2023島根と山口と鳥取の旅②
5泊6日山陰の旅、3日目〜4日目
2023/05/14 日 野性のイルカを見た!
しまね海洋館 アクアス
西日本最大級の水族館ですって!
たくさんの水族館を見てきたけど、ここは水槽のガラスがダントツに綺麗。
皆、健康そう。管理がしっかりしてる印象。いいぞ!
大水槽はサメ率が高く、その間を海亀、エイのが悠然と泳いでゆく。
ネコザメがあちこちで寝ている。こいつらがウサギに利用され、隠岐の島からの橋にされて怒った「ワニ」なのかもしれない。
ここの売りは、シロイルカが口から泡をリングにして出すアレです。
シロイルカ(ベルーガ)って、くじらじゃないのと思うくらい大きい。4.3メートルは、乗用車の大きさだ。泳ぐ車だ。
ショータイム。
イルカの体紹介で、頭の「メロン体」と呼ばれるところを黙ってポヨンポヨン叩かれていたのが印象的。タプタプしてて、触りたいな〜。
シロイルカの繰り出す「幸せのバブルリング」は、ダイバーがイルカの口の中にエアーを吹き込み、それをイルカがリングにして吐き出す技。
次の「幸せのマジックリング」は、噴気孔(鼻腔)からエアーをリングにして出す技。どちらも動画で撮ったど〜〜↓
シロイルカの技が鮮やか過ぎて、10時と11時の2回続けて見てしまった。
最後に、連続でバブルリングを出すの演目があって、リングの数だけ幸せが訪れるとの盛り上げるアナウンス。
初回は7つ、2回目は8つのリングが出たの。こいつはいいことあるぞ!!
津和野にて
萩、津和野ってよくまとめて言われるけど、「山陰の小京都」とは?
お車は、殿町駐車場なら飲食1000円で駐車料金実質無料。
遅いお昼で、うどんをいただく。ふわふわのモチモチだった。
関西系のうどんのもっちりを堪能。その後「源氏アイス」を食べる。
外はふわふわなのに、中ガッチガチのアイスだった。
街は小さくまとまっているので、ぶらぶら散策する。海鼠壁の街。
信仰の自由が認められていなかった江戸時代後期に、信仰放棄の強要に抵抗を続けたキリシタンを各地に流配したそうで、津和野もその一つ。
実は悲しい歴史の隠された街だった。
キリシタン弾圧の歴史を知り、後世にビリオン牧師がこの地に「津和野カトリック教会」を建てた。
窓はステンドグラス、床に畳というなんとも珍しい佇まいに驚く。
併設される「乙女峠資料館」をのぞく。模型とパネル展示。
厳しい弾圧の一端が模型からもうかがえ、重い気持ちになる。
そういえば、不思議な格好で踊る「鷺舞」はここだ。
津和野町日本遺産センターに入ると、お祭りの映像や衣装が見られる。
特産のお茶をご馳走になり、足を休めた。
太鼓谷稲荷神社
自力で登ると、千本鳥居がお出迎え。だが断る!
山頂付近の駐車場に止め、上から鳥居を眺め、楽々参拝をするのだった。
参拝セット(¥200)は、おあげ1枚、マッチ、ろうそくがセット。
実にゆきとどいている。
お狐様の前に置くのかと思っていたが、社殿の中に置き場所があった。
須佐ホルンフェルス
さんざん迷ったけれど、日本地質百選「須佐ホルンフェルス」(畳岩)は
行ってよかった。ここは外しちゃダメ!
萩に行ってる間に雨が抜けた。幸せバブルリングの効果が続いている。
ダイナミックな地層と、青い海、青い空。もう最高!
ここって、「火曜サスペンス劇場」で刑事が追い詰めがちな気がする。
しかし自分、岩の端には近づけない。本能的にゾワっとくる。高所恐怖。
岩がツルツルなので、やばい。雨が降ったらとても降りられないだろう。
降りる時より登る時の方が怖くない。駐車場まで7〜8分歩く距離。
駐車場からホルンフェルスが一望できる場所で、おばあちゃんと多分その娘さんがそちら方向を見ていたので、「遠いからここから見てるんだな」ぐらいに思っていたら、声をかけられる。
「あそこに何か泳いでるの見えます?」
え?
「見えます!イルカです!!しかもたくさんいるじゃありませんか。」
遠いので、写真では無理と判断し、録画開始。
目で見ながら回したので、ゆらゆらしているが、確かに撮れていた。
これはラッキー。シロイルカさんの幸運パワーきたーー!!
ちょっと遠いけど、道の駅キララ多伎がイルカスポットを名乗っており、「春から秋にかけて野生のイルカが遊びに来ます。」とのが記載ある。
同じ日本海側なので、もしかしたらそのグループなのかもしれない。
しまね海洋館アクアスから、「正体不明イルカ」とのレポートが出ていて、
ただのイルカじゃない感がある。ええもん見せてもらいました。
🏨 小室屋旅館 (山口県)
部屋は普通のペンションみたいだけど、コスパは最高。
夕食が、手前にあるお店の個室なのがいい。
フレンチを食べるときに、おしゃれをしなくていいって最高かよ。
パンももちっとカリッと旨し!それ専用の自家製のマーガリンがオレンジの香りがして、これまた美味。すみませんマーガリンの旨さ、舐めてました。
日本酒の利き比べは全て甘口、なかなか飲まない甘口系だけど、良き。
たまねぎ抜きにも丁寧に対応していただけて、近年の私的ランキング高く、
☆☆☆☆☆をつけちゃう。
シロイルカ様のパワーが続いた3日目でした。
2023/05/15 月 秋吉台とサファリ
今日は移動が長い日。秋吉台とサファリを見たら、約4時間かけて三瓶山(島根)まで戻るのだ。
特別天然記念物 秋芳洞
カルストロード経由、秋吉台は広いったら広いったら。そこにポツポツと白い岩が見える。漫画「蟲師」の探幽さんが住んでいる場所だ。
どこから入ろう?と事前に調べ、エレベーターのあるど真ん中から入ることに決定。秋芳洞エレベーター 駐車場(無料)を利用。ゆっくり降下中にパタタッとエレベーター上部に水がかかる音がして、スリル満点。
秋芳洞、中がめっちゃ広い。地下都市が作れそうなほど広い。
ただ、歴史がありすぎて、照明が古い・・・てか、蛍光灯で照らしてるよ。工夫がないのが残念なのだった。むう。
秋吉台展望台はおしゃれな作り。トゥクトゥクやコムスを貸し出してた。
Wifiをお借りして、次の北海道旅行のフェリー予約もここでしちゃった。
秋吉台自然動物公園サファリランド
この日はめちゃくちゃ暑くて、歩きの観光は無謀!
そんな時は、案外サファリっていい。なんたって、座ったままで、冷房のきいた車内から動物が見られるんですもの。
まずは象に水をやるところに遭遇。 あっつい日に、ゴボゴボに水を飲ませていた。 ほほう、ホースからこんなにも・・・というシーン。
座ったままなので、じっくり観察しても疲れない。
かんかん照りでも暑くない。繰り返します。サファリ、おすすめです。
🏨 国民宿舎 さんべ荘
サファリワールドから走って走って約4時間。
中国地方最大の湧出量。男女合わせて16種類の露天風呂のある「三瓶温泉」
温泉でちょこっと話した女性は、この温泉が良くて大阪から2回目だそう。源泉掛け流しがドバドバで、贅沢。
まじ源泉はとってもぬるい。色んな温度の浴槽がある。
どれも鉄分たっぷりで、茶色。
夜9時半過ぎると星空タイムで、足元ライトだけになるのが嬉しい。
夜空をググッと見上げながら、ホニャ〜っと入れる至福の温泉なのでした。
2023島根と山口と鳥取の旅③ に続きます。