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オーストラリアで検疫 14日間ホテル生活の記録 : 11 検疫終了。7ヶ月ぶりに夫と再会。

写真はシドニーからブリスベンへ向かう飛行機の窓からです。

14日目の朝、5時に目覚ましをセットしていたのに、起きたのはなんと6時。

6:30にホテルを出ると伝えてあったので、慌てて用意をし、30分で奇跡的に部屋を出ました。14日間お世話になった部屋とも、これでお別れです。

前日に訪ねてきた軍人さんから、勝手に部屋を出ても良いと聞いていたので、そのままフロントへ向かいます。とにかく焦っていたので、別れ惜しむ時間もなく、慌ただしい出発となりました。

フロントには二人の警察官が座っていて、パスポートと検疫終了証明書、陰性証明書を提示するように指示され、これで検疫終了となりました。

あっという間の14日間、最後もなかなか呆気なかったです。

アジア系の親切そうなフロントのお兄さんにタクシーを呼んでもらい、空港へと向かいます。


途中、信号で隣に並んだ車の悪人ヅラの兄ちゃんと、タクシーの運転手さん(アジア系移民)が窓を開けて、大声で罵りあうという場面がありましたが(どうやら兄ちゃんがとんでもない運転をしてたらしい?)海外暮らしをしていると、こういったちょっとした事件はよくある事なので、これくらいでは動じません。冷めた目で見守り、空港への到着を待ちます。

オーストラリアの人々は、大抵はフレンドリーに見受けます。
しかし、時折ニュースでも話題になるように、中には人種差別をする人もいるようで、オーストラリアのアジア系住人の8割は、差別を受けた経験があるというデータもあるそうです。
タクシーの一件は人種差別からくる嫌がらせではなかったとは思いますが、これから先オーストラリアで生活していくとなると、多少はそういう場面に出くわすのかもしれません。

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さて、空港では何事もなく飛行機に乗り込み、無事にブリスベンへ到着しました。

国内線なので、ターミナルはどことなくのんびりとした雰囲気を醸し出しています。

スーツケースが出てくるのを待っていたら、向こうの方から、見た事のある姿の男性が…

7ヶ月離れ離れになっていた夫でした。

ちょっと特徴のある歩き方で、顔をほころばせて近づいてきます。
手には花束が…

「花束なんて持っていかないよ」
「そんなの、いらないよ 笑」 

と言っていたのに。



ありがとう。

これから、また、どうぞよろしく。

今度は、離れ離れにならないように。

末長く、よろしくお願いしますね。


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こうして、私の14日間の検疫ホテル生活は無事に終わりました。


これから検疫のため、オーストラリアでホテル滞在をされる方にお伝えしたいのは、全てがきちんと管理されているので、何も心配ないという事です。



なお、これまでに書ききれなかった事は、これから少しずつ書き足して行こうと思います。
もしもこれからオーストラリアへ行かれる方がいらっしゃいましたら、参考になれば幸いです。


前の記事でも書きましたが、ここでもう一度…。


この検疫期間で良かったこと、不便だったこと

良かったこと

・食事が美味しい(しかも3食出てくる)
・ベッドが広い
・誰にも気にせず、自分時間で生活できる


不便だったこと

・窓が開かない
・掃除ができない
・毎日洗濯を手で行わなければならない
・カロリー消費のため、朝晩運動をしなければならない
・ちゃんとした机と椅子がないので、仕事がしづらい。



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おまけ
この日はイースターで夫の家族が集まりました。写真はお義母さんのイースターエッグ。玉ねぎの皮などで色付けをした伝統的なものでとても美しい。

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