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コラボ企画「一枚のイラストから」第二弾

こんにちは! シマッツです。

フリーライター 大宮冬洋さんとのコラボ企画「一枚のイラストから」の2回目のイラストを描かせていただきました。

「一枚のイラストから」は、イラストから物語を創造していただく、という趣向の企画なのですが、今回は恋人と別れた女性が、疎遠になっていたお母さんに宛てた手紙という体で、大宮さんに物語を紡いでいただきました。

人間味溢れる大宮さんの文章で、まるで実在の人物を取材したかのような深みのある物語になっています。


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今回の物語の主人公は、” 若さと大人の間 ” を生きる、30代の女性「由貴子」さん。

彼女の憂いを帯びた表情は、一体どんな想いの現れなのでしょうか。


背景は、私がこの由貴子さんと同じくらいの年齢だった頃に、実際に住んでいたアパートです。

中央線沿い、築40年のいい感じに年季の入ったアパートで、いつか漫画の背景に使おうと、引越す前にたくさん写真を撮ったのでした。

右側のすりガラスの扉が風呂場になっていて、昭和感満載な味のある風呂場でした。もちろん風呂桶はバランス釜です。

冬は隙間から冷気が入ってきて寒いのですが、私はこの古びたアパートでの一人暮らしがとても気に入っていました。

30代前半、まだまだ色々できそうな気もするし、自分のキャパシティーが、うっすらと見えてきたようにも感じた頃、私はこのアパートでひたすら漫画を描いていました。


…さて、この古びたアパートで、彼女はこれからどんな暮らしを始めるのでしょうか…?


おまけ

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クリーム色、ピンク、水色、というポップな色の浴室。冬はとにかく寒かった。今はもう、さすがにここへは戻れない…。

ちなみに、このアパートは今も現役です☺


「一枚のイラストから」はCAMPFIRE community 味のあるウェブマガジン『冬洋酒』でご覧になれます。(なお、この企画は有料メンバーのみ閲覧可能となっています。)


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