4)渡航初日③

タバコを吸えないのは最悪で、本当にどこでも吸ってはいけないらしい。
では喫煙者はいないのか?そんなはずはない。

更に確認すると、皆自己責任(警察に見つかっても)で、路上で隠れて吸うのだそう。
にわかには信じられないが、理解はした。

そしてタバコを我慢して待ちを歩いてみた。
片道15分ほどでレビューの良いバーに行けるようで、そこを目指しながら街の様子とナイトマーケットを見ることにした。

ホテルから出るとすぐに急な坂と階段を昇り降りした。
路は汚く、狭い。

ナイトマーケットは靴や服の日用品が多く、どれもどこかで見たデザインや、はっきりとダサい服などだった。
また、バギオは避暑地で、涼しい。
といっても涼しい程度で、半袖短パンで少し肌寒くとも、過ごせるような程度なのだが。
マーケットを見て驚いたことが2つある。
一つは本当に誰もタバコを吸っていない。
禁止と言いつつもマーケットや路の端でみなタバコを吸っているのでは無いかと思っていた。だが、実際にマーケットから路から公園を見て歩いても、誰もタバコを吸っていない。
ショックだ…。どうすればいいのか。。この街を好きになれない予感。

二つはバギオ市民の服装。
長袖を着ている、とは事前情報で知っていたのだが、
20‐25度程度の気温で、パーカーは厚手のもの(秋〜冬服)、更にはダウンまで来ている人を多く見かける。
ダウン、、、、どれだけ防寒適応出来ない身体なのか気になる。
私が着たら絶対に、暑いと感じるように思う。


その後、ルーモスカフェと言うローカルバーに入った。
静かで、何も無いが人はそれなりにいた。
まあ、こんなもんかと思った。
ビールはローカルのサン・ミゲルが90PHPであった(250円程度)。
それを頼んだが、なにか美味くなく、グビグビと飲む気にならない。
グラスと氷を頼んで薄めて流し込んだ。
100PHP払い、お釣りはチップにした。

どうも、この街を気に入れないなーという思いで、
ホテルに帰りようやく眠りについた。
長い一日だったが特に何もしていない。

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