恩恵としがらみは紙一重
「良いこともあれば悪いこともある」
「人生そんなモン」
という言葉をどれだけ聞いてきたか?また思ってきたか?
これらの言葉はいろんなシーンで言えることですからたくさんの人が該当するかと思います。
僕自身何度思ったことやら………
さてはて
今回の話の内容は親子間の話です。
父親があるスポーツの界隈で実績を積まれていて、界隈では有名らしく、しかも自身のお子さんと父子鷹(監督と選手の関係)とのことです。そのお子さんは
・手を抜けなかった
・手を抜くと〇〇の子供なのに手を抜いてると言われ親に迷惑がかかるから
・気づいたら16年間ガムシャラにやってた
と、仰ってました。
引退してからの生活は「楽しい!」とのこと。
また携わった競技に一切の興味はない、とあっけらかんと話してましたが一方で父親との仲は良好と笑顔で話されてました。
▼恩恵としがらみ
親子で監督と選手という面で、コミュニケーションや戦術理解度などは他の選手よりプラスに働いたらしいです。
それは間違いなく『恩恵』にあたるでしょう。
一方でしがらみ、やっかみ
「監督の子供だから」という色眼鏡で見られてしまうことは必ず起こる、と言っても過言ではありません。
人によってはそれが大きくマイナスに作用してしまうこともあり得ますが、今回は該当しませんでした。
それは既出の「手を抜けなかった」の一文が物語っているかと思います。
▼もし仮に自分がその立場だったら…
手が抜けない
愚痴も言えない
模範として立ち振る舞わなければならない、など
想像するだけで窮屈ですね……泣いちゃうかもしれない(笑)
冗談はおいといて、僕にとっては「それ」は競技を嫌いになるきっかけになるかもしれません。
もしも話で僕だったら…と綴りましたが、この感想は人それぞれ違うと思います。
また『自分には該当しない』からと何とも思わない方もいらっしゃるでしょう。
しかし想像はいくらしても問題ありませんから、一度想像してみてください。
僕はここまで綴ってきましたが、想像しすぎて途中で言葉が出てこずに手が止まってしまいました(苦笑)
注連内博之
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