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不眠症だった私が、治るきっかけとなった大切な3つの心構え
普通に眠れる日が来るのだろうか。
数か月前の私は、先の見えない不安に押しつぶされていました。
私は小学生の頃から、体の不調を色々抱えてきたのですが、30歳を過ぎて不眠症になりました。
・不妊治療が上手くいかないこと
・治療と仕事との両立が難しい
と不安を抱えていたら、段々と夜眠れなくなってしまったのです。
「眠る」という当たり前の行動が、出来なくなることがこんなに苦しいものだと思いませんでした。
今回はそんな絶望の不眠症を体験した私が、
改善したきっかけとなった3つの心構えについてお話できればと思います。
こんな方におすすめです
✔️夜眠れずに不安を感じている方
✔️睡眠に対して悩んでいる方
1.眠れない自分を責めることを辞める
「明日仕事があるから早く寝ないといけないのに・・・」
「なんで眠れないんだよ・・・」
そんなことを考えながら、布団で横になっていませんか?
私も眠れない日々が続いていた頃は、眠れない自分を責めていました。
結果としてその志向は自分を苦しめて、更に眠れないループに陥っていきました。
ため息ばかりが出て、孤独を感じ、もっと不安が増してくる。
そんな行き場のない悲しさばかりが溜まって、改善する兆しがありませんでした。
そんな私が変わったきっかけは、不眠の原因の1つである自立神経を整える為に通いだした整体の先生の一言でした。
「眠れないことを否定するのではなくて、それを逆手にとってラッキーと思えばいいんだよ。」
「眠れないことをラッキー・・・?」
不眠症になってから、眠れない=悪いと思い込んでいた私。
この発想は思いつきもしませんでした。
「眠れない夜は、読書をしたり、料理をしたり、自分の時間が増えてラッキーと思うことが大切。」
「そして大切なことは、夜眠れないことは誰にでもあること。だから決して自分だけが眠れないと思ったら駄目だよ。」
そう言われると、自然と肩の荷が降りて、私は少しずつ眠れる日が増えていきました。
眠れない日も「あぁ、今日はまだ眠りたくないんだな。もう少し、自分と付き合ってあげよう」と落ち着けるようになりました。
悩みなんてなさそうな人も、毎日元気で明るい人だって、眠れない日はある。
誰だって眠れない夜があるんです。
2.大切なことは頭も心もからっぽにすること
布団から出て、違う行動をすると眠れるようになると聞いたことがあるのではないでしょうか。
眠れなくなった私も必死に実践していました。
・ストレッチやヨガ
・ラジオや音楽を聴く
・テレビを見る
・本を読む
・何か温かいものを飲む
・深呼吸する・・・ 等
これらを実践して眠れることもあれば眠れないこともありました。
必死にやっていた頃は気が付けなかったのですが、実践するときも心がけ1つで、眠りに近づくことができます。
それは早く寝ないと!という考えは一旦辞めて、頭も心もからっぽにすること。
「これをやって早く寝なければ」と考えていると、布団に戻っても結局眠れない事が多いんですよね。
むしろ効かないじゃないか!!と怒りが出てきて、もう何をすれば寝れるの・・・と悲しくなるだけです。
ただただぼーっとすることが大切。
おすすめの1つはテレビを見ること。
私はほんわか系アニメを見ることが多いです。
何も考えずにぼーっと見れる。
ジブリとかディズニーとか、真剣に見なくても、ただつけているだけでほっとするものってありますよね。
眠れない時は、頭も心も一杯一杯になっていると思います。
何も考えないことは難しいですが、自分がぼーっとできることを味方につけて、一度からっぽにすることが大切だと思います。
3.勇気を持って自分の負担を減らしていく
不眠の原因は人によって様々だと思いますが、
その原因の元を少しずつ減らしていくことも大切です。
私は仕事と不妊治療の両立がしんどくなり、
まずは不妊治療を一旦おやすみしました。
しかし不眠は治らないどころかひどくなってしまったので、勇気は入りましたが、仕事も辞めることにしました。
仕事を辞めたらすぐに眠れるようになると期待していましたが、そんな簡単なことではありませんでした。
むしろ仕事を辞めた喪失感で余計不安になることも多々ありました。
ただ、結果として仕事を辞めて数か月経った今、以前のように眠れるようになってきました。
手放して、少し時間が経ってから分かることもあるようです。
もし、手放すことが簡単にできるものはすぐに手放してみるのがおすすめです。ただ仕事などは経済的な理由で、辞めることが厳しい方もいると思います。
私も辞める前も今もお金の心配はつきませんが、今の自分があるのは、あの時勇気を持って仕事を辞めたからかもしれません。
0にしなくても、今まで10頑張っていたことを5くらいに負担を減らしてみるのも、気持ちの負担は変わると思うので、一度自分の負担になっていることを減らせないか、辞めれないかを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
さいごに
この記事を読んで、一人でも眠れる人が増えたら本当に嬉しいです。
今日のあなたが少しでも眠れますように
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