ミッション【まるみ師匠の写真を素敵に仕上げよ】
こちらの記事は【まるみ師匠直伝!~「お祝い」のグラフィックをAdobe Fireflyで彩る~身近な活用事例で画像生成AIの利用方法を分かりやすく解説!in Adobe MAX】のサブ的な内容です。
本記事だけでではなくぜひ👇こちらのnote👇にも目を通していただけると嬉しいです!
上記の元画像を元に、まるみ師匠の後ろの主張強めの男性(通行人で単純にタイミングが良くなくて映ってしまった方)を、Photoshopで編集=レタッチしよう!という内容をまとめたのが本記事となります。
Adobe Fireflyの生成塗りつぶし機能について知りたい!という方は楽しめる内容かと思います!
本記事の内容は、はまるみ師匠の了承を得て公開しています。(師匠ありがとうございます🙏)
さて、師匠の写真を素敵に仕上げられるように頑張りますよ~!
ミッション1.
趣味レベルのレタッチで乗り越えろ!
突然ですが私は趣味で写真を撮ります!
あくまで趣味なので、プロのクオリティには至りませんが、自己満足できるレベルで楽しんでいます!
さらに、なんちゃってレタッチみたいなこともできるので(もちろん趣味レベル)まずはAdobe Fireflyの生成塗りつぶし機能を使わないで、自力でどこまでできるか試してみました。
果たしてミッション成功(=うしろの男性の部分を目立たないようにする)することはできるのか……!?
下記で詳しく確認していきましょう。
やはりプロではないので粗しかないというか、やらないよりマシだけどもうちょっとどうにかならないの?と突っ込まれてしまいそうな仕上がりで申し訳ない気持ちです。(だって趣味レベルだし……言い訳すんなー!)
元画像からここまで修正するのにかかった時間は、15分くらいだったと思います。やろうと思えば永遠に出来てしまって確実に沼るので、今回は完璧に仕上げるよりも「サクッとやって自分はどのくらいできるか?」を目安に取り組んだ結果となります。
ミッション1.
趣味レベルのレタッチで乗り越えろ!
➔失敗!
※趣味レベルレタッチの時点では色味の調整はしておりません。
ミッション2.
Adobe Fireflyの生成塗りつぶしで乗り越えろ!
今度はAdobe Fireflyの生成塗りつぶしを利用します!選択範囲を男性の所に限定して、使用プロンプトを変えながらミッション成功(=うしろの男性の部分を目立たないようにする)を目指します!
使用プロンプト「なし」
使用プロンプト「背景となじませる」
使用プロンプト「マスクの男性を消す」
生成結果その⑤まで来て、服装はほぼ真っ黒だし、首から上の特徴も控えめだったので、この状態で下記のプロンプトを入力しました。
使用プロンプト「背景となじませる」(再び)
以上の流れでAdobe Fireflyの生成塗りつぶし機能を利用して修正をしました。かかった時間は10分かからなかったと思います。10分かからずにこれだけの候補を量産してくれるのはありがたい限りですよね!
(もうね、この記事書いている時間の方が圧倒的に長いんだよね!笑)
最後にLightroomで色味などの調整をして完成です!(Lightroomの操作は割愛します)
プロのレタッチする方なら生成塗りつぶし機能は必要ないかもですが、私のような趣味レベルでしかレタッチできない者にとっては使いこなさない手はないな!という所感です。
さて、ここまでやっといていまさらなのですが、師匠の笑顔を邪魔しない程度に背景として目立たなければいいので、生成結果その⑤や生成結果その⑥でも十分いいのかなとも思いました。(おいおい)
ミッション2.
Adobe Fireflyの生成塗りつぶしで乗り越えろ!
➔成功!
まるみ師匠の写真を素敵に仕上げられたのではないかと思います。ファームのXにもポストがあるので確認してみて下さい!(投稿画像右下が今回修正した写真です)
まとめ
今回Adobe Fireflyの生成塗りつぶし機能を利用してのまとめと感想で終わりにしたいと思います。
【まとめ】
・これが商用利用できるってすごいな!
➔単純にめっちゃ個人的なただの感想です(笑)
・生成塗りつぶし機能はプロンプトなし(=ブランク)でも生成できる
➔プロンプトなしでもれなりにパータンがある生成をしてくれたのは驚きでした。今まで触ってきたことのあるAIツールで、ブランクで結果を出せるツールには出会ったことが無かったので。(私が知らないだけでたくさんあるのかもしれませんが……)
ちなみにAdobe Fireflyのテキストから画像生成ではプロンプトが短すぎると以下のようなメッセージが表示されます。
Adobe Fireflyのテキストから画像生成のツールでブランクできるか試しましたが出来ませんでした。(当たり前だ、てかやるな笑)
・プロンプトを変えてもパスを必ず首から下げているのが印象的
➔男性や女性、髪型や身長は変わっても、生成結果その⑤以外の全員がきちんと首からパスをさげています。
・ボケの具合を引き継いで生成してくれているのがありがたい
➔ボケた状態のまま生成結果を出してくれるので違和感なく修正できると感じました。逆にこの後ろの部分を選択して「くっきりと」などのプロンプトを入力したらどうなるんだろう?と思って試してみました。
使用プロンプト「くっきりと」
マフィアは2人組なのでややこしいので、今度はミュージシャンみたいな方をベースに生成をしていきます。
使用プロンプト「はっきり見えるように」
再びミュージシャンみたいな方をベースに、プロンプトを変えて生成します。
使用プロンプト「男性にピントを合わせる」
残念ながら、実力不足で後ろの男性あたりにピントを合わせることが出来ませんでした。(当初の目的と真逆すぎる笑)もうちょっと工夫すればいけそうな気がするんですが、ずっとこれをやってるわけにもいかないので(やっぱAIツールって楽しくて時間が溶ける……)とりあえずここまでってことで!
【感想】
Adobe Fireflyの生成塗りつぶし機能は状況によって取捨選択ができますし、自分が思ってもいない方法で解決できるかもしれない面白さがあるのが、Adobe Firefly=AIの楽しい所だと思います。
AIというと、法整備などがいろいろ追いついていないこともあり疑問に思うことがあったり、日々超進化し続ける技術に驚く毎日に加えて、たまにモラルが欠けた使用方法などが特に目についてしまうこともあったりして、色々目まぐるしいな~と思います。でも、正しく利用すれば便利なことに間違いはないと感じています。
そして、今後はどんな業界でもAIありきで話が進んでいく未来になっていくんだろうな~と思っているので、最新情報はしっかり追い続けたいなという所存です。
そして、Adobe Fireflyをはじめとする様々なAIツールを一度は触ってみて使ってみると、業務ではどうやったら活用できるだろう?とか、遊ぶだけでも十分楽しい!とか色々思うことがあると思います。今後も日々進化するAIツールを我々は向き合っていかないと時代に取り残されてしまうかもですね……(怖)
さらに、これはもうAIツールに限らない話ですが、「それについて知ってるだけ」と「手を動かして実際にやってみる」って全然違うので、これからも楽しそうなことは何でもやってみたいな~と思いました。(いやもう何の感想なのよ、話それすぎ~~~)
本文は以上です!
ここまで読んで頂きありがとうございました🦓!
おまけ
本文中で何度か出てきた「パス」とはこれです!(パスって呼び方で合ってますよね……?)恐らくAdobeMAX参加者全員が首から下げていたのではないかと思います。