学んだ"対話"の重要さと良い対話をするために必要そうなもの

          はじめに2024年6月21日(金)~22日(土)に開催されたスクラムフェス大阪に参加してきました。私は今回新設された虎ノ門トラックから参加しました。 いくつかのセッションを拝聴させていただいたのに加え、ワークショップを行ったり休憩時間にお話をしたり。自分自身初めてのスクラムフェス登壇も経験してきました。 そこで得た学びをふりかえってみると、めちゃくちゃ当たり前かもしれないのですが「対話の大切さ」をしみじみと感じました。 そして、対話をするには前提として必要なものがあるな、と

          スクラムフェス大阪2024で学んだ"対話"の重要さと良い対話をするために必要そうなもの

          【2024年版】Udemyでプロジェクトマネジメントを学びなおしてPMPに一発合格した話~受験の動機や勉強方法なども紹介~

          はじめに先日Udemyを中心にプロジェクトマネジメントを学びなおしてPMPを取得したので、以下の目次のようなことを書きました。 受験の動機経歴 私は宇宙開発関連のシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせて、人工衛星関連のソフトウェアの設計や開発などのお仕事に従事していました。 宇宙開発の仕事はガチガチのウォーターフォール型で、概念設計・基本設計・詳細設計・実装・単体試験・結合試験・システム試験・ユーザー試験といういわゆるV字モデルを辿ってプロジェクトが進みます。

          【2024年版】Udemyでプロジェクトマネジメントを学びなおしてPMPに一発合格した話~受験の動機や勉強方法なども紹介~

          快活CLUBでPMPをオンライン受験した話~背景・準備・当日の詳細な流れの説明付き~

          PMPを快活CLUBで受験してみましたので、その方法や感想について書いてみようと思います。 そうです、あのプロジェクトマネジメントの国際資格であるPMPです。え?それを快活CLUBで?快活CLUBっていわゆる"漫画喫茶(インターネットカフェ)"ですよね?? はい、疑問に思うのは当然かと思います。 な、何を言ってるか分からねーかと思いますが、私もなんでこういうことになったのかよく分からねーので、書きながらふりかえってみようと思います。 この記事で書いていること・書いていない

          快活CLUBでPMPをオンライン受験した話~背景・準備・当日の詳細な流れの説明付き~

          サービス開発を迅速に進めるためには"あたり"を付けてフィードバックをもらおう~マクドナルド理論から学ぶ~

          「パーティーを開く」のアクティビティスクラムマスターのトレーニングでの出来事 先日、アドバンスド認定スクラムマスタートレーニング(A-CSM)を受講した際に、クラスで「パーティーを開く」というアクティビティを行いました。 4人程度のチームを2つつくり、1つのチームはパーティーをしたいと言い出し、もうひとつのチームはそのパーティーを企画するというものです。 Aチーム:パーティーを開催したい側 Bチーム:パーティーを企画する側 BチームはAチームに対して面談で質問をするこ

          サービス開発を迅速に進めるためには"あたり"を付けてフィードバックをもらおう~マクドナルド理論から学ぶ~

          象の話まとめ

          象がたくさん出てきたRSGT2024では象の話がいくつかありました。 「今回のRSGTは象がよく出てくる」「象が増産」「象の日」といった言葉がチャットで流れ、廊下での雑談や飲み会でも「象といえば」みたいな感じで象の話で盛り上がりました。 もしかしたら、一生のうちでいちばん象の話をしたんじゃないかな、って感じがします。 ということで、象の話をまとめてみました。 象、死んだ魚、嘔吐RSGT2024のDay2にてお披露目されたK.A.G.さんの新曲です。 このうち、「象」は「口

          象の話まとめ

          RSGTに初参加して感じた「ギャザる」尊さはサッカースタジアムに似ていた

          初参加のRSGTRSGT(Regional Scrum Gathering Tokyo)2024に初参加してみて、「ギャザるって尊い」と感じたので、それについて書いてみます。 ほんの数カ月前の私はRSGTについて全く知らず、聞いたことも参加したこともありませんでした。 同僚が「焼肉レトロスペクティブ爆誕!」なる登壇をすると聞いて、「なにそれ美味しいの?」と思ったところが始まりです。 また、「ギャザる」という言葉も初めて聞きました。 字面から「ギャザー=gethering=

          RSGTに初参加して感じた「ギャザる」尊さはサッカースタジアムに似ていた

          「どちらが先に言い出すか」を気にしているから相談が切り出せない

          仕事をしていると、時々、「早く相談すればいいのに」と思うことがあります。 どちらも先に言い出さない例えば、どう考えても事業部門(A部)の技術知識やリソースだけでは足りず、横断部門(B部)に支援を依頼しなければならない場合。 B部としても、横断部門として各事業部門の役に立つことがミッションのはずなので、お互いが助けあうことはwin-winのはずです。 ところが、なぜかA部もB部もお互いの部に相談しようとしない。 なんでだろう?と観察していると、どうも人間心理が影響してい

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