しまころさんの感想文

都内に住む独身アラサー女。 主に読書記録。時々日常。 難しい本は読まないし難しい感想は書けません。

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最近の記事

シルバニア赤ちゃん王国その2

こんにちは。しまころです。 前回に引き続き、シルバニアの赤ちゃんのために作った「つくるんです」のシリーズをご紹介します。 前回↓ https://note.com/shima_koro/n/n2f121b18ffba ベースは「つくるんです」ですが、内装はオリジナルに改装してる部分もあります。 4.カフェ おそらく「つくるんです」で1番人気のもの。 椅子やテーブルのワイヤー部分の難しさもありますが、とにかく見えない部分も棚の上に乗せる細かいパーツが多く時間がかか

    • シルバニアの赤ちゃん王国その1

      お久しぶりです。しまころです。 なかなか読書が後回しになっておりますので、今日は別の趣味のお話を…。 子供の頃大好きだったシルバニアファミリーですが、大人になった今またその可愛さに癒されております。 シルバニアファミリーといっても私は赤ちゃんのみをコレクションしてまして、今はう〜ん20体くらいですかね…正確にはわかりません… シルバニアファミリーのシリーズにはおうちがあるのですが、私は赤ちゃんたちが生活できるサイズのおうちが欲しくてコロナ禍の自粛期間中からコツコツ作り

      • 返事をしたら連れていかれる【ぼぎわんが、来る/澤村伊智】

        こんにちは!しまころです。 最近また角川ホラー文庫にどっぷりはまっております・・・ 前回の澤村伊智さんの作品がとってもおもしろく、色々調べてみたところ 「霊能者比嘉真琴シリーズ」なるものがあるみたいで、今回はその1つを読んでみました。 澤村伊智さんのぼぎわんが、来る(角川ホラー文庫)です。 こちらは第22回日本ホラー小説大賞の大賞作品でもあります。 数冊まとめて購入したのですが、この装丁家は大原由衣さんという方で、 この比嘉真琴シリーズは全てこの方が担当している

        • 島の謎って最高にそそる。【予言の島/澤村伊智】

          こんにちは!しまころです。 最近似たような系統ばっかりで申し訳ないのですが、今回も「島」です。 私、島って好きなんですよね。独自の風習や宗教やルールがあったりする秘境っぽい島の話、大好きなんです。 ってわけで、今回は澤村伊智さんの予言の島(角川ホラー文庫)です。 【超短いあらすじ】雨宮淳は幼馴染たちと瀬戸内海に浮かぶ小さな島「霧久井島」へ向かう。 霧久井島はかつて霊能者・宇津木幽子が訪れ最後の予言を残した場所。 その予言が当たるのか、淳たちは興味本位で向かったが、

          ホラー×どんでん返し×ホロリ【ぬばたまの黒女/阿泉来堂】

          こんばんはーしまころです。 ちょっと本を読みふけっておりまして・・・ 合間ににさくっと読み終わったやつを 大大大大好きな角川ホラー!!!!!!もう中高生の時は買いあさりましたホント。 ちょっとみなさんにお聞きしたいんですけど、角川ホラーって8~10年前くらいから路線変わりましたよね? シリーズものがめちゃくちゃ増えてラノベっぽくなったというか・・・文体も簡単なものが増えて読みやすくなったというか・・・ 理由はなんでしょうね? ミステリーやホラー自体の人気が出てき

          ホラー×どんでん返し×ホロリ【ぬばたまの黒女/阿泉来堂】

          周りが「やめた方がいい」っていう男はやめよう【魔家族/明野照葉】

          こんばんはーしまころです。 昨日はべろべろに酔っぱらって書きかけのまま寝てしまいました。 当然意味不明な文章だったので消しました。 投稿してなくてほんとによかった。 今回は明野照葉さんの魔家族(光文社文庫)です。 明野照葉さんもイヤミスが多くて面白いのでよく読んでます。 【超短いあらすじ】 OLの西原早季は超優秀な上司の佐藤恭平に恋焦がれる。 佐藤恭平は妻を亡くし、幼い娘と暮らしている。 いい感じの関係になり、娘と仲良くなろうと家に遊びに行ったところ、 信

          周りが「やめた方がいい」っていう男はやめよう【魔家族/明野照葉】

          母の秘密、島の秘密。【祝言島/真梨幸子】

          はいっようやくなんとか感想が書けそうなしまころです。 こんにちはー。 今回は真梨幸子さんの祝言島(小学館文庫)です。 私の頭では追いつけなくて2週しました。迷宮すぎる。 2週目はメモ取りながら読みましたが、完全には理解できてない気がします・・・・・・・・・・・・・・ 【超短いあらすじ】2006年に起きた「一二月一日連続殺人事件」で死亡した3人。 取り調べを受けた七鬼紅玉(ナオキルビイ)は失踪し、未解決事件となった。 彼らの共通点は「祝言島」。 大学生・九重皐月

          母の秘密、島の秘密。【祝言島/真梨幸子】

          本は勉強じゃない。

          こんちはー。しまころりんですー。 本が読み終わらないよォ・・・ 読み終わったんだけど理解できなくて2週目突入して、まだ理解できてなくてなーんにも書けない。 「本が好き」というと「えらい」と言われることがある。 なんで? 面白いから読んでるだけだし、漫画やアニメや映画と同じでしょうが。 私は小説をメインで読んでいるからかもだけどさ。漫画やアニメも大好きだし。 赤ちゃんから幼児は絵本→小学校低学年はわかったさんやずっこけ3人組みたいな子供向けの本→で、そのあと子供向

          本は勉強じゃない。

          においがわからなかった頃のお話。

          新型コロナウイルスの症状や後遺症として「においがしない」という話が話題になりましたね。 においがしないという経験を昔したので、それを思い出しながら書いてみようと思います。 (本が読み終わらないので) ちなみに原因はわかってません。 私が小学校2,3年生の時。 社会科見学でごみ処理場に行きました。 みんなでぞろぞろ列になり、ごみ処理場を見学していると 前を歩いていた男の子が後ろを振り返り、私に向かって 「やっぱりごみ処理場ってくせーな」と言いました。 その時私

          においがわからなかった頃のお話。

          私は明るい事しか話さない。

          こんにちは。しまころです。 今日はまた読書が終わらないので、自分語りを失礼して・・・ タイトルの通り、私は明るい事しか話さない。 日常で面白かった事やニュースを収集しながら周りに話している。 それはずっと昔から変わらない。 芸人のボケやモノマネや一発ギャグもやるし、昔からいじられキャラみたいな感じだと思う。(面白いかはおいといて) パリピではないがいわゆる陽キャ(陽キャって言葉あんまりわからないけど)みたいな。とにかく元気で明るいしまころです。 「悩み事なさそう

          私は明るい事しか話さない。

          東京二十三区の裏散歩。【東京二十三区女/長江俊和】

          こんにちは。しまころです。 今回は東京二十三区にまつわるミステリー作品をご紹介。 長江俊和さんの東京二十三区女(幻冬舎文庫)です。 【超短いあらすじ】ライターの原田璃々子が大学時代の先輩の島田仁と共に東京二十三区を巡り、その土地の怪異を取材していく。 今回は板橋区、渋谷区、港区、江東区、品川区が題材となっている。 ホラーであり、ミステリであり、歴史的な要素もあり、民俗学的な要素もある作品。 ドラマ化もされており、書籍では2が出ている。 【しまころの感想】 私自

          東京二十三区の裏散歩。【東京二十三区女/長江俊和】

          中学生って人生で一番悩んでた気がする。【かがみの孤城/辻村深月】

          こんにちは。しまころです。 今回は2018年本屋大賞受賞作!! 少年少女たちの思春期の葛藤を描いた感動作です。 辻村深月さんのかがみの孤城上・下(ポプラ文庫) 【超短いあらすじ】不登校の女子中学生のこころ。 ある日部屋の姿見から光が出ていて通り抜けることができた。 その向こうにはお城があり、こころの他にも6人の中学生男女がおり、「オオカミさま」と呼ばれる狼の仮面を被った少女がいた。 「願いの部屋」の鍵を見つけることができれば何でも1つ願いが叶うという。 7人が

          中学生って人生で一番悩んでた気がする。【かがみの孤城/辻村深月】

          多様性を理解しよう!ってエゴなのかも【正欲/朝井リョウ】

          こんにちは。しまころです。 久しぶりにハードカバーを読みました。 姉から借りた物です。(例の甥っ子たちにより全体的にぼろぼろになってます) 「桐島、部活やめるってよ」でおなじみの 朝井リョウさんの正欲(新潮社)です。 【超短いあらすじ】児童ポルノ所持で逮捕された3人の男(佐々木、矢田部、諸橋)の真実を周辺人物のストーリー中心に描かれています。 「YOUTUBE」「多様性」など昨今の話題と共に、マイノリティの中にある「名前もつかないマイノリティ」を深く掘り下げている

          多様性を理解しよう!ってエゴなのかも【正欲/朝井リョウ】

          あなたは誰かに恨まれていない?【向こう側の、ヨーコ/真梨幸子】

          こんにちは。しまころです。 皆さんは夢を見ますか? 夢って不思議ですよね。小学校の同級生と大学時代の友人が一緒にいたり、記憶にない風景が出てきたり。 今回ご紹介するのは真梨幸子さんの向こう側の、ヨーコ(光文社文庫)です。 【超短いあらすじ】人気恋愛小説家である40代の陽子。 陽子の夢の中に出てくる、途中で違う道に進んで可哀想な人生を送るヨーコ。 の、2通りの視点から構成されています。 異なる二人の人生に徐々に表れる共通点。 そこで巻き起こる殺人事件。ヨーコは本

          あなたは誰かに恨まれていない?【向こう側の、ヨーコ/真梨幸子】

          甥っ子は姪っ子が憎い。

          現在長編小説を読んでいるので今日は甥っ子たちについて書きます。 私の姉には3人の子供がいる。 5歳男、3歳女、0歳男。みんな可愛いし懐いてくれている。 姉も、実家暮らしの私も都内に住んでいる為頻繁に顔を合わせる。 5歳の甥っ子は妹がお腹にいる時から妹を憎んでいる。 心の内はわからないが私には憎んでいるように見える。 確かに甥っ子は両家にとって初孫だった事もあり、産まれた時から全員にべっろべろに可愛がられてきた。 大量のおもちゃを献上され、かまわれ、毎日王様のよう

          甥っ子は姪っ子が憎い。

          「悪魔」という言葉は人類最大の発明だ。【出版禁止 死刑囚の歌/長江俊和】

          こんにちは。しまころです。 今日ご紹介する本は、ネタバレを特に出来ないタイプのやつなので感想は非常に短くなってしまうかと思います。 ただ、めっちゃくっちゃ面白いので是非読んでいただきたいのでご紹介させてください!! 長江俊和さんの出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)です。 この作者さんは禁止シリーズという小説を何冊も出されておりまして、フィクションとは思えないリアルな内容がとにかく面白いのです。 【超短いあらすじ】千葉県柏市で6歳と4歳の姉弟が誘拐され殺された。 犯人

          「悪魔」という言葉は人類最大の発明だ。【出版禁止 死刑囚の歌/長江俊和】