【社員を雇う?雇わない?】創業3年で得た気づき
先日の記事、
【創業3年を振り返って
気づいた2つの大切なこと】
の中で、経営の意思決定における
拠り所となる私なりの二つの
ポイントを挙げました。
一つ目は、理念があるかどうか。
二つ目は、社員を雇うかどうか。
今回は二つ目の社員を雇うかどうか、
について、掘り下げてみたいと思います。
先日の記事にも書きましたが、
現代において社員を雇うことが
正しいとも正しくないとも
私は思いませんが、
雇用しながら利益を出していくことが
非常に難しい時代である、
という見解はお伝えしました。
どこの業界も人材不足という
言葉が囁かれますが、
社員を増やせばさまざまな課題の
解決に繋がるかというと
決してそうではありませんし、
会社の発展に社員を増やすことが
直結するとも限りません。
では、そんな中でもなぜ
社員を雇うのか?
このことについてしっかりと
考えを持っておくことは、
経営におけるさまざまな意思決定の
拠り所として、とても重要になります。
独立してお仕事をされている方や
これから独立を考えている方は
やはりスキルの高い方々だと思いますし、
モチベーションも高い方々だと思います。
これまでのような会社組織に
属することなく、個人で報酬を
得ていく方が、これからもっと
増えると思います。
たとえ独立がまだでも、
既にお客さんと呼べる存在がいたり、
事業という形でなくても何かしら、
誰かに喜んでいただけるものを
持っていて、それを形にするために
事業をされようとしているはずです。
ここで、少し不躾な物言いになりますが…
ぶっちゃけ事業をするなら、
一人のほうが楽です(笑)。
想像に易いことではありますが、
資金も自分の好きなことに使えますし、
なんでも自分のペースでできますし、
総じて、自由だからです(笑)。
『独立して、忙しくなったら
人を雇えばいいか』
”雇用する” ということに対して、
独立するときにはこのように
思われている方が多いと思います。
確かにそうかもしれません。
しかしここで立ち止まって
考えていただきたいのは…
いえ、覚悟していただきたいのは…
人を雇ったら、
その方の人生における計画や、
本人だけでなく家族の生活など、
さまざまなことを請け負う、
ということです。
経営が長く続けば、
良い時もあれば悪い時もあります。
苦しくなったら辞めてもらう、
給料を減らすというのは、
法的にどうとか以前の問題で、
人を雇う経営者の責任として、
あってはならないことだと
あくまで私個人は捉えています。
順調な経営がもちろん理想です。
それでも経営が芳しくないときが
ある可能性も想定した上で、
社員を雇うのか?
雇わないのか?
これを判断しなくてはなりません。
誰かの人生がかかっている以上、
安易に「忙しくなったら雇えばいい」
とは考えられないのです。
冒頭にも書きましたが、
社員を雇うことが正解でも
不正解でもありません。
しかし雇用しながら利益を
出していくことが、
非常に難しい時代だと思います。
ではそれでもなぜ、私は社員を雇い、
尚、増やそうとしているのか?
それは、やりたいことがあるからです。
叶えたい夢があるからです。
経営者の意思決定の助けになる
AIシステムをつくりたい。
これが通称 “S.A.M.S.” ですが、
これをつくるという夢があります。
だから、シクミタスを創業しました。
私一人ではつくれないことも
わかっていました。
だから仲間が必要でした。
だから社員を雇う道を選びました。
この夢がなかったら、
私は社員を雇う道を
選ばなかったかもしれません。
しかし結果的に私は、
仲間ができたことで確実に
夢に近づいていますし、
最初から社員を雇うことを決めておいて
良かったと思っています。
社員を雇うということはそれだけ
責任も伴いますから、だからこそ、
経営上の意思決定の場面においても
それだけ真剣になれる、というのも
あるかもしれません。
社員を雇うということは、
経営の意思決定における拠り所として、
私の大事な軸になっているものです。
経営者の方や、これから起業される方、
ぜひ一度考えてみてくださいね。
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