簿記 #11
帳簿に関して
帳簿とは、日々の取引を記録するもの。主要簿と補助簿がある。
主要簿・・・仕訳帳と総勘定元帳の2種類。→必ず作成するもの
補助簿・・・現金出納帳・売上台帳等→必要に応じて作成するもの
仕訳帳
仕訳帳・・・取引の仕訳を記入する帳簿
仕訳帳の横の数字( 1 )は仕訳帳の頁数。
摘要欄は左右に分け左側には借方・右側には貸方の内容を記入。勘定科目には()をつける。勘定科目が片方に複数ある場合には、諸口を使う。摘要欄の最後には取引内容のコメントを記入。そして書く仕訳ごとに線を引き、仕訳を区切る。
元丁は総勘定元帳の各仕訳の該当頁数を記入。
総勘定元帳
総勘定元帳・・・勘定科目ごとに金額を記載する帳簿→仕訳帳に記入した後に、総勘定元帳に記入する(この記入のことを、転記という。)
各勘定科目の左の数字(現金1・仕入18・買掛金9)は総勘定元帳の頁数。仕訳帳の元丁の頁数に対応する。
総勘定元帳の摘要は仕訳に対しての相手勘定科目を記入。現金であれば何に対して現金が発生したのか。今回であれば仕入に現金を使ったので摘要は「仕入」となる。
仕丁には仕訳帳のこの仕訳が書いてある頁数を記入。
摘要欄に記入する際に相手勘定科目は複数ある場合には諸口を記入。(今回であれば、仕入の総勘定元帳)
各勘定科目が発生する方へ転記する。借方に現金が発生すれば借方側に記入。摘要の勘定科目には相手勘定科目が来るので間違えないように。(借方に記入するが、摘要の勘定科目は通常の仕訳では貸方へ記入している勘定科目の為)