漫画家への道はケモノ道 01 -ケモノ道の始まり-
最後の連載を終えてから、すっかり漫画を描かなくなってしまった。
「漫画家になりたい!」
そう思ったのは小学校5年生の時でした。
転校先の学校で、クラスメイトのゆっちゃんが、ノートにオリジナル漫画「ゆっぴーマン」を描いていたのに影響され、自分も描き始めたのがきっかけです。
その頃から、私の将来の夢は「漫画家になること」になりました。
こちらは当時、ゆっちゃんが描いていたゆっぴーマン。
星がモチーフの可愛いキャラクターですが、登場人物の名前や設定が細かく決められていて、子供心に「すごいな」と感じていました。
そんなゆっちゃんですが、ゆっぴーマンの大ファンだった私に、なんと卒業前に現物をプレゼントしてくれました。今でも宝物です。
当時、私が描いていたのは、もっぱらギャグ漫画(主に4コマまんが)で、ゆっちゃんをモチーフにしたキャラクターを中心に、はちゃめちゃな漫画を描いていました。
どんな漫画かというと…
バーン!!!
いやいやいや、ちょっと…😅
ひどいですね。
仮にも漫画を描くことの楽しさを教えてくれた友人に対して、これはないですよね…。
ゆっちゃん本人は、このキャラクターとは似ても似つかない、かわいい女の子です。当時、私が描いた漫画も喜んで読んでくれていました。(フォローになっていませんね)
そんなわけでして、私は「漫画家への道」を辿る事となったのです。
それが、20年以上も続く、長い長い道のりになるとは知らずに…。
漫画家への道はケモノ道 02へ続く
久しぶりに漫画っぽい絵を描いてみました。
やっぱり楽しいなぁ…。
インクはWinsor & Newton の黒とバーントシエナを混ぜて、水で薄めたものを使用。上から水彩絵具を使用しても滲まないのが嬉しいです。
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