実はそれ、大丈夫です~キャリアコンサルタントの使い方~
市役所職員として働きながら、週末にキャリアコンサルティングを実施している島田正樹(国家資格キャリアコンサルタント)です。
2021年に試験に合格し、本業が休みの週末を中心にボランティアでキャリアコンサルティングに取り組んでいます。
キャリアコンサルティング(個別キャリア相談)のご案内や、私が本来フィー(料金)をいただくべきところをボランティアで取り組んでいる理由などはこちらの記事をご参照ください。
この個別キャリア相談を始めてちょうど1年が経ちました。
モニターとしてご協力をいただいた皆さんの個別キャリア相談を始めたのは昨年2021年7月上旬。そこから多少の波はありましたが、概ね毎週1組のご相談をお聴きして、2022年6月末までの12か月間で60組のご相談をお聴きしました。
専業ではない「週末キャリコン」としては、まあまあの件数でしょうか(もちろん大切なのは件数の多さではありませんが)。
今回は、1年間週末キャリコンに取り組んできて、「へ~、こういうのもいいんですか!?」と言われたりして、まだまだちゃんと伝えられていないな~と感じる「キャリアコンサルタントって、こんな使い方でいいんですか!?」について書いてみます。
第5位 何回も相談していいんですか!?
いいんです。
これは私がボランティアでご相談をお聴きしているからかもしれませんが、「(無料で相談できるのは)1回だけだろう」と思っている相談者がいらっしゃいます。
1回のキャリアコンサルティングでひとまず自らの状況を整理できて、今後の対応方針まで何となくご自身で固められる相談者もいますが、2回、3回とキャリアコンサルティングを重ねてそこまで到達する相談者もいます。
あまり長い間、繰り返しキャリアコンサルティングを続け過ぎて依存関係になってしまうと望ましくありませんが、双方が必要だと思えば、一定期間定期的にお話をお聴きする伴走型も可能です。
第4位 公務員じゃなくてもいいんですか!?
いいんです。
これも私が現役公務員であり週末キャリコンとして取り組んでいるからこそ、そう思い込む相談者がいるようですが、私自身は公務員はもちろん民間の方のご相談も対応しています。
これまでの実績では、全体の4割くらいが民間の方からのご相談だと思います(何となくの感覚)。
もちろん、私自身が公務員だからこそ公務員の相談者にフィットするケースもありますが、職業問わずキャリアコンサルティングに取り組めるよう訓練し、資格を取得しているので問題はありません。
私が公務員だからこそ、初めてお聴きするお仕事の内容や組織の仕組みなどについても臆することなく「そもそも」の問いを提示できるのは、勝手ながら強さと言ってもいいのかもと思っています。
第3位 相談じゃなくてもいいんですか!?
いいんです。
これは第2位と第1位の内容ともかかわってくるところですが、私のキャリアコンサルティングは、必ずしも困りごとを相談する場所として利用する必要はありません。そうするとキャリア「コンサルティング」なのかどうか怪しくなるのですが……。
例えば、これから何か始めたいことがあるひとからその内容をお聴きして、一緒に考える「作戦会議」。他には、じっくり考えたいけれどひとりだと行き詰ってしまう場合は「壁打ち」のお相手もできます。さらには、困りごとや相談ごとがなくても、定期的に振り返りの支援をする「1 on 1」といった使い方も可能です。
第2位 「仕事」のことじゃなくてもいいんですか!?
いいんです。
多くの相談者は、仕事のことで何らかのモヤモヤを抱えています。キャリアについての相談というと、やはり仕事に関連することをイメージするひとが多いのでしょう。それは自然なこと。
でも、「転職後の職場があまりフィットしていない気がする」というご相談が、実はパートナーとのコミュニケーション不足の話だったり、将来の必要なお金の計画の話だったり、仕事とは別のところにポイントがあることは珍しくありません。
それに私たちキャリアコンサルタントが理解している「キャリア」とは、「そのひとが歩んできた人生そのもの」を指します。だから、母親としての子育ての悩みも子どもとしての介護の悩みもキャリアの一部、他者とのコミュニケーションの悩みも自分の老後の心配もキャリアの一部として、ご相談をお聴きすることができるんです。
「これは仕事とは関係ないし、誰に相談したらいいんだろう?」
そう迷ったときは、試しにキャリアコンサルタントに相談してみてください。
第1位 相談内容が決まってなくてもいいんですか!?
いいんです。
多くの相談者は、大体何か悩んでいることがあって、そのことについて相談したいと話してくださいます。「50代以降のキャリアに向けて、今何をしたらいいのか」とか「今の仕事が向いていなくて転職をしようと思っているが、どうやって転職したらいいのか」とか、そんな感じです。
でも、そうではなくて「これにモヤモヤするんですよね」という、ある場面での感情だけをお持ちになる相談者もいます。「何となく昇任で足踏みしている感じがしてモヤモヤするんですよね」とか「今みたいに自分ばかり背負っているのは違う気がするんですよね」とか。
そういう何かにモヤモヤを感じているという状態で、必ずしも「問題」とか「進みたい方向」とか「障害となっているもの」などがハッキリしていなくても、まったく問題ありません。
それを一緒に相談者のお話をお聴きしながら、相談者が自ら気付くように相談者の内側から浮かび上がらせるお手伝いをするのがキャリアコンサルタントの専門性だと、私は考えています。
いかがだったでしょうか?
ここに改めて列挙するとこうなります。
これらが少しでもキャリアコンサルタントに相談するハードルになっていて、それをわずかでも軽くできていたら嬉しいです。
★個別キャリア相談受付中★
「このモヤモヤについて相談したいな~」と思ったら、いつでもご連絡ください。国家資格キャリアコンサルタントとして、モヤモヤ解消のお手伝いをしています。
★ご案内★
2021年2月に初の著書を出させていただきました。
主に若手公務員を対象に「公務員が充実した気持ちでイキイキと働くことが、住民の幸せにつながる」という想いで、「自分の人生のハンドルは自分の手で握ろう」というメッセージを込めて書かせていただきました。
そのあたりのことは、こちらの記事でもお伝えしています。
よろしければお手に取っていただけたら嬉しいです。
また拙著に関連する記事はこちらのマガジンにまとめて掲載していますので、併せてご覧ください。
★連絡先★
原稿の執筆や勉強会の講師、仕事や働き方のお悩み相談(キャリアカウンセリング)等のご相談・ご依頼については、下記のフォームからご連絡ください。
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