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【開催レポート】第9回市民ゼロポイントブックトーク※当日レジュメあり

第9回市民ゼロポイントブックトーク

開催日:2022年1月9日(日) 於:松本市中央公民館
紹介した本:斎藤幸平著『人新世の「資本論」』(集英社新書、2020年)
紹介者:能勢(企画運営委員)
参加者:19名(企画運営委員含む)

当日のレジュメはこちら↓

企画概要のわかるチラシはこちら↓

開催レポート

今回は、前回よりさらに多く計19人(男性11人、女性8人)の方が参加されました。それだけ、現代のただならぬ雰囲気に皆さんが心配されているからでしょう。

会場の声

資本主義か?共産主義か?という話が出たが、多くの人は今の生活とは別のあり方を求めているのではないか?
資本主義には会社を辞める自由があるというが、ブラック企業ばかりでいい会社はあるのか?
マルクスが、ハルマゲドンといってるのは本当か?
環境問題をとらえる時、論者によって技術革新が大事と言ったり、資本主義が問題と言ったりして迷う。
ラジオで資本主義というのはガラッと変わるのではなく少しずつ変化してきたと聞いた。
資本主義とは何なのか?
資本主義というが「主義」として活動している人なんているのか?
斎藤幸平さんは、我々は選んだと思いこまされているのではないか?と別のところで言っていた。別の社会のあり方を展望してもいいのではないか?
政治と経済を切り分けないと独裁国家になるのでは?
お金の社会に疑問をもって農業をやっているが、やはりお金は大事。
身の回りの人を助けようと思っている。その時は縁が切れてしまうのでお金を取らない。
富と幸せ、自由とは何なのか?
昨今も(電車内や医療施設の放火など…)、痛ましい事件が起き続けている中で、もちろん事件を起こす人間の「自己責任」もあると思うが、その背景として今の社会構造に問題を感じる。その解決のヒントになるのではないかと思い参加した。
戦後からの、高度経済成長→新自由主義の中で、疑問を感じながらも、何もしてこれなかった。社会を変えるのに必要なのは「3.5%」という言葉に引かれ、参加した。

(能勢)


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