特色を仕立て直すということ
大学を広報する際、教育の特色を打ち出したりするが
実際のプログラム内容を少し仕立て直すだけで
大きな特色となるのにな、と思うことが多い。
例えば、インターンシップ。
インターンシップは企業体験であるが、
企業との連携を深めることで魅力的なプログラムになる。
企業の “課題を見つける” ことから取り組んだり
企業からの “課題に対して解決策に挑む” 内容にすることで
魅力的になったりする。
本格的に取り組むと、
企業課題を見つけること一つ非常に難しいことであり、
専門のコーディネーターが付いて
課題を見つけるプロセスに時間をかけてもよいと思う。
期間も半年など時間をかけてもよいと思う。
他にも、文系・理系など分野の違う参加者と
チームを組んで挑むことでも興味深くなるし
テーマをSDGsとするだけで取り組み方も広報的な印象も変わる。
ネーミングも「企業実践プログラム」などと変えるだけでそれっぽくなる。
「留学」でも「学生寮」でも「クラブ活動」でも
「高校と大学の連携」でもこのようなことは色々と考えられる。
特色として位置づけられていないけど、
実際に行われている魅力的な取り組みは多かったりする。
埋もれないようにしたいなと思うし、
少し仕立て直すと面白くなるのにな、と思う。