表明するということ
ロシア政府によるウクライナ侵攻について
いくつかの大学で学長メッセージを発信しています。
(東大、慶應、ICU、関学など)
興味深いのが大学が意思表示をしたということ。
どのような表明でも賛否あり叩かれるため
これまではあまり見られないものでした。
広報の視点で見ると
社会正義の表明は重要になっています。
安い・品質が良いだけでは
他社と差別化がつかないため「企業姿勢」を伝えます。
SDGsにもつながり、モデルのダイバシティーの応援や
人種差別の反対、気候変動への取り組みなど
企業姿勢を込めた広告がトレンドになっています。
特にZ世代は「表明」する企業を信頼し、
逆に、表明しない企業をズルイと思うようです。
そして応援する意味でもその企業から購入したり
ファンになったりします。
そもそも、
大学はさまざまな場面で「表明」の種があり、
例えば一つひとつの研究に「社会を良くしたい」という
思いが込められていたりします。
広報として、おさえておきたいポイントだと思います。
今回の大学の表明・姿勢に「いいな」と思うとともに、
色々なことで応用できるなと感じました。