見出し画像

166.植物散歩/キンモクセイの香り、セイタカアワダチソウ

「キンモクセイの良い香りで秋を感じました」などとキンモクセイの開花情報がSNSに投稿されるのを目にしても、「ウチの近所には全然咲いていないな〜。この辺には植えられてないんだ」とか思ってたのは、引っ越してきてしばらく経った頃。それから2週間ほどして、ご近所で一斉にキンモクセイの花が咲き、こんなに植えられてたんだ!と軽い驚きと甘い香りに包まれたのだった。
キンモクセイって、花が咲いていない時は存在感消してますよねw

ウチのご近所の開花スケジュールは少し遅いみたい。それで今年もSNSの開花情報を見ても、まだ先だな〜と思って忘れていた。で、実家に行って、おさんどんの合間にウォーキングを兼ね、食品スーパーに買い出しに行く道すがら、あちこちでキンモクセイを見つけてその香りを楽しむことができた。

たくさんのお宅の庭木として活躍していた。

丸く刈られたキンモクセイ(2024年10月17日撮影)
自由に伸びていくタイプ(2024年10月17日撮影)
四角く刈られているタイプ(2024年10月18日撮影)

刈り込みなしで自由に伸びているのと、丸または四角く剪定してあるタイプに分かれている。どちらもいい感じで、それぞれのお庭の良さがあり、写真を撮ってキンモクセイのあるお庭画像をコレクションしたかったのだけど、闇バイトの強盗殺人の事件が起きたところだったので、下見に来たと思われてもいけないので数枚撮っただけでやめておいた。

実家から戻った先週、いつもの公園に散歩に出たら近所のキンモクセイはまだ蕾であった。もうそろそろ咲いているころかと、今朝、見に行ってきました。
公園の生垣は、剪定した後伸びてる混合タイプ?

咲いていました(2024年10月29日撮影)

小さな花が葉っぱの間にぎっしり咲いています。

(2024年10月29日撮影)

キンモクセイは雌雄異株(しゆういしゅ)で、花が多くつく雄株のみ園芸種として輸入され、挿し木で増えているそうだ。みんな同じDNAなのかな?だからご近所一斉に花が咲くのかしらん?
キンモクセイの花を漬けたお酒を桂花陳酒というそうです。数十年前にカクテル用に買った覚えがある。

キンモクセイの一つの花はとても小さい。

キンモクセイの花(2022年10月16日撮影)
キンモクセイの花の拡大(2022年10月16日撮影)

今年は実家周辺とご近所のキンモクセイの香りを両方楽しめた。


同じ時期、セイタカアワダチソウのシーズンでもある。私の子どもの頃、空き地には必ず咲いていて、「可愛くないし、図々しいし、キライ!」と思っていたけど、今はそんなに嫌いではない。
黄色いお花、結構可愛く思えてきた。

セイタカアワダチソウ(2024年10月29日撮影)
セイタカアワダチソウの花(2022年10月08日撮影)


1本の茎から枝分かれして咲いているのが、バンザイしているように見えて好きだ。小さな花も可愛く、よく見るとナルホド、キク科だな、と思う。

セイタカアワダチソウ(2024年10月29日撮影)

昔のどこにでも生えて大きくなる傍若無人ぶりは少し控えめになっている気がする。他の植物を排除するための物質が自分にも効いて発芽が抑えられたとか。イジワルが自分の身に帰ってきたのね…。

セイタカアワダチソウ(2024年10月29日撮影)

これはクズの葉っぱの海にセイタカアワダチソウが育っているところ。クズに黄色い花が咲いたようで面白い。一瞬、え!?となる。

クズとセイタカアワダチソウ(2024年10月29日撮影)
クズとセイタカアワダチソウ(2024年10月29日撮影)


昨日数ヶ月ぶりに長袖を着た。やっと植物散歩をしても汗をかかない季節がやってきた。

いいなと思ったら応援しよう!