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この春、人生最高の新緑に出逢う。
屋久島公認ガイドのささっちょです。
今日は、五感で、春の屋久島と戯れちゃうお話です。
突然ですが、みなさん、心に残る「新緑」の風景ってありますか?
春っていうと桜の風景を思い出す方が多いんじゃないでしょうか?
「桜」の風景なら、心に残る風景があるな~という方も、「新緑」って言われると、なかなかパッと思い出せないのかなとも思います。
桜は、上品かつ華やかで、ヒラリヒラリって舞うのもまた風情があります。一方、新緑は…、屋久島に限っていうととにかく色鮮やか。紅葉する樹木が少ない屋久島では、森が最も彩られるのが「新緑」のシーズンです。
屋久島の新緑は3月下旬から4月、5月とシーズンが長い
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3月下旬から4月、5月と屋久島の山を駆け上がるように、新緑は里から山々へと広がっていきます。だから、里からはじまる新緑は、少しずつ標高の高い山へと移り、長いシーズン新緑が楽しめるんです♪
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このシーズンは、まさに屋久島は、”緑の楽園”なんです。
ガイドの間では、まるで茹でたてのブロッコリーが山にいっぱい植わっているみたいでしょ!ってお伝えしてます。
というわけで、新緑の季節こそ、ヤクシマ!
五感で自然と戯れるなら、春のやくしま!
この春、屋久島を訪れた方は、
きっと人生最高の新緑に出逢えます!新緑バンザイ!!笑
そういっても過言ではないくらいのインパクト間違いなし!
「早朝リバーカヤックツアー」が屋久島らしい新緑の楽しみ方
では、どんな風に新緑を楽しんだらいいかというと…
島結の一押し、屋久島の「新緑」の楽しみ方は、
「早朝リバーカヤック」!!!
え!カヤック!?早朝!?どういこと?
そうなんです。カヤック・カヌーって、水遊びのアクティビティということで、夏のイメージが強いですよね!?
でも、屋久島のリバーカヤックシーズンは、”春"が旬だと思ってます!
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安房川沿いのシイ、カシ、ツバキ、タブなどの照葉樹の新緑が素晴らしい!
多種多様な樹木が、それぞれ美しい緑色を発し、そのグラデーションが見事です。カヤックのいいところは、目線が低いので、新緑がまるで自分に覆いかぶさってくる感じがして迫力があります!
さらに、川岸の木々にカヤックで近づけるので、「新緑の薫り」をダイレクトに感じられます。
島結はこの春の安房川リバーカヤックをおすすめしたくて、使用しているカヤックは、シットインタイプという足元が隠れるタイプのものです。春先はまだ寒い日もあるので、風が当たらない方がいいだろうなと考えていました。
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ああ、色鮮やか!!
ああ、薫りで鼻が忙しい!!
そんな幸せ体験が待ってます♪
屋久島に10年以上住んでるのに、この季節の訪れを毎年心待ちにしている自分がいる…笑
そして、この時期カメラを片手にそわそわしている。
毎年、新緑の写真を撮っているのに、過去最高の新緑を撮ろうとしている自分がいる…笑
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だから、安房川でカヤック漕いでいたら、一人で笑っている、お客さんより笑顔がこぼれていたりするんです…笑
「ささっちょ、笑顔がヤバいよ~」って
旅人から笑顔で言われちゃいますね!
屋久島の春を"五感"で感じちゃう、スペシャルな旅あります!
昨年からスタートした
新企画『屋久島で生きると戯れる はじまりの旅2023』も、
その最高の幸せ体験・新緑リバーカヤックがもれなく付いてきます!!
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初日は、”屋久島で生きると戯れる”の予行演習的な時間からはじめます。
普段、都会に住んでいる方ほど余計な情報はシャットダウンしようと、自分の感覚を閉じていたり、鈍らせていたりしている状態から、自然が発している情報をちゃんとキャッチできるように、感覚を少しずつ開いていきます。
それをはじまりの旅では、「森林浴」を通して行います。「森林浴」って何するんですか?って聞かれるんですが、五感で自分も含めた環境を捉えてもらう、感じてもらうということをします。
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この「森林浴」の里山の森も、新緑が本当に美しい。初日に自分の感覚で感じ取る練習をして、翌日、リバーカヤックで新緑の安房川に行くんです。
屋久島のリバーカヤックも、「森林浴」の一つだと思っているので、初日に開いた感覚で、新緑の彩りを感じ、薫りを感じる。
だからこそ、”人生最高の新緑に出逢える”のです!
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カヤックに乗って安房川へ出ると、最初は、みんな興奮気味にカヤックを漕いだり、新緑溢れる森をキョロキョロしたりと活発にしているんですが、しだいに様子が変わってきます。
ふと気づくと、みんなカヤックを漕ぐ手を休めて、ただ一点を見つめている。ボーっとしている。寝始める人もいる笑
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本当に感じる。感じ切っている時というのは、その環境に没入してしまうんでしょうね。だから、もうみんな自然の風景の一部と化しています。
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春旅は、味覚でも楽しむ!たけのこ、トビウオを味わう。
『はじまりの旅』のもう一つのこだわりが、”旬をいただくこと”と。
開催拠点の「あごだしとキャンプの宿 トッピーの森」の竹林で竹の子を掘って食べる!旅の中では、味覚も思う存分使ってもらって、身体も心も、お腹も笑 春を満喫してもらいます。
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そんな春に、開催する『屋久島で生きると戯れる はじまりの旅』。
まだまだお話したい内容があるんですが、また次の機会に!
2022年4月の初開催の旅のレポートはこちら!
ちなみに、白谷雲水峡・太鼓岩からの山桜の風景も素敵です。
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「はじまりの旅」では行きませんが、前泊・延泊してもらったら、翌日にご案内することもできるかもしれません!ただ、山から見下ろした谷に広がる
景色なので、この風景が見られるかどうかは、お天気とあなたの運次第です!笑
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![笹川 健一 (Kenichi Sasagawa)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130528607/profile_129af2e838f761c418c205701a81daa2.png?width=600&crop=1:1,smart)