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中年になったらIT系ワーカーは、独立系な起業か受注か正社員のどれが良いのか?

今はWebサイトで誰でも無料で簡単に相談できます

IT系な求人サイトなoffersでは登録すると、悩める個人事業主などのエンジニアやプロジェクトマネージャーなどが、電子メールに質問メールが来て、回答や質問が出来るのですが、なかなか良い質問があったので、回答してみました。

質問


40代からフリーランスエンジニアになるか会社員を続けるかで悩んでいます。

私は40代までシステムエンジニアとして働いていました。
今の会社を辞めて40代からフリーランスエンジニアになるのと、会社員を続けるのは、どちらがよいと思いますか? https://offers.jp/qa/question/UF6sSqzqBQ
#オファーズQA

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質問に対する私の考察

日本は中高年の人口が多いので、多くの人がこの問題に悩んでいると思います。今の日本は昔の年功序列・終身雇用が終わるかもしれない、終わりの始まりの過渡期なので、こういう悩みは多いと思います。

しかしこの選択は「安定=サラリーマンな労働時間や収入などの制限がある」と対局な「制限は無いけど競争相手が大資本で安定な大企業の場合があり仕事がほぼ無い」という問題もあり、答えは1つではないと思いました。

私の回答

会社法により会社員とは株主であり、正社員や非正規などは従業員となります。自営業(フリーランス、下請けや派遣は実質の利益的には従業員かそれ以下も…)と従業員(正社員の他の契約社員・アルバイトはこれに含まれるのか不明)は、どちらが良いかという成功の定番はなく、その時の状況によりけりで、成功するにも運という不確定要素が大きいです。

例えば自営業でも従業員でも、プロジェクトが時代に合わずにヒットしなければアウトです。宣伝力がある大企業でもヒットは少なく、有名な野球選手の打率の3割よりも低いです。

これは自営業なら自分でダメな企画を避ける事も出来ますが、自分1人という個人だと視野が狭くなったり、大企業のようにコアな部分までアクセスできる権限が無い場合もあります。ただし私の経験だと、ITなどのモダン技術に対して対応が遅いので、逆に求めている気がします。

退職金などの保証ですが、雇用先が中小企業になると、出ない所もあります。そもそも退職金というのは、「40年間も、長年勤めてくれてありがとう」という意味なので、退職金をもらうのを前提に選ぶと年功序列な企業を選んでしまいます。またそれなりの大企業でも退職金の金額が少ないです。

自営業でも退職金は自分で貯金のように、中小企業庁関連の基金や、自分が中小企業主として雇用すると、はぐくみ基金などの社会保険料などを節税できる制度があります。

社会保険=厚生年金は雇う側は負担が大きく、雇われる側は老後はお得です。自営業ですと他に国民年金基金や株の投信などで運用のイデコなどもあります。

日本人が外国と違い裕福になれないのは、投資を教えない学校教育などにあります。投資はギャンブルという人もいますが、そうなると株式会社などにおける初期投資の大事さを考えず調べない人が多くなり、日本は社会人になると1日6分しか勉強しないので損をしています。

基金の中には積立金の9割ぐらいまで銀行融資などによりは、低金利で融資が受けられる物もあるので、現在の支払いなどの事業資金が不足した時の、資金ショートも防げます。銀行の使用目的を問われる融資と違い、基金融資なら株などの資金運用も出来る場合もあります。

従業員は税金で、今国会で削減されるかもしれないサラリーマン増税だと言われる給与所得控除(みなし経費)は、実際の経費よりも多めで得という意見が、経費を細かく確定申告する自営業者などから出ています。そして現在インボイスに自営業の声優などが反対しています。

自営業をしたい人は、政経と税務を知り、営業も出来ないと仕事がなくなりますが、うまくいけばサラリーマンの数倍の所得も得られますが、国税庁の統計では年収1千万円以上の所得者が日本全体では数%しかいないや、企業存続率(日本の大半は中小・零細企業)が10年で9割も廃業していてるという成功の難しさです。

ただしサラリーマンの平均年収は約400万円であり、平均値というのは中央値よりも、少数の高額所得者により多めになる場合もある状態です。そして下請けである大工の棟梁が年収300万円なので、自営業も従業員も昔から厳しいです。

結論として「技術だけという専門な仕事だけをやりたい人は安定した学校の研究所・役所・大企業などの従業員で、少し儲けたい人はベンチャー・中小で、大きく儲けたり・自由な生活をしたい人はフリーランス」かもしれません。

ただし安定した組織の人気は日本では高いわりに求人とポストが少なく、儲けるには過剰労働問題がつきまといます。これは事務職の人気が高いわりに、求人や給料が少ないのに似ています。事務職や技術補助職などのオペレーターは、IT化が進むと更に需要が減ると思います。

また不確定要素な長期投資(長い老後保障)ばかりを前提で考えるのではなく、「今何をしたいのか?=その気持ちが成功できるニーズ」であり、その少ないチャンスにエントリーする人も少ないと思えます。

日本は戦後から数十年だけ古今東西で稀な高度経済成長をしてきたので、今までは会社の保障は手厚かったのですが、今は少子高齢化による人口オーナス(ボーナスの逆で負担)で低成長です。

また氷河期世代の雇用の少なさによる年齢層のバランスがおかしくなり、技術も継承分裂などが起きて日本病(デフレ不況)と呼ばれ、更にAIの普及でホワイトワークの9割はIT化できるかもしれなく、銀行などの大企業は大リストラや退職金などは廃止されるかもしれないなどと、未来は更に不透明です。 (編集済み)

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現代も競争社会なので専門知識だけでなく
多くのモダン(最新)知識が必要です

昔から多くの人にありがちですが「自分はIT系だから投資は無関係!」というのは間違いです。なぜなら今は仮想通貨のウォレットやノードなどのアプリや、ブロックチェーンや銀行などの金融システム系のWebサイトの開発もあるからです。

むしろこういう仕事の方が、ニーズは大きく資金もあり、映像系などは少ないと思います。古い技術も公共機関や保険会社などの、ホストコンピュータを昔のプログラミング言語でメンテナンスする仕事も、ニーズがあるランキングを見ると、意外とあります。

結局は個人の好きな仕事によるや、スキルによるや、どのようなステップアップをしたいかによるや、利益が得られるによるや、安定しているかによるという、成功するには単一の成功法則ではなく、多様になります。

現代は頭の中に多くのアンテナを張らないと
利益は得られません

昔は日本は景気が良かったので、或る程度の事をすれば安泰で、今も労働の法律で、刑事罰ぐらいの不祥事を起こさないと懲戒解雇が出来ないというのが日本の状態なので、レイオフなどがしやすい外国と違い低成長しています。

しかしバブル崩壊で氷河期世代を雇わずに、非正規を増やすという方法を大企業でもしてきました。更に国際化とITの普及で現在は、雇用しづらい時代になってきました。ただし自動化できない肉体労働は人手不足です。

今の時代はホリエモン氏も大量情報戦の時代と言っています。そして今までの職人の完璧主義では、在庫が多い余った状態もあるので、情報収集と宣伝こそ最優先となります。

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