PythonでWebサーバーを作り情報を一覧表にし効率良くクライアントPCの管理をする
Webサーバーソフトは少ないコード数で、簡単に作れます。本スクリプトはWindowsでもLinux/Macでも動作します。しかしサーバーと言いながらも、個々の従業員などのクライアントPCで、このWebサーバーを起動すると便利です。
またPythonはインタープリター言語という中身が見れるオープンソースなので、コンパイル言語のようにウイルスに感染するという危険も低いです。昔はVBマクロなどによるウイルスがありましたが、廃止のVBSよりはPythonの方が拡張性があります。
Webサーバーを多く建てると便利
OS名やCPUとメモリーと内蔵ディスクの使用状況も分る
OS名が分ると使えない機能が分かります。CPUとメモリーとディスクの使用状況が分ると、サーバーが落ちる危機が遠隔地からでも分かります。
サーバーなどのプライベートIPも分る
プライベートIPとは会社のLAN内だけで見れる、内線みたいなものです。OS付属の共有な機能よりも、インターネットのホームページを見る感覚で、業務システムの管理も出来て便利です。
OSでも付属機能でこれらは分かりますが、一覧にしているので、楽に分かります。
ディレクトリ構成図で概要を説明こそ分かりやすい
ディレクトリとはフォルダのことで、Windowsのコマンドでもdirで構成書類を一覧できますが、説明までは表示できないので、構成図は付録した方が良いです。
プロジェクト名「server_info」の仕様
server_info/
├── README.md ← 仕様書。本書類(GitHubなど用)。
├── main.py ← この本体書類をダブルクリックで起動可能
├── static/ ← CSSやJSなどもデプロイ
│ └── python_server_net.jpg
│ └── immges/ ← こうしても可能だが、今回は小さいプロジェクトなので省略
└── templates/
├── index.html ← 今回はこの書類だけでページレイアウト
本プロジェクトを動作させるには追加のインストールが必要かもしれません
netifacesのインストールが出来ない場合はコレをする
pip install netifaces
をPowerShellでコマンドすると「error: Microsoft Visual C++ 14.0 or greater is required」と表示されて、インストールが出来ない場合があります。これはMicrosoft Visual C++ 14.0 以上という、「Microsoft Visual C++ Build Tools」の「Windows 10 SDK」と「C++ x64/x86 ビルド ツール」がインストールされていないのが起因です。
まずはこれらをマイクロソフトの公式サイトからインストーラーをダウンロードし、インストールした後にnetifacesのインストールをしましょう。ただしVisual Studioをインストール済みなら、その内部な機能から出来ます。
netifacesを使っていないスクリプトでも、どの道、仕事で求められるようなプロジェクトは高機能ですので、VC++14以上というよりも最新版の情報は知っておいた方が良いです。古く簡単なプログラミングは人手要らずなAIで、簡単に作成できてしまいますからね。