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海外ドラマ24 TWENTY FOUR〜NICU編〜
本作品は海外ドラマ24にNICU(新生児集中治療室)での出来事を重ねて描いた話である。
登場人物
ジャックバウアー:当直医師
クロエ:看護師(深夜勤リーダー)
トニー:男性看護師
キンバリー:看護師
ミッシェル:看護師
ビル•ブキャナン支部長:師長
ベッド数NICU12床あるうち1床空きあり。
本日の勤務当直医師と看護師4名。
これは0時から1時までを描いた出来事である。
0:00〜1:00
トニー「深夜勤はクロエがリーダーか。
受け持ち配分した?」
クロエ「ええ。トニーはミルクの消化が悪いAちゃんと酸素つけてるBちゃん。それから心疾患のCくんの3人お願い。」
トニー「わかった。比較的みんな落ち着いてるから緊急入院あったら俺がみるよ」
クロエ「ありがとう。ミッシェルとキンバリーは呼吸器の子3人ずつお願い」
ミッシェル、キンバリー 「了解」
クロエ「今夜は落ち着いてるわね。入院の予定もないし、赤ちゃん達も比較的落ち着いてるし、久々に何もない夜かも」
トニー「なんかこんな夜は久しぶりだな。俺たち4人明日も夜勤一緒じゃないか。2日とも無事に終わればいいな」
ミッシェル「そうね。これならもしかして3:00から1人ずつ休憩入れるかもよ。」
クロエ「私プリン作ってきたからみんな食べてね」
トニー、ミッシェル、キンバリー「やった!クロエのプリン最高なんだよね」
クロエ「じゃあ3:00のミルクまでバイタルとってケア終わらせよう」
2:00〜3:00
クロエ「私の受け持ちの子、みんなミルクはチューブで注入だから飲ませる子いたら手伝うわよ」
トニー「受け持ちの1人が胃チューブから血混じりのミルクが3時間たってもまだ消化されないでたくさん引けてくるんだよ。
もう一回バイタルも測ってみるから他の2人の赤ちゃんのミルク飲ませられなさそうだからあげてくれる?」
クロエ、ミッシェル「私たち1人ずつ飲ませるわよ。気にしないで仕事して」
キンバリー「私も何か出来ることあったらいつでもいって」
トニー「ああ、助かる。ありがとう。」
3:00〜4:00
プルルルル 電話の音。
クロエ「はい、こちらNICU」
消防隊「こちら○△救急隊です。○○病院より緊急帝王切開が必要な27週1日の双子受け入れ可能ですか?」
クロエ「ジャック(先生)に聞いてみる。待ってて。」
クロエ「プルルルル(電話音)
ジャック起きてますか?今救急隊から電話があって、27週の双子の緊急帝王切開できるか電話です。」
ジャック先生「ベッド1人しか空いてないだろう。今いる中からGCU(NICUのリカバリールームのような所)に移動できそうか?」
クロエ「心疾患のCくんが1番安定しています。」
ジャック先生「じゃあそうしてくれ。俺は産科とオペ室に確認する。」
その後、、、
トニー「クロエ、ジャックから電話だ」
クロエ「双子ちゃん来るんですか?」
ジャック先生「ああ、きたらすぐオペだ。今から入院の準備だ。27週1日、推定体重は400gと800gだ。」
クロエ「わかりました。」
クロエ「みんな、双子ちゃん入院よ。トニーの子はリカバリールームに送って。そしてトニーは小さい子の方の入院とって。ミッシェルの子1人私がもらうからミッシェルは大きい子の入院とって。私とキンバリーは入院以外の子なるべくみるから。」
トニー、ミッシェル、キンバリー「了解」
4:00〜5:00
クロエ「トニーとミッシェルは入院の準備して!保育器セットと呼吸器準備して」
キンバリー「私、動けそうだから記録係とスケット係するからいって」
トニー、ミッシェル「ありがとう」
クロエ「入院と6時のミルク前にバイタルチェックするわよ」
5:00〜6:00
ジャック先生「生まれたぞ〜」
クロエ「1人ずつ入院とって」
ジャック先生「小さい子の方は俺が担当する。大きい子は研修医先生が担当する。
呼吸器つけるぞ。挿管準備!!」
ジャック先生「トニーモタモタするな!!頭抑えろ!!喉頭鏡!!」
「挿管チューブ!!くそっ、見えない。入った、テープ!!トニーバギングしろ」
トニー「了解です。ジャック呼吸器繋ぎますか?酸素設定はいくつです?」
ジャック先生「サチュレーションはいくつだ?
とりあえず100でいってくれ」
トニー「わかりました。」
ジャック先生「点滴準備!点滴の指示書置いてただろ。中身作ってるか?」
トニー「準備OKです」
ジャック先生点滴入れている所。。。
ジャック先生「入った。点滴繋げて、テープ!!」
トニー「了解です」
6:00〜7:00
ジャック先生「小さい子血圧どうだ?」
トニー「下がってます」
ジャック先生「心エコー収縮弱いな。血圧も低いな。点滴で薬入れるか。」
トニー「了解です。ところでジャック先生、胃から血液混じりのミルクひける子なんですが、、心拍多くて様子が変です。」
ジャック先生診察。。。
ジャック先生「血液検査とエコーする。もう一回血圧測ってくれ」
トニー「了解」
ジャック先生血液採取、エコー。。。
ジャック先生「これはダメだな。すぐに開腹する」
クロエ、トニー「今ですか?!!!」
ジャック先生「そうだ。オペ出し準備!!」
7:00〜8:00
トニー「準備完了です。オペ室すぐOKですか?」
クロエ「いつでもいいって言ってるわ」
トニー「じゃあちょっとオペ出ししてくる」
クロエ「こっちは任せて」
トニー「ああ、悪いな。小さい子は特に変わりないから。必要だったら痰の吸引よろしく。
あと血圧注意して」
クロエ「わかった」
8:00〜9:00
日勤の看護師達「おはようございまーす!
え??双子ちゃん生まれたんですか?大変でしたね。」
ミッシェル「クロエとトニーと夜勤すると必ず生まれるんだよね、、、」
日勤看護師「確かに〜!!入院呼ぶ2人だもんね。しかもオペ中??」
ミッシェル「そうなのよ。一瞬で夜勤終わったわ。おまけに片付けも記録もなんも終わってないわ」
日勤看護師「あとは片付けとかこっち手伝うから」
ミッシェル「ありがとう」
クロエ「ミッシェル、トニーの子達の分もミルク手分けしてあげよっか」
〜そして日勤に申し送り〜
9:00〜10:00
ビルブキャナン師長「おはよ〜。双子ちゃん入院だったんだ。呼吸器増えて大変ね。
オペもあったの?お疲れ様。
クロエ!!状況報告してくれる?」
無事にオペは終わり、双子ちゃんも特別変わりなく。
トニー「今日はめちゃくちゃだった。」
クロエ「もう一瞬で夜勤おわったわね」
ジャック先生「超未熟児2人増えてオペだったからな。なんとか切り抜けたな。俺は今日午前中外来で仕事だ。行ってくる」
クロエ「ジャック先生お疲れね。いつ寝れるんだか。頑張って!」
ジャック先生「ああ、まだまだ休めないな」
クロエ「でも双子ちゃん可愛かったわね」
記録を終えて4人は退勤するのであった。
そして13時間後。。。。。
23:00〜24:00
クロエ「トニー、ミッシェル、キンバリー、今日も深夜頑張るわよ」
トニー「げ!!500gの子が日勤で入院なったのか!厳しいな。」
クロエ「頑張るしかないわね」
ミッシェル「今日こそクロエのプリン食べるんだから」
こんな感じでNICUの1日は流れているのでした。