090.植物散歩/元気な熱帯植物
以前に図書館で「熱帯植物図鑑」(誠文堂新光社)を借りて、楽しくページをめくっていて、わりに身近な植物が多いことに気付いた。熱い気候の植物も日本の居心地が良くなっているんだな〜。
で、本日は最高気温は29度の予報が出ていたので、早起きして涼しいうちに散歩に行ってきました。
私がいつも使う公園入り口の正面にアメリカデイゴが植えられています(トップ画像)。これ見ると、いつも「デイゴ〜の花がぁ咲ぁきぃ〜風を呼び、嵐ぃがきぃたぁ〜」と心の中で歌ってしまう。「島唄」で歌われているのは沖縄の県花のデイゴで、別の花なんですが。
初めて見たのは2022年の6月。しばらく公園に行けなくて数日ぶりに行ったらエキゾチックな真っ赤な花が満開で風景がガラリと変わっていてとても驚いた記憶。ブラジル原産だそう。
カタツムリのような、羽根つきの羽根のような、不思議なお花。咲いたら丸ごとどんどん落ちていくので、実がなっているのを見たことがないです。マメ科だそうなので、サヤが付くのかと楽しみにしていたのに、2年間、何も見ていません。
そしてこちらも熱帯植物。世界三大花木と言われるジャカランダ。ノウゼンカズラ科です。…て言うか、いつもは違うところに植えられている中くらいの木を観察してました。
こんな大きな木があったとは!今日散歩してて初めて気付いた。いつもの木も今まで見た中で一番に花が多く咲いているので(去年と一昨年は上の方にちょっぴり)、お花の多さで気づけたのかも。
ヤシやシュロも結構植えられてて、シュロの花もよく見るので、種を飛ばして増殖しているのかも…。そして公園のシュロはいろんな胞子や種を受け止めていて、ちょっと大変そう。
公園にはザクロの木もたくさん植えられてて、花が落ちた後の果実になる部分が残っているのを初めて見た時は、まるで赤いタコさんウインナーで、何の冗談かと思いました。
ネムノキもピンクの可愛い花をたくさん咲かせていました。マメ科ネムノキ属も熱帯だそうです。マメ科の蝶形花冠でなく、長い雄しべがフサのように出ている小さいお花が集まって、あのふわふわの扇筆みたいな形になっている。
タイサンボクも狙っているのと違う木の写真を撮ることができました(熱帯じゃないけど)。枝の奥に咲いているのに、木漏れ日がお花にだけ当たってとてもキレイでした^^ こんなにきれいなのに「タイサンボク」って、なんかオッサンの名前みたい、ってつい思ってしまいます。「マグノリア」はステキな感じなのにね。
そしてまた違う木に私の頭のちょっと上くらいに咲いているのを見つけて、それはそれはいい香りがしました。
年々暑くなって、50年前の気温より確実に上がってると実感します。最高気温が30度って、昔は激アツだったのに、今の夏では涼しい方ですもんね。植生も変わっていくのだろうな〜などと思いながら、昼からビール飲みました。