続いております。短歌をまとめます。
お久しぶりです。
皆さんお元気でしょうか?
私は何とか元気に過ごしています。
Xにて急に短歌をはじめてから、早いもので3ヶ月が過ぎました!
短歌なのかしら?という疑問が常に私の中に漂っていますが。
私の場合は、写真に絵や言葉を描きたくて、ということが動機だったりします。景色を見て気がついたことや美しかったこと面白かったこと、写真を見て思いついたことを短歌にしています。愛とか恋は言葉にできないので、主に情景を。そもそも短歌への知識が乏しいので、乏しいがゆえに短歌へのハードルが低く自己流に好きなように言葉を綴れているように思います。言葉だけで表現できる歌人の皆さんに感銘を受けながら、私に足りない語彙を写真や絵で補っています。
とりあえず、57577らしい形になったものは、世に出してみよう!という見切り発車。写真も主にスマホで撮影した写真です。言葉も絵もスマホの写真編集テキストで編集しています。絵に至っては、指で描いていて保存を忘れたり言葉を直すたびに一から描き直すという、時代に逆行した苦行のようなアナログ生活を楽しんでいます(笑)
スマホひとつで完結できる、その気軽さが今の私には向いているようです。
先日、桜があまりにも美しかったので久しぶりにカメラを引っ張り出して撮影してみたら、やっぱり楽しかった。
もしかしたら、近々カメラやnoteに戻ってくるかもしれません・・・?
短歌をまとめます。
2023年12月26日からXにて短歌の毎日投稿を続けています。
その中から主に私のお気に入りを載せます。お時間ある方、お付き合いいただけると嬉しいです。
泡のよう 儚く消える ドレスのなの 雲の羽衣 夕空の日に
こちらは完全に絵が先で絵が描きたかった。美しい空でした。
街の中 見向きもされず咲く椿ただひっそりと行く人みてる
誰も椿の花をみていなくて、撮影するのも私くらいで、「今年もキレイに咲いたね私は知ってるよ!」そんな気持ちで撮影しました。
そういえば、先日職場の若い男子と桜の話をしていたのですが、職場の目の前に桜並木があってそれは見事に咲き誇っています。私は今年初めてその桜を見て美しさに感動したのですが、「職場の前の桜満開でキレイだね」と話した所その男子は、「え?桜咲いてますか?」との返答。「えーーーー!咲いてるよ!」と驚いた私。「スマホ見てるからかな。気がつきませんでした」とのこと。何年も通っていても気が付かないこともあるんだな。桜に興味がない人もいるのか。そもそも男子は花に興味がないからか。いや、さすがに気付くだろ、大丈夫か?情緒とか?と色々と衝撃を受け心配になりました。
「キレイだよ。見たほうがいいよ桜」と声をかけときました。
満開だ雨にも負けず咲き誇る 強いぞ桜ありがと桜
桜が咲いた後に今年は土砂降りのような雨が降って、散ってしまうかと心配しましたが持ち堪えてました!
桜降る花びらのなか埋まりたいそんな寝床があったらいいな
ふかふかの桜の花に埋もれて散る花びらを見ながら寝たい
短歌の説明をしようと思ったら、57577で新しい短歌ができてしまうのはもう病ですか?
花散らす雨がざあざあ降っている急かすな季節まだ咲いていて
土砂降りだ せっかく桜 咲いたのに 花の命は 短いけどさ
雨が降り萎れて落ちる椿あり葉は蘇り循環する生
閉じ込めた散らないようにフェンスへと今年も桜いっしょに見たい
私の短歌は、いろんな物を閉じ込めがちです。
のびのびと自由に動く花びらが白い鳥だね羽ばたいている
鳥が好きで鳥の写真や鳥への例えも多いです。
希望なのまだ大丈夫しあわせの桜のランプ春だけに点く
桜がランプのように明るく照らしてくれているようで、桜の下では誰もが皆しあわせになれる、そんな気がしています。
鞠のよう小さき星の集まりが放つ香りがそこらに跳ねてる
直接的に見たままを言葉にすることが多いし、喩えの仕方も〜のよう、〜みたいな、と語彙力がないな、と常々感じてます。勉強ですね。
生々しく首落とされた赤色が地面を染めて滴る椿
普段はポヤポヤとして能天気なのですが、たまに毒を吐いたりおどろおどろしい表現をしたくなります。私は写真も短歌も書くものも一貫性がありません。noteも写真や息子のことや物語などぐちゃぐちゃごちゃ混ぜです。
ある一定の固定した表現を続けた方がいいのだろうとは思うのですが、同じ表現を続けていると何だか自分に嘘をついているようで途中で嫌になって苦しくなります。
どんな物でもどんな自分でも表現したくなります。
ありがたや青の螺髪の仏様みたいな花のムスカリが咲く
普段はこんな日常のクスッと笑えるような、他人からしたらどうでもいいような小さなこと、私にとってはとても大事な大切な面白い気づきを楽しんでいます。
ちょっと頭、長いけど。
食べているどんどん鳥を裸木が 温んできたら新芽になるの
鳥が飛んでいるところを見かけたら、すかさずスマホで撮影してます。
結構な割合で撮影失敗してます。
ぬっと出たオバケのようなふわ雲が笑って見えて私も笑う
ふふふと笑って気が抜けてしまうような雲で癒されました。
あゝ痛い夜に目覚める何かある背中に刺さる子の固いレゴ
息子のモスラのソフビと夜中に目があって驚いたり、ゴジラが頭に刺さったりしています。
シワやシミ白髪になっても大丈夫どうせ最後は骨になるでしょ
誕生日を迎えてひとつ歳を取ったことを嘆いた私への息子の言葉です。ゴジラが骨になる姿に衝撃を受けて発した言葉のようですが、何だか哲学的で思わず笑ってしまいました。
知らないよ此処にもいない何処にいる春の行方を知りませんか?
気温が20度近く上がったと思ったら次の日には大雪だったり、寒暖差が激しい冬でした。春を待ちわびてた。
足跡をたどって行けば着きますか?春の入り口つれて行ってよ
雪が降る埃のように灰色の吸い取っている街灯がほら
沈んでた布団にずっと苦しくて死んだ魚の目で 生きるけど
赤ちゃんの吐息なんだよカスミソウ小さき花が愛おしすぎて
雨や晴れ空と雲とがパッチワーク色んな空でひとつの空です
世界中つながっている空だから、雲でつながっているのかも?なんて考えていました。
一番いいねが多かったのが雪の上に鳥の足跡の短歌でした。
いいねもフォロワー数も伸びませんが、私の頭に浮かぶイメージを形にできることがとても楽しくて、短歌写真が病みつきになっています。純粋に作ることが楽しい!のです。いっしょに共感してもらえたら、やっぱり楽しいがもっと増えます。季節に写真が追いつかなくて連投することもしばしばあり、本当に好き勝手に投稿していて申し訳ないのですが、私が楽しめている間は毎日投稿を続けられそうな気がしています。
お付き合いいただいている方々には、本当に感謝です。
放置している書きかけの記事もたくさんあるのですが、もうしばらくXでの短歌投稿となりそうです。いつかは・・・
桜、楽しめましたか?
こちらはまだキレイに咲いています。
色々なところで花が咲いていて春がきたと小躍りしています。
どうか、皆さんも楽しい日々をお過ごしください。
お付き合いいただき、誠にありがとうございます。