知って、楽しんで、シェアするサイクルをイベントに導入しませんか? ~かおイジクリ~ #warmblue #wb2018 #mazekoze
しくみデザインの香月です。実はしくみデザインの人としてこのブログを書くのは初めてだったりします。6月にしくみデザインにジョインして10ヶ月。東京からのUターン転職とはいえ、9年ぶりに帰ってきた福岡は大きく様変わりしていて最初は戸惑いもありましたが、ようやく慣れてきたかなぁという感じです。
今日はしくみデザインのインタラクティブサイネージコンテンツ「かおイジクリ」を活用したイベントブースの事例をご紹介します。
毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デー。しくみデザインは一般社団法人Get in touch!の活動に賛同して、世界自閉症啓発デーのアピールにボランティアで協力しています。Get in touch!は創作や表現を通じて共生社会の実現を目指す団体で、代表は女優の東ちづるさんが務めています。
4月2日は日本中、そして世界中で自閉症をはじめとする発達障害に関する理解を深めるためのシンポジウムやアピールイベントが開催されています。東京では東京タワーに特設ステージとテントを設け、自閉症をはじめとした発達障害について理解を深める展示やデモが開催されました。
世界自閉症啓発デーのシンボルカラーは癒やしや希望を表す青。イベント会場も青をモチーフにしたユニフォームや風船、そして展示物でいっぱいになりました。春休み真っ最中の子どもたち、観光で訪れたひとたちを巻き込んで、会場も人でいっぱいに。
しくみデザインは今年は「かおイジクリ」を出展。これはiPadを使って顔に落書きをして、ディスプレイ上で自分の顔にそれをかぶせることができる、しくみデザインの鉄板エンタメサイネージ。
背景画面はキャンペーンカラーの青をテーマに、自閉症のアーティストが描いた東京の風景をあしらいました。この画面をインタラクティブなフォトフレームとしてスマホのカメラで撮って、ソーシャルメディアなどにアップロードしてもらうことで、世界自閉症啓発デーをアピールしようという狙いです。また落書きだけでなく、自閉症アーティストの書いた素敵なキャラクターを肩に乗せることもできるようにしました。
大人、子ども、男性、女性、LGBT、障害を持っている人、健常者など、たくさんの「ちがい」を持っている人たちが自分の顔に落書きをして、いつもの自分とは違う自分に変身。
2色を選んでヘアデザインを考える子どもたち。
お面で変身する子どもたち。
最初は怪訝な顔をしていた子どもたちも、iPadで描いた顔を画面に飛ばして自分の顔にかぶせると笑顔に。保護者の方が「帰るよ~」と声をかけても、ずっと熱中しているお子さんも多かったです。
もちろん子ども以外の方にも楽しんでいただきました。Get in touch!の代表で女優の東ちづるさんが楽しんでくださっている様子はムービーでどうぞ。
啓発とは「みんなに知ってもらうこと」そして「それを広げること」。そこにクリエイティビティを加えて「楽しいをつくること」はしくみデザインが得意としていることです。常設展示はもちろん、展示会やカンファレンスの効果的なアトラクションにお困りの場合はぜひお気軽にお問い合わせください!