56.勉強しなさいと言う前に親ができること
先日からしばらく石田先生のvoicyにハマって著書を何冊か読んでいたため、更新頻度が落ちていました。
小4長女、小2息子くん、3歳次女ちゃん3人の子育てママのしままです。
今日も小学生の勉強ネタです。
ご安心ください、勉強時間を減らした話なので。
子供と雑談するにはどうしたらいいの?
石田先生がおっしゃるには、子供との雑談が大切らしいです。
でも、最近お年頃の娘は私とあんまり会話をしてくれません。
それどころか、公文の学習プリントに取り組む時間は、こちらが質問を投げかけても黙ってしまうんです。
きっと答えを間違ったり、怒られるのが嫌だから…
でも、答えてくれないと先に進めない。
せっかちな私はイライラ、オドオドする長女は余計に黙ってしまう、悪循環です。
そこで、石田先生の著書を読んでみようかと思ったんです。
ですが、3歳次女ちゃんと本屋さんに行ったところ、次女ちゃんの機嫌が悪く本を選ぶどころではなかったんです。
そんな時に、利用したのが本の要約サイト。
石田先生の本の紹介はひとつしかなかったので、とりあえずそれをチェック。
こちらのサイトでは、自己肯定感を高める10のワードを紹介していました。
早速実践。
すると、長女に変化が。長女から私に話しかけてくれるようになったんです。
10のワードを使い始めた翌日にはこの効果が出ました。
すっかり、石田先生の虜になった私は、翌日、リベンジ本屋さんへ。
次女ちゃんの機嫌もよく、欲しかった本を購入しました。
国語の文章問題を伸ばしたい、算数の文章問題を伸ばしたい
つまり、長女に足りないのは読解力です。
そこで購入したのがこちらの本です。
本を読ませるしかないと思っていたのですが、忘れていた方法がもう一つありました。
先生のおかげで思い出すことができました。
ネタバレになってしまうのですが、正解は読んであげることです。
本を読む、問題を読む、学校からのプリントを読む、なんでもいいそうです。
一時期、息子くんと次女ちゃんにはしっかりと読み聞かせをしていた時期がありますが、長女はそんなに意識的にはしていなかったんです。
申し訳ないので、今やることにします。
本の中には読解力が伸びる声かけなど、参考になる事例がたくさん載っているので、おすすめです。
おすすめのポイントは、本人に本を読ませなくてもOKということです。
勉強は量よりも質
私は昔、そこそこ真面目に勉強をしていた結果、そこそこの大学に進学することができました。
もちろん、学校のテストの点もそこそこ。
本を読んでわかったことは、私の勉強法は質が悪く、量だけが多かったという事実。
ショックすぎます。
私と同じ勉強法を長女にさせてしまうと、彼女もそこそこの点しか取れないということになってしまいます。
せっかく勉強しているのにもったいないです。
と言うことで、勉強時間を減らして質を上げるに注目することにしました。
公文の学習プリントの量を半分に減らし、徹底的に質をブラッシュアップ!
もちろん時間を短縮することができました。
私としては少し物足りないので、日々の宿題の質をブラッシュアップすることにしました。
具体的に言うと、宿題の丸つけで参加させてもらって、間違えた問題をクイズ形式でもう一度解いてもらいます。
そして、できるだけ問題を読んであげる。
過保護じゃない?と思われるかもしれませんが、その内『1人でできるから、あっちいって』と言うに決まっています。
結果が出るかどうかはわかりませんが、成績やテストの点が落ちることはないでしょう。(たぶん…)
そして、結果が悪かったとしても、宿題の時点であれくらいの理解度だったので、このくらいの成績でもしょうがないと思うことができそうです。
本の中では、子供のタイプ別またレベル別に細かなテクニックが書いてあるので、取り入れやすいところからやってみるのがおすすめです。
どのタイミングで勉強するのか?
長女の金曜日の宿題は自主学習です。
本人に任せておくと、イラストだけで終わっているので、先日、テストで間違えた問題の解き直しをさせてみました。
こんなふうにテストをプリントして、間違った問題を解かせてみたら、なんと長女は理解していなかったんです。
?なぜ?先生は授業中に解説してくれないの?
驚いて、解き方を教科書を使って説明しました。
長女はその問題がわかるようになったのですが…ふと思いました。
この時間をテストの前に持つことができればいい点数が取れるのでは?
テストが終わった後に勉強しても、成績に反映されることはないだろうし、モチベーションにもつながらないだろうし、私の時間は削られるし…メリット少なくないか?
いや、もちろん苦手を残さないって大切なことなんだけど、それにしてもリターンが少なすぎます。
長女にこのことを説明して、テストする日がわかっているなら、その前に勉強してみないかと提案しました。
そして、あらかじめ自主学習のノートに勉強していいので、金曜日は勉強休みませんか?とさらに提案しました。
もちろん、長女の返事はOKでした。
朝から「ここ教えて!」と言う長女
テスト前日に、苦手な問題の解き直しをして、学校に行く前にもう一度確認する長女。
ご飯が終わると「お母さん、もう一回ここ教えて!」と言う長女。
数日前からすると、すっかり別人です。
勉強がそこまで好きではない母からすると、もういいんじゃない…?(と思っていることは秘密です)
テストの結果が出るのは、まだかかりそうですが、本人の変化に満足した私でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本を読んでみて、長女との雑談が増えて、勉強に前向きになる姿を見ることができて、本当に良かったです。
でも、もう一つ嬉しいことがありました。
それは、長女が学校での人間関係の悩みを相談してくれたことです。
長女からすると話しやすい雰囲気ができたのでしょう。
その話を引き出せなかったとしたら、学校が嫌な場所になっていたかもしれません。