センスは、知識からつくられる。
今回は、会議のファシリテーションシリーズではなく、センスは知識からつくられるよね。のお話。
よく「あの人ってセンス良いよね」という言葉を見たり聴いたりしたことがあると思います。自分自身も使った記憶があります。
これまで、なんとなく漠然とセンスは、先天的なものだと思っていました。でも、水野学さんの書籍(「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義)を拝読して、センスに関する概念がアップデートされました。
水野さん曰く、
「あの人はおしゃれだ」といわれる人は、そもそもファッションについて、豊富な知識を持っている。それをもとに、TPOや体型やいろいろな条件を踏まえて、最適化している。
言われてみれば、確かにそうで。絵も同じ。
20代くらいのとき、時間潰しに友人たちと「見ないで●●(キャラクターや動物)を描こう」みたいな遊びをよくしていました。
例えば、お題が「ドラえもん」だったとして、多くの人はドラえもんを見たことがあると思います。だから、描こうと思えば、描けます。ほら。
・・・・。
詳しい知識が加われば、絵のレベルが上がる。と説得力が増すかなと思って描いてみたのですが笑
画力は置いておいて、髭の長さや口、鈴が細部まで描かれるようになりました。
この考えは、いろいろなことにも転用できると思います。
もちろん、私たちの行っているファシリテーションもそうです。
ファシリテーションもさまざまな知識をいれ、学んだ知識をもとに場数を踏んでいくことで、その場にいる人たちや状況に合わせて最適なファシリテーションができるようになります。
私が言うには、「センスは先天的なものだ」と解釈しているのと、「センスは後天的に磨かれるものだ」と解釈するのでは、行動が大きく変わってきます。
今、私たちはブランディングの領域に関する知識を深めようとしており、そういった意味でも、非常に勇気をもらえる本でした。
最後に、
どうすれば、具体的にセンスは磨かれるのか?
水野さんは、下記の3つのテーマをもとに見ていくと、引っ掛かりができて、知識を蓄えやすいとお話されていました。
よかったらみなさんも読んでみてください!
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