英雄を育てる教育
英雄になろうとしても簡単になれるものではなく、歴史上に英雄はいても現実には英雄がいるはずもなく、いつしか英雄というのは空想上のものや、仮想上だけで生きるものだと無意識に確信するようになっていきます。
確信というよりは、
諦めという表現ですね。
1.閉ざされた場所で生きる英雄
英雄に憧れた時期がありました。
英雄になろうと毎日を過ごします。
ところが現実を見ると、とても英雄とは思い難い体験ばかりを蓄積します。
いつしか、英雄は漫画の中、ドラマの中、映画の中、歴史上の中など、現実空間とは隔離された閉ざされた空間の中だけで生きる存在となりました。
それが一人の思い込みではなくて、事実としてそのようになっているのだとしたら、現実空間に生きる人間にとって英雄とは全く意味が無いものになります。
そして多くの人は、
そのような体験をします。
英雄は、現実には生きれないと。
2.現実には英雄は育たない
教育は人間を育てるものです。
英雄は教育で育って欲しいものです。
ところが、誰もが皆んな英雄に育つ教育なのでしたら、この現実には英雄に溢れている訳ですので、現実がこの水準に留まっている筈がありません。
教育は、英雄の輩出に失敗しています。
残念ながら、現実には英雄は育ちません。
3.世界基軸教育
ただ、誰もが皆んな英雄として育ち、やがては英雄として生まれて来る社会へと成熟するのでしたら、その教育は誰もが皆んな望むことでしょう。
勿論、現実的な条件や現象などをあげて、色々と文句を言うことは出来ますが、心の奥底では、そして理想としては、そのような教育が渇望されます。
そのような位置づけの教育。
それは世界基軸教育といえます。
残念ながら人類には、基軸通貨を誕生させることはあっても世界基軸教育を誕生させることに失敗してきました。
しかしもし。
この日本で。
世界基軸教育が誕生していたら。
日本は世界に多大な貢献をしますね。
お読み下さって有り難うございます。