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長期安定投資なコインを分析しNodeや真贋判定アプリやブロックチェーンなどを開発する【寛永通宝の買取価格リスト】

このGitHubのリポジトリーはプログラミングというよりも、コインについての研究場所です。コイン投資とは主に西洋のアンティークコイン、東洋の古銭、現代のモダンコイン、その他に紙幣・江戸時代の藩札、仮想通貨(も外国ではCoinと通称されています)なども含みます。

昨今ではアンティークコイン投資で使うスマホで撮影しコインの真贋を判別するアプリもあります。仮想通貨の口座管理をするノードやトレードをするアプリもあります。仮想通貨は取引所が突然なくなる危険性もありますが、古銭などは大震災などがあっても持ち運びやすく値下がりしづらい安定資産です。

これからもコインのアプリ開発が出来る能力が求められるでしょう。そこで必要なのがプログラミングだけの知識ではなく、専門外だと思われているコインや簿記などというエンドユーザーワーク(顧客の仕事)の知識です。

現在でも特に米国ではアンティークコイン・古銭が売買できるネットオークションがあります

投資のコツは比較とアービトラージとスラブ

エンドユーザーとはIT派遣などで発注する証券会社やソフトウエア開発大手企業などです。そのエンドユーザーにも顧客がいて、その人たちは私たち投資家や消費者です。そのユーザーが求めているのは勝てる知識を簡単に得られる便利さや、複雑ではない操作性などです。

このボタンを押せば仮想通貨投資で勝てるという知識が無い人が求めているような機能は存在しません。知識とは「このフリマは安いのでここで購入し、ネットで知識を得ている顧客が少なく買取価格が高いのであの店舗で売る」などという、市場価格差を見て売買することをアービトラージといい、仮想通貨でも同じ方法が存在します。

従来のコイン投資は趣味という感覚でしたが、西洋のアンティークコイン投資や地金型コインや資源の枯渇などからして、金属投資や歴史なども研究した方が良いです。

また有名企業に数千円の真贋鑑定料を支払った後にスラブという透明ケース入りのコインもありますが、世界では地金価格よりも歴史的なプレミア価格でも偽物を作った方が儲かるので、スラブ入りの当時の銀をリサイクルした銀貨などによるスーパーコピーもあります。

このように磁石に付く、サイズ・重量が同じ、有名店で販売だからと言っても本物とは限りません。なぜ有名店でも真贋判定が難しいのか?というと特に古代ローマの古代コインなども、大昔すぎて歴史的検証が難しいからです。

また明治日本の龍銀貨や米国のダラー硬貨や中国のコインも偽物が多いです。この歴史情報の少なさをAIやビックデータやアプリだけで判断も難しいです。画像だと薬品で古く見せ匂いや成分も分からないので、ネットオークションで購入も難しいところです。信用できる店舗で購入も1つの手段です。

寛永通宝の店頭買取価格(目安)と特徴

寛永通宝は日本人には馴染みやすく、コイン投資の中では分かりやすい初心者向けだと思います。外国投資だと外国株・為替取引のように現地の情報が少ないので危険性も多いです。

種類 価格      特徴
芝銭 数十円~500円 最も多く出回っています。裏面に文字が無いです。
正字背文 数十円~500円 裏面に「文」という文字があります。
水戸銭 100円~500円 裏面に文字が無く分かりづらいです。
下野国足尾銭 100円~500円 裏面に「足」という文字があります。
文銭 500円~1,000円 裏面に「文」という文字があります。
浅草銭 500円~1,000円 裏面に文字が無く分かりづらいです。
小梅銭 500円~1,000円 裏面に「小」という文字があります。
石ノ巻銭 1,000円~1万円 裏面に「仙」という文字があります。
二水永 1,000円~5万円 裏面に文字が無いですが、永が二水に見えます。
松本銭 5,000円~1万円 特に偽物が多いです。裏面に文字が無いです。
島屋文 10万円~30万円 表面の通のマがユで、裏面に「文」があります。

<参照>
小判 数百万円 約300万円で買い約500万円で売れる場合もあります。
大判 数百万円~数千万円 正月だけ発行する縁起物なので少数です。
アンティークコイン 0円~数億円 中世・近代の欧米・英国通貨です。
仮想通貨  0円~千万数百円(BTC) 多くのトークンが0円価値です。
日本刀 数十万円~数億円(国宝など) ただし大半が高くても数百万円どまりです。なぜなら真打ちという銘入りの刀は、作成の手間が物凄くかかったり、職人のこだわりもあり多くないからです。

結局は人生の多くの損得の原因は機械ではなく購入者の注意力

日本刀の刀工で有名な包平の中でも最高峰の、平安時代の太刀という重いはずなのに驚異の技術により、江戸時代な日本刀の平均重量の約1.4㎏ぐらいと軽い 国宝「大包平」は、腐蝕予防な油漬けで完璧に保存していた大名家から戦後に、当時数千万円で東京国立博物館に買い取られましたが、現在の価値で数億円です。

しかし明治に他の諸大名家では正宗などの偽物が判明し、鑑定書があっても昔はルーツが分からない法制度だったので、無銘刀に真打刀の銘を偽刻するなどの偽物が多いです。古銭だと鑑定書さえ付いていないのが多かったので猶更です。そこで日本刀以上の価格の小判を買うというリスクもありますが、少額の寛永通宝などを数多く買うという、分散投資な方法もあります。

古銭もこのように国宝のようにルーツが分かり、手間をかけて保存してきたので「古いからボロボロで歴史を感じる」という知識が無い思い込みとは違う奇麗さで、年代が古く、流通量が8千などと多くない希少価値なものが高値になります。

ただしピカピカで奇麗なアンティークコインを訪問で売りつける詐欺師もいます。しかしスラブにも入れずに、警備員も付けずに営業マンが1人で外出先のカフェなどで持っている時点で怪しいです。これは子供銀行券な玩具な新品の偽物などもあります。このように普段は使わない床の間に飾った家宝の刀と違いコインは、買物で使う流通品が多いので奇麗すぎも怪しいです。

日本刀も入れる袋の拵えは奇麗であり、古銭も裸コインで販売されている「親の遺品で自分では価値が分かりません」という無知を装ってネットで販売している人がいますが、ネットでそれなりな価格で販売している時点で、近所の質屋や古物商に安く買い叩かれない知識があり、知識が無い人が思い込んできた夢なキャッチコピーの安値品が、本物というのは稀だと思います。この間違いをするのがITエンジニアでもいる旧態依然さです。

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