登山・バックパッキングの万能保存食「肉味噌」を作る
一泊以上の登山や徒歩キャン、海外での辺境遠征のときに必ず作って持っていく半保存食、いわゆる「肉味噌」がある。今までソライロノヲトさんのレシピを参考にしていたが、何回も作ってオリジナルのレシピになってきたので、きちんと文章化するのも併せてレシピを残しておく。
参考:ソライロノヲト「いろんな山ごはんが楽しめる!超万能「山用肉味噌」の作り方」
材料
・豚ひき肉…500g
・玉ねぎ…中2個
・にんじん…中1本
・しいたけ…4~6個
・にんにく…1片
・梅干し…1個
・しょうがチューブ…1本
・トマトペースト…2本(カゴメ トマトペースト)
・ごま油…適量
・さとう…大さじ4
・酒…大さじ4
・醤油…大さじ4
・味噌…大さじ6
これで合計1kgぐらいの肉味噌ができる。5等分してジップロックに入れておき、一食ごと使うのが丁度いい。
作り方
玉ねぎ、にんじん、しいたけ、にんにく、梅干しを刻んでおく。
フライパンにごま油をひとまわし、加熱してにんにくを入れる。
にんにくから香りが出たら、ひき肉を入れ、しょうがチューブを半分入れる。
かたまりをほぐしながら炒める。
ひき肉に火が通ったら、玉ねぎ、しいたけ、にんじんの順に入れて炒める。
玉ねぎが透き通るぐらいになったら、さとう、酒、しょうゆ、味噌(大さじ3)の順に入れて混ぜる。
調味料が馴染んだら、梅干しとトマトペースト入れて混ぜる。
弱火で2,30分煮立てて、水気がギリギリまで飛んだら残りのしょうがチューブと味噌大さじ3を入れて練り込む。
フライパンごと放置して冷まし、小分けにしたら完成。
出発2日前ぐらいに作っておき、冷凍してそのまま他の食料と一緒にパッキングすると(たぶん)長持ちします。
使い方
カレールーを持っていって肉味噌と合わせて水で溶くだけで、旨味たっぷりのキーマカレー。
アルファ米の横におくだけでもがっつりしたおかずに。
棒ラーメンと一緒に茹でて具たっぷりの味噌ラーメン。
トマトソースと合わせてパスタの具に。
……など、味がしっかりついているので少しのアレンジでなんにでも使える。
参考:ソライロノヲト「【山ごはん】肉味噌1キロ担いで北アルプス縦走【まとめ】」
雑感
元レシピでは長ネギだったり、小松菜など葉物を入れたりしているが、葉物を入れると保ちが悪くなりそうなので初回以降は入れていない。あと玉ねぎのほうが汎用性高い(気がする)。
イギリスでのスコットランド徒歩キャンの際には、日本酒や普通の味噌がなかったので白ワイン+持ち込んでいた味噌汁ペーストで代用した。トマトペーストもそのときに入れたらおいしかったのでそこから採用している。
肉味噌の基本は豚ひき肉+ねぎ+梅干し+しょうが+にんにくだと思っているので、他の野菜や味付けは好みでやってしまっていいと思う。荷物に余裕があるときは別でナスなどを持っていって、さいの目に切って加えたりするとさらにおいしい。
記事作成(2020-7-18)の次週の4連休で尾瀬にテン泊しに行く予定なので、実際にやったレシピも紹介したいですね。
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