何を選んだらいいか分からないという人はこれを読んでね。返礼品登録事業者が教える、「送料」から逆算したお得な返礼品の選び方
年末が近づき、今年のふるさと納税も駆け込み期間に突入しました。
返礼品はいつもコレ!
と決まっている方はともかくそうでない方は
「得する商品は何か?」
という観点で商品を眺めていませんか?
しかしふるさと納税サイトは返礼品で溢れ返っておりなかなか決めることができず、焦ってよくわからないものをエイッと購入してしまう方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな方に向け1つの指針として、
こういった観点から返礼品のお得度を測ることができるよ
という記事を書いてみます。
私も返礼品登録事業者としてさとふるなど返礼品サイトに商品を掲載しています。
その立場から昨今の制度改正などを鑑みて
こういったものを買うのが一番お得なのではないか?
という意見をお伝えしたいと思います。
ランキングみたいにして
この商品を買いましょう!という特定的なものではないですが是非参考にしてみて下さい!
結論は、ズバリ…
お得なふるさと納税返礼品、私が考えるお得だと思う商品…。
結論はズバリ「かさばるもの、重量のあるもの」です。
(;´Д`)
これだけ言うときょとんな方が多いと思うので次章から解説しますが
かさばるもの、重量のあるものとはつまり
「送料が高いもの」ということになります。
返礼品の送料は自治体が負担している。
なぜ、送料が高いものを選ぶのがお得かというと約2年前から
返礼品を段ボールに詰めて送る際に掛かる送料は自治体が負担するようになった
という事情があります。
一例として私も、2年前から商品をふるさと納税サイトに出品していますが送料は松江市が負担してくれています。
※松江市は現状、10,000円の寄付額に対して段ボール160サイズ(近隣でも2,500円~)までの送料を負担してくれます。
私が薪販売事業を開始したのは6年前で、その頃から返礼品登録を松江市に相談していましたが当時は
寄付額の30%(10,000円なら3,000円)をお渡ししますので可能な範囲で商品を寄付者に送ってあげてください。送料もそちら持ちです。
というシステムでした。
薪は重量物で送料が高くなるので、送料が事業者負担だと
ごく僅かな薪を段ボールに詰めて送ることになり、これでは返礼品として魅力がないと判断し断念しました。
当時は自治体によって寄付額に対する事業者への分配率差があり、
薪の様な重量物は分配率に恵まれた地域でしか出品できないよな~と歯がゆい思いをしました。
その後、そういった地域格差を是正する施策が打たれ続けて現在に至り、
寄付額に対する返礼品事業者への配分率を統一して送料は自治体が負担するという形態が一般的になりました。
このような背景を知ったうえで
「お得かどうか?」を考えて返礼品を選ぶとすると
商品の量や質だけでなく自治体が負担している「隠れた送料」にも目を向けるべきではないでしょうか??
事業者が寄付額に対してあてがわれる金額は同率(寄付10,000円なら3,000円)
ですが60サイズで送られてくる商品と160サイズで送られてくる商品では送料が1,500円も違います。
なので基本的には大きかったり重かったりして送料が高そうなものを選ぶ方が得といえると思います。
如何でしたでしょうか??
昨今のふるさと納税返礼品のトレンドとして
訳アリ品が多く選ばれているというニュースをよく見かけます。
高級住宅街に激安スーパーがオープンしたり、色々なものが価格高騰している影響からか世間はお得なものを求めているのは間違いない様です。
この商品はお得か否か…判定を下さなけばならない時にこの記事がその一助になれば幸いです。
ここからは批判もあり闇の部分について話すことになるので有料になりますが更に得をする判断基準があります。100円払ってもいいという方は先にお進みください(´◉◞౪◟◉)
たまに、ばぐっている自治体がある。
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