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むずかしいことをやさしく……

「伝える」という仕事をずっとしてきました。

小難しいことを
ウニャウニャと考え込むことも
昔から好きだけど、

小難しいことを
小難しく人に伝えることが好きではないです。

最近読んでいる本もそうなのですが、
伝え方が素敵。
書いている人の個性的な書き方、とらえ方、
そして独特の言い回し、表現、
そういうのが良いと好きになります。

井上ひさしさんのこの言葉が私はずっと好きです。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに

むずかしいことをむずかしく言うことなんて誰だってできそうなものです。

言ってる方が「ほら、今わたし難しいこと話しているんだよ」と酔って話すなんて論外だし、言われている方に「ああ、今わたし難しいこと聞いているんだよ」と思わせたところで、そんな内容はどうせ1日2日で消えてしまってます。

やさしくやさしく伝えるために
どう伝えればいいかを私は考えていきたいです。

そして、
やさしいことをふかく。
やさしいことをふかく伝えられたとしたら、それは相手にとってとても「じわる」ものになります。

さらにそれは、
おもしろく。
ユーモアをどれだけ効果的に盛り込ませるか。

でもいつだって私はまじめです。
とくに1対1の講座やカウンセリングのときには
今この人にとって必要だと私が思うこと、
今ここでの関係性の中で
自然に感じられたこと、思うことを
相手に伝えるわけですが、
そんな話をするときはいつだって私はまじめです。

そしてそれを
ゆかいに。
あくまでゆかいに。
ダイアモンド☆ユカイに

これからもそんな伝える仕事の人でありたいと考えています。

お読みいただいてありがとうございました

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