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人生100年時代
最近、年齢や健康状態、老後について考えることが増えた。現在41歳と4ヶ月、体力の衰えを感じたり、これが倦怠感というやつかと思うときがある。疲労もなかなか抜けない。昨夏、調子に乗って遠投に剛速球に無駄にチャレンジした結果痛めた肩も未だ痛み有り。幼少の頃から長年"体育会系"に属していたので体力や回復力には自信あったのだが。。悔しい。
アメフト現役引退後も体力と体型を維持すべく、断続的にランニングしたり筋トレしたりして退化に抗ってはいたが、最近どちらも辞めた。正確には一旦中断。2ヶ月ほど前からサーフィンを始めたからだ。これが結構しんどく、パドリングで背中周辺が発達してきた気がするのでこれで十分と都合よく落とし込んだ。サーフィンしつつランニングや筋トレしてたら凄いけど別に腹筋割りたいわけでもでかくなりたいわけでもない。太ももは細くなってきたのでスクワットでカバーしたほうがいいなとは思っている。現役時、無駄に拘って育んでいた上腕二頭筋はその甲斐あって幸いあまり衰えていない。
サーフィンは学生の頃に数回やっただけでずっとやりたかったのだが、ずっとアメフトしていたのでやれなかった。34歳で地元に戻ってきてからさあ本格的にやるぞ!と意気込んだものの、当時起業したてということもあり10回程度で行かなくなってしまい、2年ほど前にハワイで1度入ったのを最後に暫く遠ざかっていた。これまで湘南出身とか鎌倉高校出身だと言うと、サーフィンやってそうとか言われることが少なくなかったが、完全に素人です!
なぜこのタイミングで再度本格的に始めようと思ったのか、理由は2つ。
1. コロナ自粛期間中にランニングの頻度を週3回程度に上げていたのだが、江ノ島で休憩しつつ腕立て腹筋してるときに海を眺めていると、サーファーたちがやたらと開放的に見えて、浮かんでいるだけで気持ち良さそうだった(サーフィン協会から自粛要請が発令されていた期間だったが)。この1、2年完全にサーフィンというものが頭の中から消えしまっていたが、 やりたいと思っていた気持ちをふと思い出し、というか俺もすぐ向こう側にいけるわ!と気付いた。家も近いしキャリア付の原付もある。
2. 最近何かを本格的に始めるには年齢的にぎりぎりのタイミングだと思っている。今はまだ健康体で、気力体力は低下傾向とは言え問題ない。しかしこれが5年後、いや3年後には急低下しているかもしれないし、不測の事態で生活環境が激変してしまう可能性もある。挑戦したいものがあるのは幸いなことで、さらにそのための時間、場所、体力、気力などの環境が整っていることは貴重だ。これを活かさないわけにはいかない。
内なる欲求に耳を傾け、向き合うことを大切にしたいと改めて思っていて、ドラムも同様の理由から始めた。どちらも老後の趣味になり得るという点も大事な特性だ。頑張って45歳くらいまでに中級者レベルになっておけばその後緩く長く続けていけるだろう。人生100年時代。そんなに長生きしたくないけど長生きしてしまうリスクがある。スポーティーで若々しい老人でいたい。頑固で保守的で若者の意見を聞かない地位だけが無駄に高い太ってて趣味の無い過去の栄光にいつまでもすがるような「老害」状態の老人には絶対なりたくない。健全な精神は健全な肉体に宿る。「加齢と老化は違う」と2週間ほど前のカンブリア宮殿で日本電産の永守会長が仰っていたが、ただ老いるだけではなく、着実に経験値を積み重ねながら齢を加えていきたい。
5月末に緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月上旬、サーファーの友人に中古ボード購入をサポートしてもらって6/20に鵠沼海岸で開始した。以前は鎌倉高校前で入っていたが、海底が岩でローカル色の強い上級者が多いので、まずは砂で初心者が多い鵠沼で経験値を上げる。家から原付で10分と近いので、波の質云々言う前にまずはとにかく場数を踏むことが素人にとっては重要だろう。
6/20から8/12までの50日間で海に入ったのは19回。3日に1度入ってる計算だ。1回あたり2時間〜5時間(途中休憩あり)なので、累計およそ60時間。少しづつ上達している実感はあるが、なかなか思うように伸びない。サーフィンは成長速度が極めて遅いスポーツだと感じている。自然相手ゆえ毎回波が異なり、上級者が先に波に乗ってしまうので見送らざるを得ない場面も多い。海に入っている時間のうち8割は浮かんでいるだけで、ボードの上に立っている時間なんて微々たるもの。60時間海に入ってて波に乗った時間は30分に満たないのではないだろうか。。効率悪い!が、上級者も皆この道を通っているはずで、元一流アメフトプレイヤーであるこの俺がセンス無いわけないだろう!と自らを鼓舞しながら一人黙々波と格闘している。
ランニングも筋トレも、50歳からでも再開できる。今注力すべきはサーフィンとドラムだ。毎日どちらかやっている。どちらも背中系の筋肉を使うので広背筋だけが発達していく。当然肩は完治しない。治療院にも通っていて「サーフィンは控えて下さい」と言われるが、「先生、私は今やらねばならないのです、やりながら治したいのです」とお願いしながら診てもらっていて、現役時代もそんな感じでやっていたことを思い出しながら謎の追い込み姿勢で取り組んでいる。痛みなくして成長なし。
資格勉強にも取り組んでいる。先日FP3級の9月試験を申し込んだので日々勉強している。記憶力と資格取得意欲は年々低下するはずなので勉強も定期的になにかしらの資格を申し込むなどして継続したい。次は宅建の予定。仕事に活きるか否かは関係ない。就職することはこの先ないだろう。ただ取得したいから取得する。新規事業などに活かせる機会があったら儲けもの。
サーフィン、ドラム、勉強に加え、読書や投資のための情報収集もゲームもしなければならない。忙しい。仕事しているのかって?笑。もちろんしている。仕事=労働時間ではない。常に会社のことは頭のどこかにある。キャッシュフロー、既存事業のブラッシュアップ、新規事業アイデア、社員などのメンバーのこと、リスク管理、将来展望などについて思考し、決断し、責任を取る。業務に忙殺されていては視座が低くなってしまって正しい判断が出来ない。オンとオフを切り替えるためにもPCやスマホを置いて他のなにかに没頭する。それが今はサーフィンでありドラムであり、勉強や読書やゲームにあたる。会社経営過去5年半の中で、メンタル的に結構ヤバい瞬間が数回あったが、その際は1日中ゲームをしまくるというソリューションで乗り越えてきた。幼少の頃から楽しみを与えてくれ、今だに助けてくれるゲームを育て進化させてきた日本が世界に誇る任天堂やSONYやスクエニにはとても感謝している。全てホルダーであり全て含み益。これからもゲーム買いまくります笑
私には45歳までにセミリタイアするというやや緩めの目標がある。あと3年8ヶ月。会社も現在6年目なので10年というタイミング。キリが良い。今の所概ね計画通り。会社のメンバーにも以前から伝え済で、雇用という契約形態はお互いに健康的ではないので、それぞれに事業譲渡しつつ業務委託関係にシフトしていくというような道筋を共に探っている。事業を営む力をつけて欲しいし、これからの時代を生き抜くには会社員にしろ事業主にしろ必要な能力だと考えている。
一旦精算して再度新たなものを創る。スクラップアンドビルドの精神は性に合っている。今までもそうしてきたしこれからもそうしていきたい。会社の事業も引き続きメンバー主体で色々トライしていく。直近では農業やDIY(先月購入した銚子の中古戸建)やYoutube(動画撮影/編集)事業をかたちにする。Youtubeでは会社のアカウントを作って我々の取り組みを公開していく予定なのでまたこの場でも共有させて頂きます。足元のEC事業は堅調、ゲストハウス事業は最初の1棟目(http://glofie.com/lodging/)が今月でリクープ(累積黒字化)予定でこちらも順調。客足は確実に戻ってきている。次回は2年強のゲストハウス事業の軌跡について数字を公開しつつ振り返って見ようかと思います。
では、サーフィン行ってきます!