PowerAutomateDesktopでkintoneにファイル登録
PowerAutomateDesktopで、kintone REST APIを使用して「ファイルをアップロード」の事例です。
動作イメージ
パソコンに保存している所定のファイルをkintoneのアプリに保存する事例です。
ファイルをアップロードする基本フローのため、
・アップロード対象のファイルの保存対象:
・アプリID、及び添付ファイルのフィールドコード
は固定の事例です。目的に応じて、変数等の追加設定が必要です。
前提条件等
kintone REST APIの仕様(ファイルをアップロード)
kintoneの契約がライトコースの場合はkintone REST APIを利用できません。
ファイルをアップロードの仕様は次のとおりで、一時保管領域のファイルをアップロード後、アプリに登録します。
PowerShellのcurlコマンドを利用します
Power Automate Desktopの「Webサービスを呼び出します」アクションで、コンテンツタイプをmultipart/form-data形式とし、kintoneに適した設定方法が不明なため、「PowerShellスクリプトの実行」アクションを利用しています。
Power Automate Desktopのバージョンアップ含め、単独で実施できる可能性はありますが、PowerShellのcurlコマンドを利用するとシンプルです。
kintone REST APIを使用しない方法
kintone REST APIを使用できない場合、設定等が手間ですが次のような方法もあります。
kintone REST APIによる設定の全体像
設定するフローは、次のアクションがあります。
1.変数に「APIトークン」を設定
2.変数に「一時保管領域にファイルをアップロードするURL」を設定
3.変数に「アップロード対象のファイルの保存場所」を設定
4.「PowerShellスクリプトの実行」アクション(FileKeyの取得)
5.変数に「一時保管領域からアップロードするURL」を設定
6.「Webサービスを呼び出します」アクション(ファイル保存)
設定のイメージは次のとおりです。
設定の詳細
各アクションの設定詳細とコードは以下よりご確認ください。
24時間以内であれば、返金申請が可能です。有料の内容が期待と異なる場合等は利用ください。
確認のツールは「Power Automate Desktop」(version 2.46)です。
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