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殻を破る
誰かから見たときの私の印象は、「物静かで真面目な子」だと思う。
自分で言うのもあれだけど、「話しててもあまりおもしろくない人」「特に印象に残らないタイプの人」だと思う。
あくまで客観的な想像ではあるけど、あながち間違いじゃないかなと思っている。
当の本人は、人見知りの塊が人の形を成したんじゃないかっていうくらい人見知りだし、
人から怒られるのは嫌だから、その一心で仕事にも遅れが出ないように取り組んでいる。
ただ、それだけなのに。
大学から、一人暮らしをしたかった。
「一人暮らしをしたいんだったら国公立大学に行け」と言われたため、
猛勉強の末に国立大学に入学できたけど、自分のあまり興味ない分野だった。
大学時代はいっぱい遊んだけど、勉強に関しては全くやる気が出なかった。
就職活動の時には、「自分の学んだ事を活かせる職種に就職してほしい」と言う周りの大人達に従って、就職先を決めた。
周りの大人たちから見たら、「いい子」「従順な子」だと思う。
だけどそこに私の意志はない。
就職してから、これから何十年もこの環境で働かなければならないかと思うとゾッとした。
その環境で働き始め、今年で丸3年経過した。
思えば、大学生~現在まで、かなり無理していると思う。
(逆に、自分の興味もないことに何年も時間を費やして頑張ってるのはすごいと自画自賛しとく)
今現在も、やっぱり怒られたくないから、目の前の仕事に没頭している。
だけど、だけど。
「私の人生これでいいのか」
「もっとやりたいこと、学びたいことがたくさんあったのに」
そう思わない日は今までなかったと思う。
最近、ふとしたきっかけでこのnoteの存在を知った。
いろんな人のいろんな思いに触れて、自分は今までガチガチの固定概念に縛られていたことに気づけた。
「高い学費を払って大学にまで行かせてもらったんだから、学んだ事を活かせる分野にしか就職したらいけない」って思ってたけど、(実際親にも言われた)
そんなことないんだって思えるようになった。
自分の人生は、自分で決めていいんだって、
この仕事を辞めたって死にはしないって、やっとやっとわかった。
「物静かで真面目な子」という印象は、もちろん人見知りのせいもあるけど、私の固定概念によって形作られていた。
それをいきなり思い切り破いて行動できるかと言われたらそうでもないけど、時間をかけて、もっと内面をさらけ出せるようになりたい。
その練習も兼ねて、頻繁に書けるかわからないけど、
このnoteに自分の思いの丈を綴っていこうと思う。