
多様な生き物の中で育つエンドウたち
ども、須山農園のひろきです。
昨日はエンドウの支柱たて、ネット張りをしました。
ここのハウスは昨年キュウリ栽培後、有機肥料・もみ殻をすき込み太陽熱処理をした畑です。
昨年から野菜はすべて栽培期間中無農薬でやると決めたので、このエンドウたちも無農薬栽培でやりきりたいと思います。
無農薬やからって、無鉄砲なことしてるわけではなくてそれなりに栽培できるよう仕込んでる。
1.腐植に富んだ育土
前作のキュウリ栽培の時に保湿&抑草&育土目的で分厚く敷き詰めたもみ殻を肥料とともに浅くすき込み、数回耕運後、畝を立ててしまい太陽熱処理。
↑これは別のハウスの写真やけどこんなイメージ↑
2.適度な草生栽培
写真を見ての通り、ハウスサイドは雑草だらけで、通路には麦マルチ(てまいらず)がしてある。
僕の考えとしては、エンドウだけで栽培しようとするから、エンドウを好む虫・菌だけが増えるわけで
いろんな植物(生産者)があると、いろんな昆虫・菌(消費者)が増えてくる。
もちろん外部と遮断または殺虫・殺菌し、昆虫や菌がそもそもいない空間にすればエンドウができるかもしれない。
ま、それの良い・悪いは置いといて
僕は虫や小動物、菌類の多様な生き様を観察するのが大好きで、
無数の生命体に囲まれながら、関係ないようで実は密接に関係してる状態の中で作物が育つということに、面白さを感じるから前者の手段をとっている。
多様な生き物が共存し作物の健全で多様な生育を支えるというのは
昆虫と植物の世界に留まらず、人間の生活・社会に置き換えても言えることでもあるとも思ってる。
左:変な格好している筆者 右:笑う妻ちほ
こんな感じ、こんな想いをもっていつも野菜を育てております。
今年就農2年目、まずはエンドウたちにはうまく育ってほしいところ!!
楽しみ!!