教員に向いている人（品の良くない書き方ですみません）

以下の条件に該当する人は、教員に向いていると思いますので、がんばって目指してください（全て実話です）。

担任も主任もやらない退職間際の先生（給料は高い）がいる一方、年間契約の臨時的任用の先生が担任を任せられたり、２０～３０代の若手の先生（給料は安い）が主任や重要な仕事を任されたりする状況に、疑問も憤りも感じない人。

毎日、１７時過ぎには帰ってしまう校長先生がいる一方で、残業代が出ないのに朝早くから夜遅くまで、さらに休日も仕事をしている一般教員が多数いるという状況に、疑問も憤りも感じない人。

真面目にタイムカードを押すと管理職から呼び出されてしまうので、１７時過ぎにタイムカードを押してから仕事をしたり、年休を取っているにも関わらず普通に職場で仕事をしている人が当たり前にいたりするという状況に、疑問も憤りも感じない人。

正規の先生が７人異動したのに、新しく来る正規の先生は２人だけで、あとは再任用の先生や臨時的任用の先生だけで穴を埋めるという状況に、疑問も憤りも感じない人。

年度途中に産休や育休を取っても、代替の人が来ずに残った人たちで穴埋めをしなくてはいけなくなる可能性があるので、産休や育休が取りづらくなっているという状況に、疑問も憤りも感じない人。

校長室には校長１人のためにクーラーがあり、事務室には事務職員数名のためにクーラーがあるのに、２０人以上の教員が常駐する準備室にはエアコンがないという状況に、疑問も憤りも感じない人。

ICT教育を推進しながら、教員に支給しているPCは、かなりスペックが低く、ネットも相当に遅いという状況に、疑問も憤りも感じない人。

明らかに問題のある教員がいても、管理職は自分の管理責任になるため、問題解決しようとせず、隠蔽して先送りしてしまうという状況に、疑問も憤りも感じない人。（それほど学力のない学校には、それほど能力の高くない管理職が送られることが多い）

長期間教壇に立っておらず、ＩＣＴ機材を使った授業など全くやっていないはずの校長先生が、「チョークと黒板は時代遅れだ！」とおっしゃっている状況に、疑問も憤りも感じない人。

勤務時間中では生徒の保護者と連絡が取れないため、帰宅後や休日に自分の携帯電話で何度も連絡をするという状況に、疑問も憤りも感じない人。

臨時的任用なのに、全く経験したことがない運動部の主顧問にさせられて、着任して数日後の春休み中に練習試合へ引率するという状況に、疑問も憤りも感じない人。

若手教員は未経験の競技であっても運動部の顧問をやらなくてはいけないという暗黙の了解のようなものに、疑問も憤りも感じない人。

最低賃金を大きく下回る手当（１日やっても３０００～４０００円程度）で、かつ自分のプライベートな時間を犠牲にして、専門外の部活動の指導に休日を費やしても、疑問も憤りも感じない人。

生徒に対して校則を守るように言っている一方、国や県が決めた活動日や時間を守らず、緊急事態宣言下でも平気で活動を行っている部活動顧問がいるという状況に（そしてそれを見て見ぬふりをする管理職に）、疑問も憤りも感じない人。

生徒を教員の自家用車に乗せるのは禁止なはずなのに（自治体による）、練習試合などで普通に顧問が生徒を車に乗せて送迎をしているという状況に、疑問も憤りも感じない人。

部活動の有名指導者（その世界では）という理由で、その先生だけ何十年も異動しないため、他の先生方の人事が滞ってしまうという状況に、疑問も憤りも感じない人。

獣医学部新設で話題になった某K学園系列の大学で、現文科大臣が落選中に客員教授を務めており、国政復帰後しばらくは兼職の届けを出さずに名誉客員教授をやっていたという状況に、疑問も憤りも感じない人。

上記のことに疑問や憤りを感じていても、少しずつでも状況を改善させながら、日本の教育をより良くするために粘り強く頑張っていける人。