【しまね女子ブログ】 山本千栄vol.4
ご縁の国 しまね 運命の人と出会えた話
こんにちは！山本 千栄のしまね女子ブログVol.4です。
今回は私自身の移住後の恋バナを話したいと思います。
まずパートナーとは
出会って３ヶ月半で交際し、その４ヶ月後に結婚しました。
今回は田舎に出会いはあるのか？と言うことや
どうやって私がパートナーとゴールインできたか！？と言う秘話です。
平均年齢６５オーバー？！
島根の限界集落に移住、職業は林業
改めて自己紹介を軽くすると私は約３年前（当時２８歳）京都から島根に移住しました。
松江や出雲ではなく、限界集落と呼ばれる島根の西の端っこに。
移住後は、林業の仕事をしていました。チェーンソーとか使ったり、草刈機とかユンボとか乗ったり。
女性だけど色気も何にもない職をはじめました。
“出会い”とか期待すらしていなかった！
っていうか、友達もいない限界集落と言われる地で出会いなんてないだろう！！！！
移住に至ってはやりたいことや目的があって来たので、”恋愛”・”出会い”なんて求めてなくて恋愛は二の次、三の次でした。
というどころか、友達もいない限界集落と言われる地で出会いなんてないだろう！！！！と
思い込んでいました。
思い込んでいたというか期待すらしていなかったです。
もひとつ言うと、自分と波長の合う人なんて島根で見つかるはずないだろうな〜と。
（林業やってて、どでかい狼犬飼ってて、欲しいものが山とか言ってる変な女だから。笑）
だから、単純に
「結婚相手は県外から呼んでくるしかないなっ♪」と、思ってました。
考えが男っぽい。。笑
けど本当にそう思ってました。
おじさんにはとにかくモテる
幸い（？）お酒が好きで、コミュニケーション能力は割と良い方だったのでモテるといえば、おじさんには大変ウケが良かったです。
地域の草刈りなんて参加した日にはめっちゃ褒められます。
ちょっと若いってだけで女性は大変優遇されます。集会とかいくとチヤホヤされます。
決まって、「うちの倅（せがれ）どうや？」と聞かれます。
と言うのも、移住後、集落の人に聞かれる３大ワードが
・いつ、どこから来た？
・いつまでいるのか？
・嫁（旦那）はいるのか？
二つ目はちょっと笑えるんですが、（いつまでって！！ずっといる予定ですよっ！）
三つ目の情報に関しては爆速で広まります。
なので、そういった半ば冗談、半ば本気（いや、かなり本気？）の親からのお見合いの仮予約みたいなことは度々あるので、、、
まず、田舎に出会いはない。は嘘です。
実際、みんな良い人たちばかりなので（少なくとも私が感じたこと）悪い人はいないです。
悪い人は町の人から敬遠されるし、町の目は不思議と警察より視野が広いので悪いことするとすぐに広がっちゃいます。
なので、移住先で嫁ぐ気のある女性は好感触なはず。
遠距離恋愛はうまくいくのか？
そんな、自慢の息子たちを丁重にお断りし、独り身を貫くのですが
断った理由は、まだやりたいことに夢中だったし、第一に価値観が合わなかったから。
会話が続かないのもそれが大きかったと思います。
具体的に言うと、移住一年目で起業し、大奮起真っ只中で期待と不安もあり、
そういった仕事の話や未来の話をしてもどうも接点が見つからず、”その人”と一緒になるイメージが全く浮かばなかったのです。
まあ、そんな私も県外の方と遠距離恋愛をした時期もありました。
いつか、島根に来てくれて一緒に山で遊んでくれるかなーって人と。
会える頻度が少なくても、想いが一緒なら何年かかっても良いから尊重し合える人ならと、交際をしました。
結論、、、
ダメだった。。。
理由はお互いが一緒になる場所が島根ではなかったことと
狼犬がいることでした。
付き合う前から分かってたことじゃないの？って話なのですが、
人って問題を後回しにしがちで、キチンと将来の話を明確にせずに付き合ったので
段々、お互い考えが変わらずどこに住むのか？私の仕事はいつまで続けるのか？とか
すれ違いが続き、あえなくお別れという形になりました。
狼犬に関しては、、、、
確かにハードルが高い。。。笑
私と付き合うにはまずこの子を受け入れてくれる器と度胸のある人が第一条件だと思いました。笑
きっかけは思いがけないところで
そろそろ本題へ。
どうして理想のパートナーと出会うことができたのか！です。
先に紹介すると今のパートナーの職業は映像クリエーターで、エムスタと言う名前で会社のPR動画など、物を撮るなどの仕事をしています。
気になる方はYoutubeで見てみてください。
出会ったのは2019年の９月頃。
私がとある喫茶店でお手伝いをしていたら、エムスタさんが撮影の仕事でモデルさんと来ていました。
こんな店に撮影とかしにくるんだなあと思いながら
たまたま私がケーキを彼らのいるテーブルに配膳しました。
と、ここまでは普通の光景なんですが
しばらくしてからエムスタさんが私に近づいてきた！！！！！
「トイレはどこですか？」
的なことだろうと思っていたら
・
・
・
・
「ちえさんですよね？」
？！
？！！！！
私「え？！あ、はい、そうです。」
彼「僕、山本って言うんですけど、多分Facebookで繋がってて、、、〇〇くん経由で」
思考が一瞬停止したのですが、
冷静になって考えると。。。
〇〇くんとは私が京都にいた時の友達で、エムスタさんの従兄弟でした。
そういえば、私が島根に移住すると言ったら、〇〇くんが自分の従兄弟（エムスタさん）が
島根にいるから繋がっといたら〜？とFacebookで友達になっていました。
それから一年以上経っていたので私もすっかり忘れていて
思い出すのにかなりのタイムラグがありました。
おおおおお〜あのお方ですか！と彼の正体を理解し、
ひとまずお互い仕事中ということで話は終わりました。
と、初対面はこんな感じでした。
この時に初めてエムスタさんのことを知ったという感じで、当たり前だけど意識もしてなくて
あぁ、出雲にこういう人がいるんだなっていう印象だけでした。
Facebookからリアルな繋がりへ
後日、またエムスタさんが西部の方で仕事があるということで
仕事終わりにご飯を食べにいきましょうという話になり益田市内のご飯やさんへ。
その時に色々お互いのことを話し、2人ともエンターテイメントな人間だから
「なんか面白いことしたいねー！一緒に動画撮ろうよ！！」と盛り上がり、私は今現在やっている林業女子をテーマに撮ってもらう約束をしました。
そこまででもお互い意識することはなかったです。
ただ改めて、エムスタさんを間近でみて男前やな〜って本人を目の前に言いまくってました。笑
それでも男として意識はしてなかったです。（断言！）
来たる撮影日は２０１９年１２月２４日のクリスマスの日（たまたま！）
エムスタさんは出雲から益田まで３時間の距離を車で来てくれて半日撮影しました。
（往復６時間だからほんと大変だっただろうな〜）
恋愛対象内に入った1本の動画
その時の動画がこれ↓
林業女子の動画（山本千栄のnote,Voi1でも紹介してます）
この時の撮影が楽しかったのはもちろんで、自分の人生がひとつの映画になるような感覚で
とにかく完成した時は嬉しかったです。
後にも先にもこんな良い映像は撮れないだろうな。ってくらい。
動画は本当に最高傑作だから見てほしぃぃ！！
顔が意外にもタイプだった
で、この撮影の合間合間になぜか、段々とエムスタさんのことがカッコよく見え、撮影中も
素の自分を出せずにちょっと恥じらう姿が動画内に垣間見えます。
30歳だけど女性は死ぬまで女性なんですよね、きっと。
なんでカッコよく見えたかと言うと、冷静に見て結構顔がタイプだった。笑
結局、顔かよっ！！！て言われそうなんですが、
ここで言う「カッコいい」は私フィルターで見るカッコいいです。
そして撮影後の夜に飲みにいくことに。
そこでも話が弾んで、まあ終始楽しかったんですね。
そこで、、、
さらっと告白みたいなものをされる！？
エムスタさんが会話の合間にさらっと、ほんとさらっと
「気になるって言うか、多分付き合ったら楽しいと思う。仕事の話とかもできるし、一緒に作品作ったりもできるしー。」
とっても返事のしにくい告白？のようなものをされて、
そうやんな〜とフワッと流す私。
なんて返せばいいのか分からなかったのです。
が、そっから私がヒートアップして、
もうエムスタさんのことが気になって気になって・・・！！！！
好きが強くなりすぎて、
ほんとこんな気持ち高校生ぶりなんですけどっ！！
結論、高揚しまくってました。
結局、その日はそのまま解散し、もうお互い意識しまくりですよね。
翌日、電話をし、付き合う？みたいな話をしましたが、そう言う話はやっぱり直接したいよねってことで
年明け出雲大社に行く約束をしました。
山陰電車・車窓から・・・
益田 → 出雲
遥々、電車で益田から出雲まで（スーパーおきで２時間くらい）向かう。
高鳴る胸を踊らせて車窓からの景色を楽しむ。
ちょっと待って、山陰の電車の車窓からの景色最高ですっっ！！！！
これ、乗ったことない方、是非乗って見てください。
２時間あっという間に過ぎちゃいます。
鳥居をくぐってゴールイン！！！！！！
そしてそして、エムスタさんと合流し、出雲大社に向かいます。
生憎の雨だったのですが、私は初めての出雲大社だったのでそれだけで楽しかったですが
なかなか、付き合う話になりません。笑
ソワソワする私とソワソワするエムスタさん。笑
そしてやっと
ぐるっと出雲大社を周って
さあ、出ようかってところで表参道の鳥居をくぐって
「付き合ー・・・いましょか」
と、さりげなーく告白してくれて交際スタートしました！！！！
やったーーーー！！！パチパチ！！
やりたいことに忠実だった
そこから、順調に交際が続き、お互い最後の人になるって思っていたので
もう結婚しようよ？って私から言って、わずか交際４ヶ月で入籍。
コロナ禍ということもあり、式などはしませんでした。
いつかできたらいいな〜！
私が移住してから結婚までに２年。早いか遅いかは分からないけれど
この出会いに関してひとつ感じるのは、妥協しなくて良かったということです。
ただ自分の”好きなこと・やりたいこと”に忠実だったから、自ずと自分と合う人が現れてくれたんだと思います。
パートナーはパートナーの理解者であり、応援者でもある
夢を持っていると、夢をサポートしてくれる人が現れます。
私の場合、それがエムスタさんでした。
彼と一緒になれば、もっと人生が豊かになるだろうなと自然に思えました。
あと、こんなに人を好きになることは今後ないだろうと。
彼と出会うために島根に導かれたのかなとも思いました。
大袈裟だけど本当にそう思いました。
島根に移住して本っっっ当に良かったです。
ご縁の国 島根。
私とエムスタさんを引き合わせてくれてありがとう！！！
移住とまでは行かなくても、ここには不思議なパワーが溢れてるんだと思います。
島根に訪れると、良いことが起こるかもしれないですね。
お わ り
はい！私の人口１０５０人しかいない限界集落に移住したのに
結婚できたお話でした！
最後にその集落、匹見町で撮った夫婦と狼犬の田舎のワンシーンを見て頂けたら幸いです。
ここの風景も素敵なんですよ〜！
あともうひとつ
幸せな知らせが。。。
実は先日、2021年2月16日に、第一子を出産しました！！
人生本当に何が起こるか分からなくて、未知なのですが
可愛い天使にも恵まれて
これから、島根での子育てが楽しみです。
〜〜〜〜〜Profile〜〜〜〜〜〜〜
山本 千栄（ヤマモト チエ）
京都で画家・デザイン業をしていたが2018年に山が欲しくて
子狼を連れて島根に移住。
地域おこし協力隊３年目。山仕事を学ぶ。
豊な森を作るためNPO法人G.I.F.T in natureを設立。
山の暮らしや魅力を日々発信しています。
林業ママになりました⭐︎
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