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やりたいことにビジネス視点を加えることの大切さ

現在、転勤族の夫と結婚し、新卒から勤めた会社を退職後、専業主婦をしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。

noteを初めてまだ間もないですが、こちらの記事をたくさんの方に見て頂いていて、嬉しいコメントも何件か頂きありがたい限りです。

わたしが現在、専業主婦をしながら自分に出来ることを考えた結果、たどり着いたこと、たどり着くまでの過程を書いているのでよかったらご覧ください。

わたしはこの後、わしょクックの講座を受け、コンセプトワーク・実技テストも終えて、無事に外国人向け料理教室の認定講師になることが出来ました!!

これは仕事を辞めてから初めて何か自分一人で成し遂げたことで、ここまで来るのにかなり時間も労力もかかりましたが、大きな一歩を踏み出せたのではないかなと思います。

そこで、再度この記事を読み返していたところ、今回のわたしは趣味ではなくビジネスの視点も考えて、行動していたなと思ったので今日はそのビジネス視点というところにフォーカスして書きたいと思います。


自分のやりたいことはお金を生むのか


自分のやりたいことを見つけたい!
自分に何が向いているのかを知りたい!
自分の現状に何か不満がある・・・

定期的にこのような思考が頭を巡ることってないですか?
わたしは、ある一定の期間同じことをしていたり、同じ場所にいたりするとこの感情が湧いてくることがあります。

現状維持のような状態が続いていると、自分の中で何かをやらなきゃ!というモードが湧いてきてしまいます。

これは仕事だけではなく趣味や自分の生活に関わることすべてに通じることだと思います。

しかし、趣味として何かを習得したいのか、ビジネスの要素を含んでお金を生み出したいのか。
現状を変えたいと思う動機は同じですが、目的が違うと目指すべき道が違ってくるなと思います。

わたしは、コロナ禍で外出が自由に出来なかったとき同じように、何かしなくてはという気持ちになりました。

そのことはこちらの記事でも書いております。

この時は、思わぬ時間が出来て何か始めたい、今までできていなかったことをやってみたいということから、色々な行動をしました。

この時に一番に考えていたのは自分のスキルアップでした。
要は、そこからお金を生み出そうとしていないということです。

この時、後々これがビジネスになるなんてことは全く考えておらず、今の自分が学びたいこと、興味のあることを片っ端からやってみよう!という気持ちで始めました。

結果的にこの経験が今のわたしの中で大きな影響をもたらしているのは確かですが、今回伝えたいのは色々やっていると後々為になるよ!ということではなく、やりたいことを見つけるときに、お金を生み出したいのか、そうではないのかを上手く設計しておく必要があるなということです。

やりたいこととニーズの擦り合わせ


コロナ禍でわたしがやったことは、世の中のニーズはガン無視で、完全にわたしのやりたいこと!!という感じでした。

特にその時は仕事もしていたし、副収入が欲しいという目的ではなかったのでその時の判断は正しかったなと思います。

では、今のわたしがニーズをガン無視して、外国人向け料理教室にたどり着いたかというとそうではありません。

前回の記事では、得意×好き×経験の組み合わせで自分のやりたいこと、進むべき道を決めたと記載しましたが、少なからずここには時代の流れやニーズも組み込まれています。

どのビジネスもそうですが、買いたいと思ってもらえる商品にお金が払われます。
たまたま自分のやりたいことがニーズがあるものであれば、それはとてもラッキーなことだと思いますが、なかなかそう上手くはいきません。

しっかりとお金を生む設計がされたやりたいことでないと、ビジネスとしては回っていかないのです。

今回わたしが重要なポイントとしておいていたのはこちらです。

・今後転勤しても継続できること
・自分の好き&得意であり、続けるのに苦にならないこと
・専業主婦であっても自分の欲しいものは変える程度のお金が入ること

この3つを柱に考えていました。

1つ目と2つ目は前回の記事にも書いた、やりたいことの見つけ方の中で重要なことになってきますが、今回のビジネス視点で重要なのは3つ目にあげた欲しいものが買える程度のお金というところです。

これがもし自分の生活を支えられる程の収入を目指すのであれば、わたしが取るべき行動は変わっていたのではないかなと思います。
また、全くお金はいらないから趣味としてやりたいということであれば、お金を払って講座を受けたり、認定講師になることをしなかったと思います。

また、ニーズを考えた時に、全く時代に必要とされていないものを選ばないようにしようとも思っていました。

今はコロナがだいぶ明けてきて、訪日の観光客も増えておりインバウンド需要がかなり高まっています。
そして、すでにそのビジネスをしている人がいるのかというのも大切になってきます。

何か自分が思いついたアイディアがあった時に、既にそれをやっている人がいるかを確認するのは大切なことです。
そのアイディアを誰もやっていないということは、そこに需要がないからかもしれません。

自分が思いついたアイディアなんて、この世界で誰も思いついていないなんてことは絶対にありません!!!(笑)

レッドオーシャン(競合がたくさんいる市場)を避けることは大切ですが、ここまで個人が稼ぐ力をつけているこの時代で、誰一人として自分がやりたいと思っていることをやっていないのはちょっと危ないですよね。

そういうわけで、お金を生み出すというという面を考えると、時代のニーズに合わせて自分のやりたいことと、個人の持っているスキル・経験を掛け合わせることが、とても大切になってくるわけです。

ニーズの中での個性の出し方


そして、やりたいこととニーズを組み合わせが決まったら。
ここからが一番苦労したというか、一番難しいところ。

趣味でやる分には個々の設計は特にいらないのですが、お金を生み出したいのであれば、自分にしかできない価値提供というのが必須になります。

既にそのサービスを誰かがやっているということは、同じことを自分がやっても完全に先行者利益で負けてしまいます。

そこで、自分の経験や個性というものが出てきます。

同じサービスの中でも、自分にしかできない付加価値を付けたり、自分だからこそ作れるサービスというものを意図的に設計していかなければなりません。

例えばわたしの場合は、既に外国人向けに料理を教えている人はたくさんいる中で、教室のコンセプトやメニュー決めに相当悩みました。

正直今でもこれで完全に決定した!というわけではないですが、とりあえず世間のニーズと自分の経験を踏まえて出来そうなことを考えてみました。

わたしは前職で、日本食の輸出をしており、その際に主な商品で日本の酒類を取り扱いしていました。また、商品開発などもしていたので、その時のマーケティングや顧客ニーズから、お酒というところにスポットライトを当てました。

また、わたし自身がお酒を飲むことが好きなので、家でお酒に合うおつまみを作って食べることや、コロナ禍で外出が出来なかったときにはお家居酒屋のようなことをして楽しむことをしていました。

この経験から、日本の居酒屋文化を海外の人にも体験してもらえたら楽しいんじゃないかなと思い始めました。

そこで、日本の居酒屋料理を作りながら居酒屋の文化も一緒に教えるというサービスはどうかなと思っています。

とはいってもこれはまだ構想段階で、これから実際に認定講師として外国の方に実際に教えながら、PDCAをガンガン回していくことになるかと思います。

この取り合えず決めて、やりながら修正していくというのもとても大切なことですよね。
百聞は一見に如かずではないですが、とりあえずやってみる!という精神も忘れずに持っておきたいものです。

ということで、やりたいことがあってもお金を生み出すという視点で物事を考えて設計したことが無かったのですが、今回自分が職を離れて個人で働く可能性を持ったことによって、色々なことが見えてきました。

まだ、実践してみたというところまで行っていないので、全然違ったじゃん!!となるかもしれませんが(笑)

とりあえず、自分の構想と頭の中にあることを言語化して残しておくという意味で、新しく前に進んだんじゃないかなと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

シンバ🦁


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