ツ タ エ イ ク vol4 イラストと写真
「ツ タ エ イ ク」とは、写真で伝えていく+自分への勉強(教育)のイクの合わせた言葉みたいなものです。これから定期的に記事を書いて更新していこうと思います。誰かしらに伝わって届けばいいかなという念も込めております。
今回は、この前展示に出品したコラボ作品について書いてみようかと思います。考えといいましょうか、、ツラツラと。自分が思うことを書こうかと思います。
今まで、写真の上にイラストをのせてコラボとした作品は、いくつか見てきました。なんと言いましょうか、どちらかが主役、上にのせる場合が多いと思いますがイラストなんでしょうね。写真撮られる方は、自分の作品の上にのる事を嫌がる方もいると思います。
私はそこに拘りはなく、チームワークとして勝手に捉えて、良いもの作ろうという意識があります。
制作に関わっている仕事をしているので、そうなのかもしれません。
コンセプト的なことは、以下でしたね。
はっきり言ってざっくりです。
大きくテーマというのは持たずに思想とでも言うのでしょうか、そこは共有してました。
1.コロナ禍における状況で、受け手に希望をもたせる
2.今できること。身近にある環境で撮影する(著者は東京なので、関東近郊です)
3.作家のどちらかで目立つことでなく、互いの良さを活かし合う
kyneさんの作品、kawsの過去作品などなど著名なアーティストさんのリファレンスを元に試行錯誤して、案もいくつか互いに出し合いました。結果的にイラストレーターさんの意向として、モチーフの絵がありそれに合わせるように撮影は夏に都内と関東近郊へ足を運び撮影しました。都会的なポップなタッチのイラストなので、廃退的な写真が良いという注文もあったりしたので試行錯誤しながら何枚も撮影しました。50カットぐらいあったかなと思います。
結局、「海」と「花」の写真を使うことになりました。
この2枚は、イラストに合わせて撮ったものでなく個人的に「いいな」と思えた瞬間を撮影したものでした。何か作為的に撮るより、カメラを構えて自分が良いと思って撮るほうがやはり良いのだなと改めて実感しました。
展示にも足を運んだのですが、お陰様でギャラリーの方、来ていただいたお客さんから好評の声をいただき、ひとまずホッとしています。
この作品の良さは、SNSなどで掲載されている写真では、伝わらないので
(こんなご時世ですが)足を運んでいただけると良いと思ってます。
展示開催情報
Rooo Lou × TAKERU MACHIDA Exhibition "A/A"
2020.12.19sat-2021.1.11mon
https://fons.theshop.jp/blog/2020/12/10/105127
個人的にはじめての展示に参加したので、自分の作品がどんな風に感じられてという現在地がわかる?みたいな生の声が聞けてとても勉強になりました。
コラボ作品というのも初めて制作しましたが、月並みですがただ組み合わせるだけでは、成り立たなく互いに良さを引き出すために尊重し合うことが必要だなと思いました。
これすごく大事。
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