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小学校での朝読み絵本 2
今日は2年生のクラスに行ってきた。
朝読みは時間が限られている。
僕が関わっているところでは10分くらい、が目安となっている。
声を出して読むのに、10分は意外と短い。
いいな、と思う絵本があっても
あまり長いと、朝読みには向かない。
まぁ10分を超えても先生はすぐには何か言わないだろうけれど
先生もその日の授業の予定があるだろうから
「この人の絵本、長いな…」というプレッシャーに耐えて
絵本を読めるほどには、僕は強くない。
そこで活躍してくれるのが
この絵本のような、ページごとに区切りがある絵本。
「大千世界の生き物たち」
スズキコージさん。架空社
この絵本、大好き。。
著者が大千世界で出会ったというちょっと不思議な生き物たちを
ひょうひょうとした語り口の紹介と
じっくり見たり、または記憶を頼りしたスケッチで
紹介していく絵本。
一見開きで、一体の生き物。
全部で71体もの生き物に出会える。
図鑑のような日記のような
紹介文も愛おしいし
ペン(かな?)で緻密に、でも大胆に描かれた
生き物の絵も愛くるしい。
今日初めて意識したけれど
出版が架空社!なんて素敵な名前!
今日、この絵本を読み始める前
「スズキコージさんが出会った生き物たちのことが書いてある本です」って紹介したら、目の前の男の子が「えっ!ほんとにあったの!」って言って。「どうだろうねぇ!?スズキコージさんに聞いてみたいね!」って答えて。
実際にこの生き物たちに出会ったのか、スズキコージさんの想像力が生んだ世界かは、僕にはわからないけれど、どちらにしても想像力を掻き立てられる、とても素敵な絵本。
amazonを見てみたら、この前身の「大千世界のなかまたち」という絵本もあるらしい!初めて知った!生き物の種類は少ないようだけれど、紹介文が違うらしい。。絶版とのことだけれど、いつかどこかで読める日がくると思う。きっと。きっと。きっと。
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